2009.10.27

我が卒業生のすばらしい研究授業

 茨木市立大田学校を訪問して,初任教師の研究授業を見学した。彼女は,この3月に大阪教育大学を卒業したのだが,私が卒論指導を担当した学生であった。本日,すばらしい授業を見せてくれた(私がこれまで見た,同じ内容を扱ったどの授業よりも,よかったかも)。
P1110488 第3学年算数の三角形と四角形の導入部分であった。子どもたちにこの図形に対する興味を抱かせるために,ミステリーボックスの中に図形を入れ,それをクイズであてさせる活動,辺と頂点を定義し,それをワークシート等を用いてていねいに確認する活動など,学習過程が実によく練られていし,それを実行できた。
 おまけに,子どもたちのワークシートをデジカメで撮影し,それを拡大提示して発表をサポートするという小技まで見せてくれた。

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2009.10.06

事後協議会のスタイルを変えようとして(大山崎町立大山崎小学校)

 4日午後から長い時間高熱に悩まされ,薬を飲んでも効かず,5日の早朝を迎えた。まだ37度台(ただし,私の平熱は35度程度しかないので,これくらいの熱でもけっこう辛い)。5日に京都府大山崎町立大山崎小学校の授業研究会に参加する予定であったが,「今日はもう無理だ」と諦めかけていた。「20年以上,いろいろな学校の訪問を予定し,それを病気等のためにキャンセルにしたことは一度もなかったのに--」となさけなくなった。しかし,なぜか,7時を過ぎて熱が下がり,36度台へ。なんとか起き上がれるし,頭も重たくない。意を決して,学校に向かうことにした。
P1100915 大山崎小学校は,京都府教育委員会の「教師力向上」教育実践力継承事業に参画し,理科・生活科の授業づくりを中心にして,学力向上を図っている学校である。3時間目の研究授業,4・5時間目の全クラスの授業見学を経て,15時からの(研究授業に関する)事後協議会等に臨んだ。事後協議会は,これまではグループ協議を中心に展開していたが,この日はひとつの模造紙に全教員が気づきを記し,それを題材にして集団討議を繰り広げるスタイルを採用していた。運営面でさらに工夫が必要な点はあったけれども,一つのスタイルに固執することなく,様々なものに挑戦するスタイルには好感が持てた。それをさらに重ねていただくことを期待したい。
 協議会の最後にコメントを求められ,30分以上話していると,さすがに声が嗄れてきた。夕方は,5~6年ぶりに,病院にも行った。「喉風邪」との診断であった。とはいえ,診察前の検温では,なんと平熱の35度。我ながら,驚くほどの快復力である。

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2009.10.05

運動会で子どもたちのきびきびした姿を見て(大阪市立長池小学校)

P1100792 4日,大阪市立長池小学校を訪れ,運動会の様子を見学した。私はここ数年,同校の学校評議員を務めているが,運動会に参加するのは,初めてである。普段の子どもたちの様子から,きっと,こどもたちが一生懸命がんばっているだろうと予想していたが,期待に違わず,いやそれ以上に,入場行進からずっと,子どもたちがきびきびと動いていて,すがすがしかった。また,それを促し支える教師たちやPTAの方々の様子を見て,感心させられた。写真は,開会式での赤白組のエール交換の場面である。
 なお,せっかく同校の運動会を見学してよい気持ちになったのに,このところのハードスケジュールに体が悲鳴をあげたのか,4日午後から,発熱。20時間以上も寝込むことになった--。

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2009.09.14

文部科学省で催された会議に出席して

 今日は,虎ノ門の文部科学省で催された会議に出席した。委員の数が多く,しかも,おそらく私が最若手である。だから,大人しくしておこうと思ったが,せっかくだから一言だけと思って,ある資料についてのみ,ちょっとだけコメントした。

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2009.09.12

なぜか,元気!

P1100227 26時間の旅を終えて,南アフリカ共和国から帰国した翌日(半日後),大学院入試のため,柏原キャンパスに向かった。このスケジュール,やや無理がある。「入試の最中に眠くなったらどうしよう」と当初は不安であった。
 しかし,なぜか元気である。日中,眠くなったりしない。かなりの雨の中,高速道路を走ったり,逆に渋滞の中,ノロノロ運転をしたりしても,なんともない。今も,集中講義の成績処理をしている。よほど,南アフリカ共和国の風土や文化が,水に合ったのか--。写真のように,ケープ半島のある海岸で,ペンギンに癒されたからかもしれない。

