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2016.05.31

日本カリキュラム学会第27回大会において研究発表(於:香川大学)

 7月2,3日と,香川大学を会場にして,第27回日本カリキュラム学会全国大会が催される。私も「学校を基盤としたカリキュラム開発に資する学校長の学びの特徴-3つのケースの比較を通じて-」というタイトルで自由研究発表をおこなう(大阪市立大学の島田先生と共同発表)。今日も,その準備に時間を費やした。その概要は,以下のとおりである。

「本研究の目的は,学校を基盤としたカリキュラム開発において管理的リーダーたる学校長は実践的なリーダーシップも発揮しているという知見をもとに,それを支え促す,彼らの「学び」の特徴を導出することである。具体的には,防災教育やキャリア教育等の教科・領域横断的かつ今日的課題に応じた特色あるカリキュラムを開発している小学校3校の学校長に,その軌跡,そこで彼らが果たした役割,それに必要とされた学びについてインタビュー調査を実施した。彼らの語りの分析を通じて,学校長が,学校を基盤としたカリキュラム開発の成立と充実に向けて問題解決を繰り広げていること,それには学びが必要となる場合があること,そうした学びのスタイルにはいくつかのレパートリーがあることが確認された。」

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