よい授業には合科的な香りがある(和歌山県白浜町立富田中学校)
和歌山県白浜町立富田中学校の教師たちは,「分かる授業の創造」という研究主題の下,授業改善に取り組んでいる。そして,その視点として,単元指導計画の精錬,小集団活動の導入を定めている。本日の授業研究会では,2つの授業(育成学級の数学,1年国語)が公開された後,2年数学の研究授業を全員で見学し,それについての協議を繰り広げた。
1年の国語と2年の数学には,合科的な香りが含まれていた。前者は「だまし絵」に関する文章の読解と活用であり,美術的な要素を生徒は楽しんでいた。また後者では連立2元1次方程式に関するゲームが導入されたが,それが昔の遊びであったことも紹介され,歴史の要素が学習のスパイスとなっていた。よい授業には合科的な香りがあることを再認識した。
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