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2017.04.29

今年も,パナソニック教育財団の実践研究助成の成果報告書評価プロジェクトを

 昨夜,国際展示場前のパナソニックセンターの会議室で,平成28年度にパナソニック教育財団の実践研究助成を受けた学校等が提出した,成果報告書の内容等を評価する会議を催した。この成果報告書評価プロジェクトは,私を含む6名の専門委員が,各学校による成果報告書のうち,他校にぜひ参照してもらいたいものをピックアップし,その特長を批評するものだ。昨夜の会議では,評価の枠組みと手順を再確認し,いくつかの報告書を実際に評価してみて,その結果を比較検討しながら,評価枠組みの共通理解を深めた。1ヶ月後に再度ミーティングを催す。

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2017.04.28

パナソニック教育財団の実践研究助成の贈呈式にて

 本日,東京のパナソニックセンターにて,パナソニック教育財団の平成29年度実践研究助成の助成金贈呈式が催された。助成を受けることとなった学校や研究グループは,「グループミーティング」で,審査にあたった専門委員からアドバイスをもらったり,助成校間で情報交換をしたりして,研究推進のアイデアを膨らませていた。私は,自身がアドバイザーを務めることとなった川崎市立高等学校附属中学校と長岡京市立長岡中学校の2校(いずれも特別研究指定校)に対して,私を含めて4人の専門委員が助言するという,豪華な?グループにおいて司会役等を果たした。

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2017.04.27

教職大学院の取り組みを改善・発展させる

 木曜日は,私たちの教職大学院の委員会や部会のミーティングが催される日である。今日も,私は,FD委員会,実習部会,入試関係の委員会の3つに出席した。いずれの会議においても,リーダーから,2年間の教職大学院の取り組みを踏まえて,それらの改善や発展を図る提案がなされた。我々の教職大学院が「学習する組織」として機能しているということであろう。

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2017.04.26

課題「先輩の実践課題研究成果報告書を読む」

 我が大阪教育大学大学院連合教職実践研究科も3期生が入学してきた。彼らは,1期生が修了時に作成した「実践課題研究成果報告書」を目にして,教職大学院の学び,そのゴールをイメージすることができる。それを促し,また充実させるために,3期生のゼミ生には,「先輩の実践課題研究成果報告書を読む」という課題を与え,報告書の内容を分析させ,批評させる。それは,彼らにとって,等身大のよきモデルとなろう。

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2017.04.25

実践学校教育専攻の修論ゼミOBと勉強会

 今夜,実践学校教育専攻に在籍していた時代に,修論指導を担当したゼミOBが勉強会を開催するために4人集った。彼らは皆,自身の学術研究を継続・発展させたいと願い,研鑽の舞台を求めている。私は,もと指導教員として彼らの努力を応援するために,勉強会のスペースを提供し,研究計画や結果分析に助言した。教職大学院の院生指導とはまた違ったムードとなる(彼らは学会発表や学会誌投稿を目指しているので)。大学研究者,とりわけ教育学研究者はいくつもの顔を持たねばならないな--。

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2017.04.24

教職大学院の修了生たちとの絆

 我が大阪教育大学大学院連合教職実践研究科は,先月,初めての修了生を輩出した。私は,修了生たちとの絆も大切にしたいと思っている。だから,まずは,自分が指導教員となった4人とは,メーリングリストを作成して,日常的に情報交換する体制を整えた。また,自分が月1回開催している,実践報告会を彼らに案内した。組織としては,研究科の行事として,8月19日に,修了生たちが実践報告をする集いを催すことになっている。
 本日,修了した院生のうち,大阪市内の学校や教育行政に勤めるメンバーで早くも同窓会的な催しを開いたという話も聞いた。そういうコミュニティも,これから,各地でできるであろう。

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2017.04.23

完全休養日?バランスのとれた1日?

