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2016.06.30

教職大学院の講義「校内研修のマネジメント」の最終段階

P1030977P1030986 本日は,連合教職実践研究科の講義「校内研修のマネジメント」の第11回目であった。この講義では,まず,現職教員の院生たちは,校内研修の企画・運営に関わる実践的知識を体系的に獲得する。そして,それらの知識を事例に適用する。さらに,講義で学んだことを所属校等の校内研修に適用し,その改善を図る。講義の第11回目は,講義の最終段階である,所属校等の校内研修の現状分析や次年度の校内研修プランの策定を始めることになる。本日がそのシーンであったが,院生たちの分析結果や交流の様子から,講義内容を活かした分析や語りができていたので,ここまでの学びが充実していたことがうかがえた。

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2016.06.28

上海3日目もたくさん学んだ

P1010236P1010262 上海3日目の午前中は,上海日本人学校(虹橋校)を訪問し,同校で催されている学年研究授業を拝見させていただいた。大規模校なので,学年団による授業研究を主柱として授業研究会が企画・運営されているらしい。授業者は,1年生の子どもたちに,算数的な活動に取り組ませて,求差の考え方を熟させようとしていた。授業者の熱意がよく伝わる研究授業であった。また,それは,子どもたちに,彼らが授業終了後に「今日の授業は時間が過ぎるのが速かった」とコメントを残す,充実した学びをもたらしていた。
 午後からは,上海師範大学を訪問して,同大学のスタッフや院生と研究交流会を催した。これも,たくさんの発表を聞いて,教育の情報化やICT活用に関していろいろ考える,よき機会となった。
 上海3日目もたくさん学んだ。

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上海2日目にいろいろ学んだ

P1010167P1010203 上海2日目の午前中は,昨夜に続いて,華東師範大学を訪問し,「日中情報技術研究交流会」に参加した。小中高学校の情報教育の変革というテーマの下,日中双方から,プレゼンテーションが行われた。日本の代表者は,東北大学の堀田先生である。彼の豊かな経験と知識に基づくプレゼンテーションは,中国の方々に,様々な刺激をもたらしたようだ。様々な質問が出てきた。
 午後からは,上海市世界外国語中学校を訪問し,同校の施設を見学するとともに,上海市や同中学校の情報教育の枠組みや実際に関するプレゼンテーションを拝聴し,勉強した。

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2016.06.26

上海1日目

 上海1日目。華東師範大学を訪問した。10年ぶりくらいだろうか。前にも何度もやって来た学術交流センターで,華東師範大学のスタッフと懇親会。中国語,英語,日本語が飛び交う会食となった。

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今日から上海

 現在,関西空港である。これから,上海に向かう。横濱国立大学の野中先生のチームが教育の情報化等に関して,上海の大学と交流する集いをもたれるので,私もそれに参加させてもらうことになった。華東師範大学を10年ぶりに訪れる。学校も複数訪問する。しかし,水曜日には帰国し,同日の夜には天王寺キャンパスで講義をしているという強行軍だ。

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2016.06.25

『学校教育の戦後70年史』(小学館)

 本日,『学校教育の戦後70年史』(小学館)が届いた。この書物は,1945年から2015年までの年史と25の重要テーマの軌跡によって,戦後の学校教育の変遷を明らかにしようとするものだ。私も,後者の1つである「情報化と授業改革」を担当させていただいた。A5版サイズの4ページで,施策や実践の動向を描くのは至難の業であった。次のような見出しを設定し,戦後70年の「情報化と授業改革」の接点の代表的存在を呈した。
 1.映像メディアの利用と情意の喚起
 2.コンピュータの利用と学習の個別化・多様化
 3.ネットワークの利用と共同学習の展開
 4.タブレット端末の利用と協働学習の実現
 まあ,拙稿は別にして,この書籍は,他に類を見ない,戦後教育のエッセンスを把握できる良書であると思う。

