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2016.07.31

教師の力量形成に関する文献購読会

 本日は,「教師の力量形成に関する研究会」(第26回)を催した。これは,春・夏・冬と毎年3回開催している研究会であるが,全員が,教師の力量形成に関わる外国語文献を読んで,その内容をレポートする集いだ。今回,出席者が少なく,たった4名であったが,それゆえに,密な意見交換ができた。
 私は,次の文献の内容を報告した。
Pamela Sammons Ariel Mariah Lindorff Lorena Ortega Alison Kington (2016)Inspiring teaching:learning from exemplary practitioners.Journal of Professional Capital and Community, 1: 2 , 124-144
 「魅力的な教師」と「効果のある教師」や「すぐれた教師」の比較検討がユニークであった。

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2016.07.30

学校実習のリフレクションミーティングにおける発表の練習会

P10401691P1040172 今日は,1週間後に実施される,学校実習の全体リフレクションミーティング(学校実習の成果に関する報告会)の練習会を実施した。1週間後の集いでは,M1はポスター,M2はプレゼンテーションにより,学校実習の目的・過程・成果等を報告する。ゼミでの意見交換とは違い,リフレクションミーティングでは,その内容を初めて耳にするオーディエンスも多い。彼らが実習内容について通じていないことを意識し,分かりやすい発表をしなければならない。本日は,その状況を想定して,いろいろとアドバイスを送り合った。

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2016.07.29

IMETSフォーラム2016にてワークショップを運営

P1150635P1150654 昨日,本日と,港区立三田中学校にて,IMETSフォーラム2016(第43回教育工学研修中央セミナー)が催された。その主題は,「アクティブ・ラーニングを促進するためのICT活用と教育方法の工夫」である。講演や事例発表,ワークショップ等,盛りだくさんの内容だ。私は,「アクティブ・ラーニングを充実させる教材を考えよう」というタイトルのワークショップを企画・運営した。

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2016.07.28

やっぱり夏期研修は実践交流がベター

 尼崎市立塚口小学校の教師たちは,本年度も,「豊かな表現力をもつ子どもの育成」に関する実践研究に着手している。それは,「重点的に指導する活動」と「くり返し指導する活動」という二本柱で進められている。その取り組みの実態を整理するために,7月の研修は,1学期の実践の交流として企画・運営された。具体的には,3ラウンドのポスターセッション形式で,全教員が実践報告を行い,同僚の工夫を互いに吸収することが目指された。2時間半の研修であったが,各教師が実践のアピールを明示したポスターを作成し,それを見学したり,得たものをグループで,また全体で意見交換して,教師たちは,楽しそうに,また互いに刺激しあって,よく学んでいた。やっぱり夏期研修は,実践交流がベターである。

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2016.07.27

授業づくりが熱を帯びる学校(堺市立浜寺小学校)

 堺市立浜寺小学校の校内研修会に参加した。同校は,本年度,研究テーマを「主体的・協働的な学びを創造し,総合的な学力を育む~算数科における問題意識の醸成と,活用・探究をめざす学習展開の工夫~」と定め,授業改善にいそしんでいる。
 校内研修会では,10月22日に開催される研究発表会で公開する授業の構想が語られ,それが「活用」「探究」たり得ているかについて,教師たちが幅広く,また厳しく,意見交換をしていた。私も,アクティブ・ラーニングとカリキュラム・マネジメントの視点から,活用と探究の異同について語った。
 休憩中も,そして研修会終了後も,教師たちが,「活用」「探究」に関して意見をたたかわせていた姿が印象的であった。浜寺小学校は,授業づくりが熱を帯びる学校である。

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2016.07.26

「大阪市学校教育ICT活用事業」モデル校(大阪市立滝川小学校)

P1150603P1150606 大阪市立滝川小学校を訪問した。この学校は,「大阪市学校教育ICT活用事業」モデル校である。220人の児童に対して,160台のタブレット端末が配備されている。
 こうした環境を授業に活かそうと,教師たちは,校内研修を重ねている。私も,「授業におけるICTの効果的な活用」についてミニ講義を提供した。同校の教師たちは,それを踏まえて,「複線化(多様化)」「協働学習」「ICT支援員」の3つのキーワードを活かした授業について構想する,授業づくりワークショップを進めた。その成果のいったんは,10月28日(金)の授業公開において披露されるであろう。

