『学校教育の戦後70年史』(小学館)
本日,『学校教育の戦後70年史』(小学館)が届いた。この書物は,1945年から2015年までの年史と25の重要テーマの軌跡によって,戦後の学校教育の変遷を明らかにしようとするものだ。私も,後者の1つである「情報化と授業改革」を担当させていただいた。A5版サイズの4ページで,施策や実践の動向を描くのは至難の業であった。次のような見出しを設定し,戦後70年の「情報化と授業改革」の接点の代表的存在を呈した。
1.映像メディアの利用と情意の喚起
2.コンピュータの利用と学習の個別化・多様化
3.ネットワークの利用と共同学習の展開
4.タブレット端末の利用と協働学習の実現
まあ,拙稿は別にして,この書籍は,他に類を見ない,戦後教育のエッセンスを把握できる良書であると思う。
The comments to this entry are closed.
Comments