 今日は日曜日。先の胃腸炎性の風邪からの完全回復を企図して,本日は完全休養日と位置づけた。といっても,安息日ではない。コナミスポーツ江坂に出かけ,テニスに90分,フィットネスのマシンに30分を費やした。
 ただし,その前後は,お昼寝等々で珍しく(?)優雅な時間も過ごした。それ以外の時間は,学校実習記録を整理したり,仕事関係のメールのもろもろを処理したりと,少しずつ,仕事がらみの活動にも従事した。バランスのとれた1日と言えようか。

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2017.04.22

教職大学院の2年次生の学校実習のスタート

 本日午後,研究室で,教職大学院の2年次生3人と,彼らの学校実習の計画について話し合った。いずれも,教育委員会の指導主事である。彼らは,地域の教育の振興のため,事業や研修等の工夫改善を実習課題に据え,昨年度1年間,活動を重ねてきた。その成果と課題を総括し,2年次の実習の計画を精錬させた。特に,研究目的の焦点かと,それに応じた評価データの収集について,密に議論した。ここ数ヶ月そうしたことを個別に,またグループで重ねてきたが,そろそろ最終的な計画を策定しなければならない。本日は,そのための重要な機会となった。

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2017.04.21

LS(Lesson Study)大阪で校内研修の企画・運営や授業づくりを語り合う

 今日は,LS(Lesson Study)大阪という学習会の第13回目であった。今回の発表は,堺市の小学校の校内研修の企画・運営上の工夫についてのものだった。組織編成の工夫や授業研究の単位の多様化によって,教員の校内研修への参画意欲を高めようとするチャレンジに対して,メンバーは建設的に意見を述べた。
 その後,各人の本年度の授業改善等に関するプランを交流した。私も,実務家教員とのティームティーチングの充実の構想を述べた。
 今回から,この学習会に,教職大学院を修了したばかりの私の指導学生が2名参加してくれた。もとから,この研究会に参加してくれている大学院生もいる。教職大学院関係者が授業づくりについての実践的研究を繰り広げるコミュニティのメンバーになることはよいことだ。

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2017.04.19

体調が悪くても,やればできた

 昨夜も記事にしたが,一昨日くらいから,珍しく体調を崩している。今日も,バナナ2本とカスタードプリンだけの食生活となった。午前中,午後から続く会議,講義とこなせるか心配したが,あまり問題なかった。もともと元気なのか,大した病気ではないのか--いずれにしても,やればできた。明日もそうなるとよいのだが--。明日は,今日以上に会議と講義が重なるのだが--。

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2017.04.18

珍しく体調を崩して--

 昨日から,風邪の症状がひどくなり,今日は病院に行った。非常勤講師としての講義,寝屋川市の教育センターでの学校実習の指導の後は,たまらず帰宅。そして,寝込んだ。体調を崩すのは,何年ぶりだろうか--。明日は元気になるといいな。

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2017.04.17

メインキャンパスに赴きながら,考えた--

 我が大学のメインキャンパスは,奈良県との境にある柏原市に位置する。重要な会議は,こちらで開催されるため,天王寺キャンパスに研究室を有するスタッフは,こちらに出かけなければならない。今日も,そうであった。学長,理事等が集まる会議に招聘され,赴いた。普段は自家用車を利用するのだが,夕刻の会議で会ったため,渋滞による遅刻等を危惧し,電車で会場に向かった。大阪教育大前駅から事務局等があるところまで,かなり登る。しかし,その道は,自然が豊かであり,眼下の眺めもすばらしい。天王寺キャンパスは交通の便はよいのだが,こういう落ち着いた環境もいいなあと,ちょっと思った。

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2017.04.15

学校を基盤とするカリキュラム開発に求められる学校長の役割とそれに資する学び

 一昨年度から,学校を基盤とするカリキュラム開発における学校長のリーダーシップについて研究を進めている(大阪市立大学の島田先生との共同研究)。それに求められる役割とそれに資する学びについて,実証的な研究を進めてきた。
 現在,その妥当性に関して,多様な文献の知見を用いて,検証している。今日も,いくつかの文献をもとに,それについての議論を重ねた。6月24,25日の日本カリキュラム学会において,研究成果を報告する予定である。