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2016.06.24

実践研究を継続・発展させる(日野市立平山小学校)

 3ヶ月ぶりに,日野市立平山小学校を訪問した。同校は,文部科学省の研究開発学校として「生きぬく科」を基軸とする,防災等に関するカリキュラム開発に取り組んできた。また,それ以前から,ICT活用による授業改善の取り組みを重ねてきた。本日,その成果のいったんを公開する研究発表会が催された(ちなみに,11月にも,2月にも,研究発表会が開催される)。
 本日の研究発表会は,「産学官共同プロジェクト」としての成果を公開するものだった。次世代型学びプロジェクトと銘打ち,次の3つのテーマに基づく取り組みが公開された。
1)ICTを活用した「自立・協働・創造」
2)学校と家庭の学びの接続
3)学びの記録を活用した「学び・指導・評価」
 その内容,またそれを具体化した授業は,これまでの平山小学校の実践研究のよいところを継承しつつ,新たな要素をそこに加えようとするものであった。

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2016.06.22

ICT活用に真摯な姿勢で取り組む(大阪市立滝川小学校)

 大阪市北区にある,大阪市立滝川小学校を訪問した。同校は,昨年度後半から,大阪市教育委員会の「学校教育ICT活用事業モデル校」として,ICT活用の実践研究をすたーとさせている。縁あって,その推進に微力ながら,協力させていただくことになった。現状を把握するために,学校を訪れ,たくさんの授業を見学させていただいた。デジタル教科書の利用,書画カメラと大型ディスプレイによるノートやワークシートの拡大提,タブレット端末を利用した協働学習等が日常化されつつある様子が確認された。教師たちが,ICT環境の可能性を受けとめ,その活用に真摯な姿勢で取り組んでいた。

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2016.06.21

情報モラル教育に関して勉強

 本日,都島工業高校で催された,大阪市教育センターの情報モラル教育の教員研修に,私も参加してきた。講師役を果たすわけではない。同センター所属の指導教諭が教職大学院の院生であり,私は,彼女の副指導教員なので,主指導教員とともに,彼女のプレゼンテーションを聞いて,実習指導に役立てるために,現地に赴いた。短い時間で,大阪市の学校の情報モラル教育の現状を上手に発表していた。
 その後,和歌山大学の豊田先生のご講演を拝聴。100分くらいの間に,情報モラル教育の現状と課題,課題を克服するための術について,分かりやすく教えてくださった。たいへん勉強になった。

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2016.06.20

新しいメンバーで,研究を継続・発展させる

P1000974P1010057 丹波市立和田小学校を再度訪ねた。同校の教師たちは,今年度,「学び合いを大切にした効果的なICTの活用~『わだっ子 学びの姿』を活かした授業づくり~」という研究主題を掲げ,実践研究に取り組んでいる。昨年度から,こうしたテーマの取り組みを重ねてきた。
 今年度10月27日に研究発表会を催すが,学校長をはじめ少なからずのスタッフが異動となった。しかし,それでもなお,同校は,新しいメンバーで,研究を継続・発展させている。前年度末に,本年度の研究の枠組みをきちんと構想し,研究が継続・発展するようにデザインしたからであろう。いくつかのクラスの授業を見学したが,学び合い,ICT活用,言語活動の充実等の取り組みが継承されていた。同時に,新しい試みも生まれていた。

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2016.06.19

看護教員の力量形成に関する研究が続く

 本日,日曜日だが,天王寺キャンパスで,1)授業研究を通じた看護教員の成長に関するインタビューデータの分析,2)経験の浅い看護教員の学習ニーズ等に関する文献研究などに従事した。いずれも,科研費による研究プロジェクトである。前者は3年間の研究の中間年,後者は3年間の研究のスタートの年である。しばらく,看護教育にたずさわる教員の力量と成長に関する取り組みが続く。

