臨場感,緊張感に満ちた研修講座(三重県教育委員会の授業研究担当者育成研修)
三重県教育委員会は6年前から,年間5回におよぶ連続研修講座である,「授業研究担当者育成」研修を企画運営している。本日は,本年度の第2回目の研修会であった。県内の17校で校内研修を企画・運営しているミドルリーダーたちが集い,所属校の校内研修の進捗状況について交流した。また,模擬授業研究会を体験して,2学期以降の授業研究会におけるコーディネーションの充実を図っていた。当該,模擬授業研究会では,ある学校の事例をもとに,当該学校における研究授業の指導者役と子ども役を指導主事が果たす。研修講座受講者は,それを見学する同僚となって,研究授業における気づきを付箋紙に記す。模擬研究授業終了後,私が,当該学校の仮想研究主任として,協議会の司会進行役を果たす。模擬協議会終了後,講座受講者は,私のコーディネーションを事例として,その特徴と課題を参考にして,協議会における自身のコーディネーションを省察し,その改善策を練る。
指導主事も講師もまさに体をはって講座受講者の学びを促す,この研修講座は,臨場感,緊張感に満ちている。
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