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2017.04.14

川崎市立川崎高等学校附属中学校の実践研究

 川崎市立川崎高等学校附属中学校を訪問した。同校は,パナソニック教育財団の第43回実践研究助成の特別研究指定校である。私は,本年度と次年度,同校の研究のアドバイザーを拝命することとなった。同校の先生方は,すてきなデザインの校舎やいわゆるOne to one computingの環境を糧として,カリキュラム・マネジメントに関する実践研究を展開しようとしている。今日は,財団のスタッフ,昨年度まで同校の取り組みをサポートしてきた横浜国立大学の野中先生とともに,本年度の実践研究のポイントを,同校の研究推進リーダーたちと共通理解した。

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2017.04.13

教職大学院の講義「校内研修のマネジメント」がスタート

S_p1150709 本日,教職大学院の講義「校内研修のマネジメント」がスタートした。この講義は,教職大学院の教育実践コーディネートコースの院生の必修科目である。いずれも,現職教員である。この講義を通じて,校内研修について深く学び,そして,それを所属校の校内研修の企画・運営に生かす術を,院生たちに会得してもらう。今日も,彼らの校内研修の経験について深い洞察を繰り広げることができた。次週から,それを再構築したり,実践化したりしてもらうための活動を重ねていく。

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2017.04.12

学校実習の指導等へ

 新年度がスタートし,教職大学院では,学校実習の指導も本格的になる。修士1年次生の担当はまだ決まっていないが,2年次生の実習校等への挨拶,打ち合わせが始まった。今日は,そのために,三重県津市の三重県総合教育センターに赴き,同センターの指導主事の実習=行政研修の企画・運営について意見交換をさせていただいた。次長,課長,班長,そして指導主事と授業研究担当者育成研修の内容・方法・スケジュール等を共通理解した。
 それにしても,難波から津に向かう近鉄沿線の桜は皆,満開だった(大阪は散りかけている)。車窓からの風景は,見事だった。

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2017.04.11

学部生相手の授業も始まる

 今日から,非常勤講師として講義を担当している大学での学部生相手の講義も始まった。本務は,現在は,大学院生相手の講義ばかりである。それゆえ,20歳前後の何十名という大学生を相手に話をするのは,新鮮な感じがする。講義タイトルは,「教育方法学」だが,教職科目ではなく,文学部の専門科目なので内容をデジタルコンテンツの利用,とりわけ放送教育の歴史や今日的展開にフォーカスしている。その目標は,以下のとおりである。
わが国の放送教育の今日的な状況について,総合的・具体的に理解する。
・授業におけるメディアの活用,とりわけ学校放送番組の活用に関する歴史や現状を理解できる。
・わが国で現在放送されている,学校放送番組の特徴を考察できる。
・授業における学校放送番組の利用を実践しようとする意欲を持ち,そのプランを策定できる。

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2017.04.10

全日本教育工学研究協議会和歌山大会に向けて

 JAET(日本教育工学協会)は、本年11月24,25日に、和歌山で、全日本教育工学研究協議会を催す。私は、協会の全国大会担当副会長を拝命している。今夜、本年度の第一回全国大会企画委員会を催した。これまでの大会の総括を経て、本年度の大会の企画・運営を練った。委員と事務局スタッフの英知のおかげで、まずまずのスタートが切れたと思う。

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新入生合宿を無事に終えて

 今日は,関西大学明日香文化研究所・植田記念館における新入生合宿の2日目であった。主として,大学院生に,学校実習の枠組みを理解してもらうこと,その計画策定を始めてもらうことに取り組んでもらった。
 2日間を通して,新入生たちは,教職大学院の学修に対する備えを整えてくれたし,学習集団としての関係性を築いてくれたと思う。それは,この合宿に参加してくれた6名の先輩(M2)の支援に依るところが大きい。彼らは,1年間の教職大学院における学びについて,一人称で語ってくれた。また,学習集団としての関係性についてのモデルを示してくれた。ありがとう,M2の先輩たち。