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2016.07.25

臨場感,緊張感に満ちた研修講座(三重県教育委員会の授業研究担当者育成研修)

P1150595P1150597 三重県教育委員会は6年前から,年間5回におよぶ連続研修講座である,「授業研究担当者育成」研修を企画運営している。本日は,本年度の第2回目の研修会であった。県内の17校で校内研修を企画・運営しているミドルリーダーたちが集い,所属校の校内研修の進捗状況について交流した。また,模擬授業研究会を体験して,2学期以降の授業研究会におけるコーディネーションの充実を図っていた。当該,模擬授業研究会では,ある学校の事例をもとに,当該学校における研究授業の指導者役と子ども役を指導主事が果たす。研修講座受講者は,それを見学する同僚となって,研究授業における気づきを付箋紙に記す。模擬研究授業終了後,私が,当該学校の仮想研究主任として,協議会の司会進行役を果たす。模擬協議会終了後,講座受講者は,私のコーディネーションを事例として,その特徴と課題を参考にして,協議会における自身のコーディネーションを省察し,その改善策を練る。
 指導主事も講師もまさに体をはって講座受講者の学びを促す,この研修講座は,臨場感,緊張感に満ちている。

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2016.07.24

JAETの全国大会で研究発表を(10月15日)

 日本教育工学協会(JAET)による,第42回全日本教育工学研究協議会全国大会が,10月14,15日に佐賀で催される。その研究発表(15日)の申し込みがすでにスタートしている。そのテーマは,以下のとおりである。
A.情報教育(情報活用能力の育成等) 
B.情報モラル,情報セキュリティ
C.教科指導におけるICT活用
D.メディア教育,メディア・リテラシー
E.特別支援教育
F.教育・学習用ソフトウェア開発・評価
G.教員研修,教員養成
H.校務の情報化
I.ICT支援員及びサポート体制の構築・運営
J.その他
 教育工学の実践研究を交流する機会としては,もっとも大きな規模の大会である。発表すれば,当該研究について,多くの方からコメントをもらえる。貴重な機会である。発表申し込み締め切りは,1週間後の7月31日である。協会の副会長,とりわけ全国大会担当副会長として,皆さまのご発表をお待ちしております。

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2016.07.22

「先導的な教育体制構築事業」の新たな学びワーキンググループと効果検証ワーキンググループの合同会議

 文部科学省で催された「先導的な教育体制構築事業」に関する会議に出席した。この事業,本年度が最終年度である。本日の会議では,ここまでの事業の進捗状況や今年度のスケジュール等について共通理解するとともに,ICTによる新たな学びを新学習指導要領が期待する学びとどのように関係づけるか,それをどのように具体化するかについて,さらに,3年間の知見をどのような枠組みや表現で報告書として示すか等を協議した。私は,この事業による新たな学び,その事例をカリキュラム・マネジメントの視座から提案すること等について述べた。

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2016.07.21

今から次年度の校内研修のプランを策定する

P1040120P1040125 本日は,連合教職実践研究科の講義「校内研修のマネジメント」の第13回目であった。この講義では,まず,現職教員の院生たちは,校内研修の企画・運営に関わる実践的知識を体系的に獲得する。そして,それらの知識を事例に適用する。さらに,講義で学んだことを所属校等の校内研修に適用し,その改善を図る。本日は,講義の第14回目である。平成29年度の校内研修のテーマやスケジュールを文書化し,同時にそのエッセンスをポスター化する活動である。数名の院生にそれらの構想を述べさせたが,組織の改革,1年間の山場,それを支える研究推進リーダーの12ヶ月の活動など,ここまでの校内研修の企画・運営に関する学びが活かされたプランになっていた。今から,次年度の校内研修のプランを策定する--決して早すぎることはない。何度も考え直してよいことだから。

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2016.07.20

高等学校における授業研究(大阪府立夕陽丘高等学校)

P1150501P1150522 本日,大阪府立夕陽丘高等学校の校内研修に参加した。あるクラスの授業をすべての教師が見学する,授業研究会である。研究授業は,生徒がよりよく考えるための術について工夫したものであった。その可能性と課題に関して,研究授業終了後,12のグループに分かれて,教師たちは,研究授業に関する批評に従事した。また,自身の授業への還元を考察した。担当する教科が違っても,同校の教師たちは,組織的に学べていた。