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2009.09.10

ケープ州の美しい自然

 南アフリカ共和国のケープタウン州は,ヨーロッパ的な香りを漂わせながら,自然が美しい。写真のような様子である。
P1100147 P1100349

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2009.09.07

白亜の街,ステレンボッシュ

P1100309 ケープタウンを発って,ステレンボッシュに到着した。ステレンボッシュ大学を訪問し,そこで,学会の参加登録を行う。それに先んじて,スタッフが,大学とその周辺を案内し,特徴等を説明してくれた。大学の建物も,街のそれも,多くは,壁が白い色で塗られている。ステレンボッシュは,白亜の街である。

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2009.09.05

ケープタウン2日目

P1100188 昨日南アフリカ共和国に到着し,今日は,ケープタウン2日目である。学会発表の準備の後,せっかくだから喜望峰等を訪ねた。写真のような風景である。ここがアフリカの南端だ--遠いところまで来たものだ。

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2009.06.22

大阪市立長池小学校の学校評議員会に出席して

 本日,大阪市立長池小学校の学校評議員会に出席した。この学校の学校評議員を拝命するようになって,3年目となる。平成18年度に,同校がいわゆる学校評価に関する研究協力校になってから,つながりができた。学校を訪問して授業を見学したり,学校便りを読ませていただいたりして,学校の様子も継続的に把握している。この地域の住民ではないけれども,もちろん卒業生でもないけれども,なんとなく親しみを覚える。研究的な交わりではないけれども,こういう気持ちになれる学校が近くにあるのは,よいことだ。
 なお,学校評議員には,PTA会長も参画しているのだが,そのコメントは実に確かだ。子どもたちの様子をしっかりとらえ,きちんとしたポリシーのもと,学校行事等で,子どもたちと関わりをもっていらっしゃる。学校評議員になると,自身のフィールドである,研究に関係したシーンでは見えにくい,保護者と学校の絆を実感できる。

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2009.06.15

大阪市教育委員会とのパートナーシップ

 本日は,大阪市教育委員会等と関わる時間の長い1日であった。。まず,午前中は,大阪市教育センターのスタッフと打合会を開催した。それは,本年度の学長裁量経費による地域貢献プロジェクトとして採択された,「『子どもの学力向上に資する校内研修推進の手引き』の作成と大阪市立小中学校への配布」に関するものである。このプロジェクトでは,大阪市の子どもたちの学力向上に資する,校内研修(特に授業研究)の推進について,そのポイントをまとめた小冊子(あるいはリーフレット)を作成する。午後からは,同委員会関係の2つの会議に出席した。学校評価等に関するものである。
 大阪市教育委員会とは,大阪市立大学に勤務していた時代に,いくつかの接点が生まれた。今,それは,さらに増えているし,その絆はいっそう強くなっている。地域の教員養成大学に身を置く立場としては,このようなパートナーシップを大切にしたい。

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2009.06.07

「学校を絵本にするプロジェクト」

 今朝,上京前に,NHK総合テレビジョンの「課外授業 ようこそ先輩」を視た(もろもろの課題を遂行しなければならず,テレビを見ている場合ではないのであるが)。
 今回は,アートディレクターが母校の6年生に「学校をハッピーにする」という課題を与えていた。6年生,の子どもたちは,下級生(1年生)のために,リサーチを経て,「学校を絵本にする」プロジェクトを企画・運営した。彼らは,校舎の様々な場所に,1年生のリクエスト(例えば学校にプールがほしい等)に応えるための仕掛けを設け,そこに,パズルのピースを置く。1年生がそれらを集めていくと,ゴールの体育館でパズルを完成させる喜びを味わえるというストーリーを用意したのである。
 これは,プロジェクト型の学習の典型であろう。リアルな目標,それを達成するための時間調整や役割分担,考慮しなければならない制約等の特徴がある学びだからだ。やはり,「探究」的な学習は,子どもを惹きつけ,そして成長させる。

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2009.06.02

小学校の適正規模とは

 本日,またまた,ある市の学校適正規模に関する委員会のワーキンググループの会議に出席した。この会議には,小学校の児童数,クラス数の規模について審議し,委員会に提言するために,教育学や工学の専門家,保護者の代表等が集う。
 今日もまた,小規模学校のデメリットやメリットについての意見がたくさん出された。そして,結局,どちらも,ある意味では正しいと言うことになる。私は,1学年2クラス,各クラス25名程度の児童数がもっとも適切であると考えるが,しかし,一方では,子どもたちの成長は,規模ではなく,教師の指導力,学校の教育力に依存する部分の方が大きいとも思う。

