看護教員の授業研究による成長
本日午後,守口市にある看護専門学校の基礎看護学援助論Ⅷの経過別看護(急性期)の授業を見学した。私が,かつて本学の大学院実践学校教育専攻で修士論文の作成を指導した看護教員によるものであった。彼女は,ちょうど1年前に,同じ内容の授業を実施した。そして,その授業を,私たちが開発した「看護教員が授業研究について学ぶプログラム」において公開・報告し,様々な方に批評してもらった。本日の授業は,それらにおいて手にした意見を踏まえたものであった。導入の視聴覚教材,患者の立場と看護師の立場を往還する思考,その結果を学生が共有するための道具の準備と,そのデザインも展開も,よく工夫されていた。
看護教員が授業研究によってその力量を高めることを示すケースとなった。
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