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2016.07.19

授業づくりを熱心に学び合う教師たち(大阪教育大学附属平野小学校)

P1150457P1150470 本日,教職大学院の実習指導のために,附属平野小学校を訪問した。私が学校長職を離れてから3年以上経つがまだ子どもたちが「前の校長先生だ-」と声をかけてくれるうれしいことである。
 さて,今日は,同校における道徳教育の推進の一環で催されている研究授業を見学した。それを,たくさんの教師たちが見学していた。それぞれの教師は専門的に実践研究を繰り広げる教科・領域を有しているが,そうではない道徳の授業づくりについても熱心に学ぼうとしている姿勢が確かであった。大したものである。

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2016.07.18

休日のような,休日じゃないような--

 先日も投稿したように,昨日と本日は,仕事のために外出しなくてもよかった(テニスのレッスン等には出かけたが)。だから,公式(?)には,休日だ。しかしながら,小テストやレポートの採点にかなりの時間を要した。あるデータの分析にも時間を費やした。休日のような--休日じゃないような--,まあ,こういう日がないと,(仕事上の)負債を返却できないので,助かった。

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2016.07.17

英国のエクセターで催されるWALS2016で口頭発表

 9月3~6日に催される,World Association of Lesson Studies (WALS) International Conference 2016で口頭発表する。会場は,エクセター大学だ。エクセターの小学校を2度訪問したが,その時に,大学の横を通っている(らしい)。だから,今回は,街の様子もある程度分かる。
 先日,実行委員会から,発表プログラム(暫定版)のお知らせが届いた。最終日の最後のセッションである。早く発表を終えたいところであるが,まあ,仕方あるまい。ちなみに,発表タイトルは,以下のとおりである。

Research on the roles of a head teacher for school-based curriculum development in Japanese schools: Based on the theories on curriculum leadership

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2016.07.16

ようやく休日が?

 今日は,日本教育工学会の編集委員会・理事会に参加するために上京した。帰宅すると21時前。しかし,明日,明後日は,特に外出しなければならない仕事はない。ゴールデンウィークの5月5日以来である。
 ようやく休日が--。いやあ,2日間,ゆっくりできるかといえば,そうでもない。次週以降の仕事の準備,遅れている原稿執筆等が気になる。オンラインで院生指導も続く。
 それでも,理事会会場からソウルへ直行なさるH大先生に比べれば,私なんて働いていない方であろう。

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2016.07.15

LS(Lesson Study)大阪で学ぶ

P1040092P10400851 今日は,LS(Lesson Study)大阪という学習会の第4回目であった。今回の発表は,2つ。1つは,看護基礎教育における体験的な学びの導入に関する実践研究の報告であった。もう1つは,堺市の小学校における生活科・総合的な学習の時間の全体計画,その結晶点とも言える第6学年の「人とつながり,未来を見つめて~人との交流を通して自分の行き方を考えよう~」における子どもの変容の報告である。
 いずれの実践研究も,実践者の思いに満ちた取り組みであり,授業づくりについて,いろいろ学べた。次回は,8月19日の午後である。

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2016.07.14

教職大学院の授業公開

1607141 今週は,我が大阪教育大学大学院連合教職実践研究科の授業公開ウィークである。昨日の講義には5人,本日の講義には2人の見学者がいらっしゃった。昨年度もけっこうな数の見学者を迎えた。今年も,まだまだ見学者が増えるに違いなかろう。

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2016.07.13

関西教育ICT展(8月4,5日)

 関西教育ICT展が,8月4,5日に,大阪インテックスを会場にして催される。私も,4日に,セミナールームAで,
「アクティブ・ラーニングの成立と充実に資するICT活用」というタイトルでミニ講演をおこなう。その内容は以下のとおりである。ICT活用とアクティブ・ラーニングの接点について語ろうと思うので,よろしければ,ご参加ください。

「アクティブ・ラーニングは,思考力・判断力・表現力等の高次な学力の伸長を図るために,学習者が,身体的・知的・社会的にアクティブな活動を繰り広げる学習を意味しています。アクティブ・ラーニングには,授業づくりの様々な工夫が求められますが,その成立と充実のために,ICT活用は大きな可能性を有しています。本セミナーでは,その考え方を整理するとともに,その好事例を紹介いたします。」

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2016.07.12

小学校におけるキャリア教育の充実(京都市立梅小路小学校)