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2009.05.28

学校や教育委員会からのリクエストが増えると--

 ここ数日,学校や教育委員会からのメールや電話が特に増えている。夏休み等の教員研修の協力要請に関するものが多い。数が増えると,不思議なものも登場してくる。例えば,その日程について選択肢を挙げてくださったので希望を伝えたら,翌日,やっぱりその日はダメですと電話がかかってくる。「17時30分に電話して相談します」と言われて電話の前でいい子にしていたら,結局待ちぼうけをくらわされる(後で連絡があったが,「会議が長引いたので」と軽くあしらわれた)。メールでの依頼に対して,日程が合わない場合に,その旨をお伝えし,「またの機会に協力させていただきますので,お許しください。」というメッセージを重ねた返信メールを送っても,なんのリアクションもない(届いたかどうかも,分からない)ことは,珍しいことではない。残念ながら。
 いつぞやも似たような記事を書いたが,こういうコミュニケーションが増えてくると,元気が出ない。学校ならば子どもに対して,教育委員会ならば教員に対して,彼らは,同じような態度で接しているのだろうか--。

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2009.05.06

故郷で教師になる-過去の自分との対話-

 6日の13時過ぎから,NHK総合チャンネルで,「拝啓15の君 離島中学校青春物語」という番組を放送していた。原稿執筆が滞る中ではあったが,全部見てしまった。長崎県の離島の中学校3年生が合唱コンクールの金賞を目指してがんばる姿を多面的に,また継続的に描いていて,共感できた。
 それを指導していた女性教師は,その学校(地域?)の出身。島外の学校を卒業し,自ら望んで故郷に戻ってきた。「島の外で得たものを子どもたちに伝えたい--」と語る彼女は,すがすがしく,また力強かった。
 そうなのだ。教職は,子どもたちとの関わりを通じて,過去の自分と対話し,それと今の自分を共鳴させることができる,自分探しを自然におこなえる仕事なのだ(それは,過去の自分に縛られて子どもを指導することを意味するわけではない)。それもまた,教職の隠れた,魅力である。

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2009.04.16

委員長はつらいよ

 本日,某市教育委員会のある委員会(具体的には書けない--と言うと,分かる方にはその内容を分かってもらえるはずだ)に出席した。一昨年から,その委員会のメンバーになっているのだが,あろうことか,今年から,委員長を拝命することになった。今までは,この難しい会議を取り仕切る必要はなかったのだが,今度から,自由にコメントするだけでは許されなくなった。たんなるメンバーに比べて,議長になると,3倍?,5倍?くらい,疲れる。委員長はつらいよ--。

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2009.03.31

自己実現のためのアクションとは

 先日,ある教育委員会の指導主事の方と,仕事のやりがいについて,お話をした。その方は,この春,図らずも,学校を離れ,教育委員会に勤務することになった。今でも,戻れるものならば,学校に戻りたいと考えていらっしゃる。
 つまらないと思っていた仕事であったが,その方は,年度途中から,自分なりに研修講座の内容等を改善したり,新しい講座を始めたりすることで,やりがいを感じられるようになったようだ。それは,「総合的な学習のカリキュラムを自分たちで創造」するのと,同じような感覚であったと聞いた。
 そして,さらに含蓄のある発言を聞かせてもらった。今,いろいろと新しいことを始めたいが,それが過度になると,自分の上司がいろいろと苦しい立場に追い込まれることになる。だから,やり過ぎてもいけない,見極めが大事だ--と。
 自己実現のためのアクションとは,自分の思うとおりにやることとは限らない。周囲の人間の自己実現も考慮したものであることが望まれるのだろう。

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2009.03.26

先輩の旅立ちを見送る

 昨夜,大阪教育大学の田中博之教授の送別会を催した。田中先生は,私と同じく,大阪大学人間科学部の教育技術学講座のご出身で,2学年上の先輩にあたる。学部時代,院生時代,とてもお世話になった。田中先生のご指導がなければ,私は,研究者の道を志していないかもしれない。教師のライフストーリー研究を進めていると,当該教師の成長に影響を与えるキーパーソンが必ず存在するが,田中先生は,私の研究者としての成長のに,多大なる影響を与えてくださった方である。
 私が大阪教育大学に2年前に赴任し,また昔のように研究交流できると思っていたら,今度は田中先生がご転出ということになった(早稲田大学へ)。残念である。しかし,こういう時代だから,それぞれが研鑽を積んでいたら,どこかで接点が生まれるはずだ。その日を楽しみにしておこう。

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2009.03.24

卒業おめでとう!

P1120428 今日は,全国の多くの大学で卒業式が催されている。本学も,例外ではない。私のゼミからも,5人が卒業することとなった(本学での初めてのゼミ生となる)。式終了後,研究室に寄ってくれた(5名のうち,1名が都合で来られなかった)。自慢のゼミ生たち,卒業おめでとう。子どもと授業と仲間を大切にする,よい教師になるんだよ。
 初任の年の1学期にどのような取り組みを進めたかについて,夏休みにOB勉強会を催して,報告することも決まった。