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2016.06.18

教職大学院の授業研究会

P1030832P1030840 今日は,大阪教育大学大学院連合教職実践研究科のFD活動の一環として,授業研究会が催された。具体的には,「専門職としての教師」を見学し,その内容や方法,カリキュラムについて多面的に協議した。この講義は,共通科目の他の領域の内容を総覧しながら,専門職としての教師像に迫ろうとするものだ。
 私が担当している科目の内容を院生が再度(講義中でもやっているので)振り返りしているのを聞いていたら,私たちの指導が十分じゃないことがよく分かった。反省して,改善を図ろう--。

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小学校におけるキャリア教育の発展(京都市立梅小路小学校)

P1000906P10009211 京都市立梅小路小学校はキャリア教育(京都市では,生き方探究教育)に関する実践研究を重ねている学校である。今年度は,基礎的・汎用的能力の育成を「地域とつながる学習」を視点として展開しようとしている。「地域とつながる」というのは,昨年度までの取り組みを特長を強化しようとして教師たちが導き出した視点である。昨年度までの同校のキャリア教育のカリキュラムもよく練られたものであるが,それをさらに発展させようとする教師たちの姿勢はすばらしい。

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2016.06.16

校内研修の企画・運営の好事例を探す

 本日は,連合教職実践研究科の講義「校内研修のマネジメント」の第9回目であった。この講義では,まず,現職教員の院生たちは,校内研修の企画・運営に関わる実践的知識を体系的に獲得する。そして,この第9回目から,それらの知識を事例に適用する。具体的には,校内研修の企画・運営上の要件を満たした事例を抽出し,その特長を整理する作業に入る。院生たちは,所属等とは異なる学校に,ホームページや書物で接近して,あるいは,実際に訪問した経験を活用して,好事例を収集してきた。ある院生は,なんと,「生きぬく科」の開発やICT活用の実践研究を発展させている,日野市立平山小学校のケースに接近していた。あの好事例をよく見つけてきたものだ。この講義で彼らが成長した証であろう。

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2016.06.15

2つめの名刺が届いて--

 本日,日本教育工学協会(JAET)の事務局から,名刺が届いた。それには,私の肩書きが「副会長 全国大会企画委員長」と記されている。18日にNew Education Expo大阪で企業の方々とコミュニケーションをとる際に必要になろうということで,野中会長と事務局のご配慮で作成していただいたものだ。普段利用している,大阪教育大学教授としての名刺以外を持つことになろうとは--。100枚印刷していただいたのだが,それをなくすくらい,企業の方々に挨拶することになるのだろうか--シャイな私に果たして務まるか--。

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2016.06.14

学校実習の訪問指導が続く

 昨日の三重県総合教育センターに続き,本日は,寝屋川市教育研修センターを訪問した。そこで,我が教職大学院の院生である指導主事の教育の情報化に関する調査等について,本人や上司と相談を重ねた。研究のねらいはかなり大きい(広い)ので,まずは前期の終わりまでにできる現実的な活動を見出し,そしてそれを計画的に実行していくアプローチを確認した。
 明日は,午前中は,堺市教育センターに赴く。そして,教育研究評議会をはさんで,夕方には,大阪府教育センターへ向かう。まだまだ,学校実習の訪問指導が続く。

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2016.06.13

教職大学院の学校実習の指導をフィールドでも

P1000778P1000808 今日は,三重県総合教育センターと,松阪の中学校の授業研究会に参加した。これはいずれも,教職大学院の学校実習の指導の一環として取り組んだものだ。前者は,同センターの指導主事である院生の実習の進捗状況や今後の展開に関して,当該センターの管理職等と共通理解した。後者については,センターが校内研修を支援している中学校の授業研究会の様子や院生たちの学校に対するコンサルテーションの模様を見学した。
 中学校では,当然のことながら,私自身も,学校に請われて,研究授業についてのコメントを呈した。教職大学院のスタッフは,フィールド=学校において,こうした「二重」指導場面に遭遇する機会が増えよう。