P1150416P1150431 京都市立梅小路小学校はキャリア教育(京都市では,生き方探究教育)に関する実践研究を重ねている学校である。今年度は,基礎的・汎用的能力の育成を「地域とつながる学習」を視点として展開しようとしている。また,そのための学びにおいては,協働的な学習を重視している。
 第2学年の生活科「大すき いっぱい わたしたちの まち」の研究授業では,子どもたちが数名のグループを構成して,校区探検で接した11のお店の「ひみつ」を協力して見出そうとしていた。指導者は,そのための視点を示唆したり,話し合いのモデルを提示したりして,それを支えていた。それによって,同校が育成を図っている「かかわる力」の高まりが促されていた。

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2016.07.10

第42回 全日本教育工学研究協議会全国大会 佐賀大会

 第42回全日本教育工学研究協議会全国大会佐賀大会が10月14,15日に催される。15日の午前中には,研究発表の分科会が設定されている。以下のような内容の分科会である。
A.情報教育(情報活用能力の育成等) 
B.情報モラル,情報セキュリティ
C.教科指導におけるICT活用
D.メディア教育,メディア・リテラシー
E.特別支援教育
F.教育・学習用ソフトウェア開発・評価
G.教員研修,教員養成
H.校務の情報化
I.ICT支援員及びサポート体制の構築・運営
J.その他
 既に申し込み受付がスタートしている。協会の副会長,そして大会企画委員会委員長として,多数の研究発表が実施されることを願っている。

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2016.07.09

特急列車の車内が寒い

 この1週間,在来線の特急列車に乗ることが幾度かあった。鳥取に向かうスーパーはくと,白浜行きのくろしお,そして,金沢までのサンダーバードである。いずれの車内も,私にとっては,寒い。上着を着ているが,2時間以上乗っていると,なんだか肩とかが痛くなる--。今日のサンダーバードは,寒さを予想し,上着に加えてストールを着用したが,それでもなお,寒かった。同じ車両では,半袖Tシャツだけ着用という方もいらっしゃるので,私が,寒さに弱いということか--。間違いなく,氷河期だったら,生き残れなかったであろう。

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よい授業にはグループによる学びとクラス全体での学びに往還がある(白浜町立富田中学校)

P10104812P1010482 和歌山県白浜町立富田中学校の教師たちは,「分かる授業の創造」という研究主題の下,授業改善に取り組んでいる。そして,その視点として,単元指導計画の精錬,小集団活動の導入を定めている。本日の授業研究会では,3つの授業(2年社会,1年音楽,3年理科)が公開された後,3年数学の研究授業を全員で見学し,それについての協議を繰り広げた。
 いずれの授業においても,小集団学習が積極的に導入されていた。その中で,それをどのようにクラス全体の学び合いに連続・発展させるかについて,教師たちがチャレンジを繰り広げていた。よい授業にはグループによる学びとクラス全体での学びに往還がある。

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2016.07.07

実践研究の伝統(滋賀大学教育学部附属中学校)

P1150295P1150294 ある仕事のために,滋賀大学教育学部附属中学校を訪れた。この学校を,私は,20歳の時に初めて訪問している。大阪大学人間科学部教育技術学研究室の学部生で,重いビデオカメラをかついで,琵琶湖学習の様子を撮影していた。
 それから何度も何度も,この学校の実践研究にふれてきた。時には,校内研修の講師役も務めた。いつ訪問しても,この学校の教師たちは,その時々の研究テーマに即して,授業改善にいそしみ,それをていねいに文書化し,また学校外の人々に公開している。その実践研究の伝統は,連綿と続いている。そして,発展している。

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2016.07.06

新教科「未来そうぞう」の初めての研究授業(大阪教育大学附属平野小学校)

 大阪教育大学附属平野小学校は,今年度から4年間,文部科学省指定の研究開発学校として,新教科「未来そうぞう」を核とする教育課程を計画し,実施し,評価する。この教科は,今のところ,1)自分自身,2)仲間や人間関係,3)社会や環境を内容構成の柱とする,また,それを通じて,主体的実践力,協働的実践力,創造的実践力を育む,6年間のカリキュラムとして構想されている。
 本日の研究授業では,第6学年の子どもたちが,人生の先輩がライフストーリーを語るコンテンツにふれ,そのエッセンスを自身のそれに取り入れる術について考察していた。同校の教師たちは,これから実践を重ねて,当該教科の年間計画を熟し,平成29年2月10日・11日の研究発表会にて,それを公開する。私も,研究開発学校運営指導委員の一人として,教師たちの取り組みを支援したり,第三者評価したりする。