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2017.04.08

教職大学院の新入生合宿を実施

P10502732 奈良県高市郡の明日香村にある,関西大学明日香文化研究所・植田記念館にやって来た。今日,明日と,大阪教育大学連合教職実践研究科の新入生合宿が,ここで催される。1日目は,カリキュラムに関するオリエンテーションとともに,互いに自己紹介し,学び合う関係をスタートさせる活動に大学院生に従事してもらった。

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2017.04.07

いよいよ新年度が始まった,しかもFDも実施

P1050267P10502711 本学は,今日が入学式。そして,教職大学院は,新入生オリエンテーション,在学生オリエンテーションを実施した。前者は,全体とコース別の2段階だ。
 さらに,オリエンテーション前には,教員がそろって,FD活動を繰り広げた。先日詳細化を図ったカリキュラム・ポリシーに即して,自身の講義の内容・方法・評価等を点検し,課題と改善策を練った。また,それらを全体で交流した。「学び続ける教員」を育むために,スタッフも率先して学んでいる。教職大学院の正しい姿である。

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2017.04.06

ガイダンス等の準備

 明日は,我が教職大学院のガイダンスの日。修士1年は全体,コース別と2段階で実施する。修士2年は,全体のみ。さらに,明後日と明明後日は新入生対象の合宿。ていねいな導入プログラムである。さらに,次週から担当する院生の学校や教育委員会に赴き,挨拶とともに実習課題へのアプローチについての共通理解を図る。新年度の慌ただしさが加速してきた。

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2017.04.05

今年度最初の全学の会議は--

 午後,本部事務局のあるキャンパスに向かった。今年度最初の全学の会議に出席するためである。片道1時間以上かかったのであるが,会議自体は20分で終わった。それだけ審議が順調であったということであり,それはそれでよいことであるが--。まあ,こういう日もあるさ。

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2017.04.04

いやあ,コンピュータの設定は相変わらず大変だ

 数日間,いや数週間,新しいノート型コンピュータを利用するための設定に時間を費やしている。以前に比べればずいぶん楽になったというものの,各種ドライバーやソフトウェアのインストール,VPN接続の準備等々,なかなか大変だ。ふー。

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2017.04.03

新年度がスタート

 平成29年度がスタートした。本日は,運営委員会,実習部会,教育実践コーディネートコース部会,FD委員会,そして歓迎会に参加した。そして,歓迎会が終わってから,FD委員会と教務部会のコラボレーションについて,ミスタードーナッツで話し合った。長い1日であった。

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2017.04.02

教師の力量形成に関する文献購読会

 昨日の記事でも紹介したが,本日,天王寺キャンパスで,「教師の力量形成に関する研究会」(第28回)を催した。これは,春・夏・冬と毎年3回開催している研究会であるが,全員が,教師の力量形成に関わる外国語文献を読んで,その内容をレポートする集いだ。今回,私は,Teaching and Teacher Educationという学術雑誌から,Teacher communities as a context for professional development: A systematic reviewというタイトルの文献をピックアップし,その内容を報告した。教師のコミュニティに関する文献のレビューをていねいにおこない,その研究動向を明らかにした文献であった。
 5件の報告を通じて,教職の専門性に関して,深く議論した。また,専門的な学習共同体に関する研究動向に関して,理解を深めた。
 おまけであるが,会場係をおおせつかっているので,お弁当を手配した。我ながら,キュートなお弁当を手配できた。

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2017.04.01

(ほぼ)1日中家にいて,(ほぼ)1日中英語文献と格闘して--

 珍しく(新年になって3ヶ月で2度目だと思う),本日は,ほぼ(夜のテニス以外)1日中家にいた。しかし,のんびりとはできなかった。明日の教師の力量形成に関する外国文献購読会の準備に,ほぼ1日かかったからだ。私がチョイスした文献は,「Katrien Vangrieken, Chloe Meredith, Tlalit Packer, Eva Kyndt(2017) Teacher communities as a context for professional development: A systematic review. Teaching and Teacher Education, 61, 47-59」である。読解と報告レジュメづくりもあと少しで終わる。ふー。

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