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2016.06.12

JAETの全国大会に向けて佐賀県教育委員会のスタッフと打ち合わせ

 昨日,日本教育工学協会(JAET)による,第42回全日本教育工学研究協議会全国大会の会場となる佐賀を訪問した。野中会長,高橋常任理事,事務局の渡辺さんと一緒である。佐賀県庁で,大会の企画・運営をともに進める佐賀県教育委員会のスタッフとみっちり打ち合わせをした。さらに,佐賀市文化会館,佐賀青年会館に赴き,研究発表やワークショップ,企業展示などの施設・設備について,その課題を洗い出した。懇親会会場のはがくれにも行った。
 大会開催は,10月14,15日である。あと4ヶ月。まだまだ,いろいろ,考えるべきこと,決めるべきことがたくさん出てくるであろう。

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2016.06.10

実践研究の継続・発展性が確かである小学校(津山市立佐良山小学校)

P1000667P1000677 津山市立佐良山小学校の授業研究会に参加した。同校は,昨年度から,研究主題を「思考力・表現力をのばすための指導法の工夫」と定め,授業改善に教師たちがいそしんでいる。今年度は,研究の重点を「課題の設定・提示の工夫」と「話し合いの工夫」と定めている。本日の研究授業は,3時間目に2年生の生活,そして4時間目は4年生国語であった。いずれの授業も,ここ数年間で教師たちが蓄積してきた,活用型授業のための実践知をモデル化した「佐良山スタイル」を踏まえてデザインされていた。また,上記の今年度の研究の重点がていねいに意識されていた。
 佐良山小学校の実践研究は,その継続・発展性が確かである。私は,それがさらに充実するように,実践研究の中期計画の策定を促した。

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2016.06.09

第42回全日本教育工学研究協議会全国大会(佐賀大会)のホームページが開設された

 先日,日本教育工学協会(JAET)による,第42回全日本教育工学研究協議会全国大会(佐賀大会)のホームページがオープンになった。数ヶ月前から,大会企画委員会を組織化し,研究発表,企業協賛(広告,ワークショップ),情報化認定表彰,ホームページ等々,たくさんの事項を協議してきた。
 この大会は,佐賀県教育委員会と共催の形で催す。現在,佐賀は,日本の教育の情報化のメッカとも言える地域である。佐賀のエネルギーによって,大会は,盛会になるに違いない。ぜひ,参加していただきたい。
 ちなみに,大会企画委員会委員長である私の挨拶も,ホームページに載っている。

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2016.06.08

きちんと習得させる授業を実施する(有田川町立鳥屋城小学校の授業研究会)

 今年度も,和歌山県有田川町立鳥屋城小学校を訪問し,その授業づくりに関してアドバイスを送っている。同校の教師たちは,今年度は,算数科に焦点をあて,子どもたちの主体的な学びを支え,促すべく,ノート指導,家庭学習の充実,授業のめあての明確化,きめ細かな指導などに努力を傾注している。
 公開された第6学年の算数の研究授業は,逆数に関するものであったが,その定義をきちんと説明し,その導き方を段階的に,またティーム・ティーチングでていねいに指導していく,よき習得の授業であった。あとは,習熟の程度に応じた指導を本レベルで,また単元単位でどのように実現していくかについて検討すればよろしかろう。

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2016.06.07

次々と学会発表関係の締め切りが--

 今夕,第27回日本カリキュラム学会の大会実行委員会に,発表要旨のデータを送信し,無事に受理された。しかし,一息つくまもなく,10日には,日本教師教育学会の第26回研究大会の発表申し込み締め切りがやってくるので,そのタイトルや概要をまとめなければならない。そのうち,7月上旬には,日本教育工学会第32回全国大会の発表論文提出締め切りを迎える。そうした締め切りが重なるのは大変であるが,学会発表は研究者にとって「研究授業」のようなものであるから,前向きに取り組まねばなるまい。

