2週続けて研究授業を実施
昨日も,我が教職大学院のFD活動の一環として,担当している「教育課程編成の今日的課題」の第12回目を研究授業として同僚に公開した。大学院生たちは,前の時間に解説した視点をもとに,所属校や実習校の「生きる力を育むための教育課程」に関して分析している。本時では,それをグループや全体で交流し,比較検討して,大阪における「生きる力を育むための教育課程」の編成について,その傾向性を導出した。
2週にわたって授業を公開した後,本日の午後,私たちの授業が教職大学院のカリキュラム・ポリシーにも掲げられている「主体的・対話的で深い学び」に迫れていたかどうかについて同僚に批評してもらった(いわゆる協議会を催した)。内容がやや多すぎて消化不良になったことが問題視されたが,即興的な展開や視点の設定が「深い学び」を生み出していたことなどは肯定的に評価された。
いずれにしても,日本の大学で,指導案を作成して2週続けて研究授業を計画・実施する教員は珍しかろう。「よくがんばった」と言えるかな--。
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