中学校におけるICT活用で合科的な色彩が強まっている
山口県中学校情報教育研究大会(柳井大会)が田布施町立田布施中学校で開催された。まず,1年生と3年生の理科,2年生の技術家庭科,そして支援学級の自立活動の授業が公開された。その後,分科会,講演というプログラムであった。
公開授業において,興味深いシーンが見られた。例えば,1年生の理科「光・音・力による現象」では生徒が反射について学習していたが,入射角と反射角を描いた図を見て,「線対称だ--」という声があがった。3年生の理科では「地球と宇宙」の単元の導入場面で古代の遺跡に見られる地動説と天動説の問題が紹介された。社会科の香りがした。
中学校におけるICT活用で合科的な色彩が強まっている。授業のデジタル化,教育の情報化がなせる業であろう。
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