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2016.06.06

今日も,高等学校のアクティブ・ラーニングに関する校内研修に協力した

P1000560P10005481 今日も,大阪教育大学の社会貢献の1つである,府立高校教職コンソーシアムとの連携の一環として,同僚の恩知先生と,大阪府立和泉高等学校の校内研修に協力させていただいた。理科の授業を見学し,それを参照しながら,アクティブ・ラーニングの基本的な考え方と実践化についてミニ講演をおこなった。

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2016.06.05

カリキュラム開発における学校長の学びについて吟味

 日曜日の今日も,大学に赴き,7月の日本カリキュラム学会における発表準備に追われた。先日も記事にしたが,そのタイトルは,「学校を基盤としたカリキュラム開発に資する学校長の学びの特徴-3つのケースの比較を通じて-」である。学校を基盤としたカリキュラム開発に取り組む学校における,学校長の問題解決のためのアクションとそれに必要とされる学びについて記述的研究を繰り広げた知見を呈する。本日も,彼らの学びの特徴の解釈について,共同研究者とかなり深く議論した。

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2016.06.04

教職大学院の学校実習のコース別リフレクションミーティング

P1030724P1030734 教職大学院のカリキュラムにおいては,学校実習の単位が10単位を占める。大阪教育大学大学院連合教職実践研究科では,現職教員(学校マネジメントコース,教育実践コーディネートコース)も学修テーマに応じた実務を遂行する形で,実習に従事する。彼らは,学校等の組織が抱える課題の解決に資するアクションを構想し,実行し,評価し,改善する。その最初のパートである「基本学校実習Ⅰ」も中間段階を迎えた。また,2年次の最初に取り組む「発展課題実習Ⅰ」も山場を迎えつつある。
 本日は,教育実践コーディネートコースの関係者(1年次生,2年次生,担当教員)が集い,2~3の部屋に別れて,個々の院生の実習の進捗状況を確認した。それぞれ,自らのここまでの取り組みを省察し,その過程や中間的な成果と課題を自分の言葉で表現してくれた。よくがんばりました。お疲れ様。

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2016.06.03

島根県の新任研究主任の熱意

 島根県教育センターで「小・中学校新任研究主任等研修」が開催された。先週浜田で催されたものと同じ内容を,島根県東部の新任研究主任たちは学んだ。
 先週もそうだったのだが,参加者たちが,研修の休憩時間に,研修内容を題材にしてコミュニケーションを繰り広げている。所属校の校内研修を紹介し合ったり,講義内容の実践可能性を語り合ったりしている。彼らの学び合いは,研修時間中だけにとどまらない。島根県の新任研究主任の熱意は大したものである。

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2016.06.02

教職大学院のスタッフはFDに熱心に取り組む

 本日午後,勤務校(大阪教育大学大学院連合教職実践研究科)の会議に出席した。まず,教務部会で司会役を果たし,次いで,FD委員会に出席した。教職大学院のスタッフはFDに熱心に取り組むことが求められる。我々も,昨年度,授業研究会を重ねた(私も,3回研究授業を実施した)。今年度は,それに加えて,委員長のリーダーシップの下,ワークショップ等も催す。8月18日の午後,学校実習のリフレクションミーティングに関するカンファレンス,授業評価結果を用いた授業改善プランニング等を実施する計画を策定した。私は,後者のファシリテーターとなる予定だ。

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2016.06.01

互いの授業に学び合うコミュニティ(大阪教育大学附属平野小学校)

P1000464P1000465 附属平野小学校を訪問して,いくつかの授業を見学した。いずれの授業も,研究授業ではなかったが,そのデザインがよく練られた授業であった。
 そしてなにより,それらの授業を見学する教師たちが教室をたくさん訪れてきた。その姿は,互いの授業に学ぶ姿勢を体現していた。自分の授業等で忙しいだろうに--。大阪教育大学附属平野小学校の教師たちは,互いの授業に学び合う,専門職たり教師たちにふさわしいコミュニティを築いている。

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