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2016.07.05

みんなが気持ちを一つにして授業改善に取り組む学校(尼崎市立立花西小学校)

P1150273P1150236 尼崎市立立花西小学校は,今年度も,「学び合い,ひびき合う子ども~書く力を生かして伝え合う授業をめざして~」という研究テーマを設定して,国語科の授業づくりを工夫している。4人の教師たちの授業を見学したが,いずれも,子どもたちの書く力を高めるために,そのステップを明示し,またツール化していた。さらに,そのモデルを拡大提示していた。ここは,教師たちが気持ちを一つにして授業改善に取り組む姿を目にできる学校である。

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2016.07.04

教材を工夫して活用型授業を

P1150192P1150176 鳥取県八頭町立八頭中学校では,今年度,「心が働く学びあいの創造~基礎・基本の定着と活用する力の育成を目指して~」という研究主題が設定され,授業研究等において教師たちが研鑽を積んでいる。授業研究会では,2つの教科の研究授業が並行して実施され,それぞれの授業を題材とする協議を経て,学び合いや振り返りに関して,教師たちが共同的な思考を繰り広げている。
 同校の教師たちは,習得や活用の授業づくりを目指して,教材研究を精錬させていた。例えば,第2学年音楽の授業では,指導者は,生徒に,異なる指揮者によるベートーベンの「運命」の演奏を,音色,速度,強弱等の要素を視点として比較させていた。彼らは,すぐれた教材と豊かに出会い,鑑賞の能力を高めていた。

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2016.07.03

日本カリキュラム学会第27回大会における研究発表を終えた(於:香川大学)

 7月2,3日と,香川大学等を会場にして,第27回日本カリキュラム学会全国大会が催された。2日は,昨日の記事でも述べたが,香川大学教育学部附属高松小学校の授業公開に基づくシンポジウムなどに参加した。
 そして,3日の自由研究発表Ⅱ-1において,「学校を基盤としたカリキュラム開発に資する学校長の学びの特徴-3つのケースの比較を通じて-」というタイトルで,研究発表を行った(大阪市立大学の島田先生と共同で)。やって当たり前であるが,発表練習が功を奏して,時間的,内容的にまずまずの発表になったと思う。また,質疑応答についても,質問なさった方と建設的に議論ができた。

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2016.07.02

研究集団たる教師たちの実践にふれて(香川大学教育学部附属高松小学校)

P10103762P1010426_2 第27回日本カリキュラム学会の公開授業・シンポジウムのために,香川大学教育学部附属高松小学校を訪問した。3つの授業を見学したり,そのカリキュラム開発の経緯を聞いたりした。この学校は,いわゆる研究開発学校として様々なカリキュラム開発に取り組んできた。研究集団たる教師たちの営みには,圧倒される。例えば,学習環境のデザイン,支援の方策の多様性,研究の語り口の巧みさなどである。実は,四半世紀前に,この学校を訪問し,研究主任の方々にインタビューをさせていただいたことがある。その時にも,その実践研究の卓越性に感心させられたものだが,同校では,それが継承され,発展している。それもまた,すごいことである。

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2016.07.01

成長志向の教師たちの小学校

P1010331P1010367 岡山市立伊島小学校を再度訪問する機会に恵まれた。学校長は,私が岡山大学教育学部に奉職していた時代の知り合いで,当時,彼女が所属していた学校の総合的な学習のカリキュラム開発に協力した。
 伊島小学校の教師たちは,「学びの質を高め,確かな学力の育成をめざす授業づくり-一人一人の考えを練り上げる,自律的な学びを求めて-」という研究主題を掲げ,それを追究するための授業研究を重ねている。
 私が学校を訪問することになったら,3人の教師たちが自分の授業を見てもらいたいと名乗りをあげたという。また,研究授業を実施した教師は,子どもたちに対する課題提示の方法をお昼休みに私と相談すると,それを数十分後の研究授業の指導過程に反映させ(授業のデザインを即興的に変更して),研究授業を展開していた。
 岡山らしい,成長志向の教師たちががんばっている小学校であった。

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