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2009.03.23

大阪市子どもの読書活動推進連絡会

 本日,大阪市立中央図書館の会議室にて,平成20年度大阪市子どもの読書活動推進連絡会が開催された。私も,学識経験者(この分野の専門家ではないが--)として,参加した。大阪市の中央図書館や各区の図書館,図書ボランティアの方々が子どもの読書活動の充実に向けて努力なさっていることがよく分かった。
 市内の取り組みの特長を整理した上で,私は,子どもの学力向上に資する読書は,本のジャンルの多様性に留意すべきであること,読む活動と書く,話す(聞く)活動を連動させる必要があること,今後はデジタルなメディアや環境を活かした読書も視野に入れるべきであることを述べた。

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2009.03.21

権威的にならないことの大切さと難しさ

 最近,「権威的にならないことの大切さ」を再認識することがいくつかあった。例えば,教師が子どもに(大学教員が学生に)対して偉そうにする,指導主事や大学等の研究者が学校現場の教員に対していばる等々,その場面は少なくない(枚挙に暇がない?)。
 人にものを教える立場,学問を追究する者は,謙虚でなければならない。そうでないと,真理を見失う。学ぶものを育てられない。ただし,怖いのは,権威的になると,自分がそうなっていることを自覚できないことだ。どうしたら,そうならないですむだろうか--。学者の場合は,本を読み,仲間と議論し,自らの研究のつたなさ,至らなさを常に感じておくしかないだろう。

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2009.03.10

1年生と一緒に給食を

 昨日,大阪市立長池小学校を訪問した。中国の華東師範大学の王建軍先生が日本の学校の授業を見学したいとのことであったので,訪問をアレンジした(ちなみに,私は,同校の学校評議員である)。
P1080353 王先生たちも私も,1年生の教室で,ハヤシライス,コールスローサラダ,黄桃,牛乳の給食を頂戴した。小さな子どもたちは,大学教員であろうが,中国人であろうが,関係ない。物怖じせずに,素朴な疑問をたくさん投げかけてくれるし,給食の食べ方をいろいろアドバイス(?)してくれる。その後,今,子どもたちが生活科で取り組んでいる,昔遊び(独楽回し,けん玉等)に興じた。楽しい,一時であった。

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2009.03.08

就職や異動の知らせに思う

 3月だから,大学教員の就職や異動の話題を耳にする機会が増えた。先日,ある院生が新たに大学教員の職を得たことを知らせてくれた。また,今日も,知り合いが新しい大学に勤めることになったという知らせを届けてくれた。
 大学教員の就職や異動は,自らの意志で,その道を歩む場合がほとんどである。それが正しいのか,間違っているのか--当人も含めて,誰にも分からない。私の場合も,何度も大学教員等の募集に応募し,採用されたり,採用されなかったりを繰り返してきた。
 私もそういう時期があったが,就職や異動に際して,「あの時,あの大学に採用されていたら--」「あのまま,あの大学に残っていたら--」と考えることがあろう。時には,望んだとおりの道でなく,他の道を選べばよかったと後悔することがあるやもしれぬ。しかし,それでもなお,今を生きるしかない。そうすれば,次の未来がきっとまた訪れるに違いないから。

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2009.03.07

香港から帰国する飛行機の中で

 本日,香港から帰国した。3時間強のフライトである。振り返ってみると,やはり短い滞在であった。雨ばかりだったし。
 ところで,飛行機の中で,小説を読んだ。その解説文に,「私たち人間は,ごはんと○○を食べて成長する。」というくだりがあった。「○○」には,漢字二文字が入る。何であろうか。「物語」である。教材にも,学習過程にも,教師の成長の歴史にも,物語性が欠かせない。解説文を読んで,その意を強くした。

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2009.03.03

前に所属していた大学を訪ねて

 本日,前の職場,大阪市立大学を訪問した。教育学のフォーラムが催され,案内を頂戴したので,出席した。華東師範大学や兵庫教育大学の研究者のプレゼンテーションを拝聴し,参加者全員で,教師の力量形成や総合的な学習について意見交換した。
 2年ぶりのキャンパスであった。やはり懐かしい。しかし,同時に,なんだか違和感も覚える。過去と現在が交錯し,妙な気分である。大学教員は,異動を命じられることは少ない(今のところ,皆無?)。私も,自分の意志で大阪市立大学を離れ,大阪教育大学に着任した。それ以前に大阪大学や岡山大学を離れる時も同様である。けれども,どのケースでも,それぞれの大学によいところがあり,よき仲間がいて,それなりの活動を繰り広げている。だから,いつも,複雑な思いを抱いたまま,異なる大学に移ることになる。この3月末に,また少なからぬ大学教員が異動の時期を迎えるであろう。その人たちも,よく似た,複雑な心境に陥るに違いない。
 異動の判断が正しいかどうかは,比較のしようがないので,確かめることはできない。おそらく,新しい大学で精一杯取り組むことで,その意思決定が報われるのだと思う。自分の判断を生かすためには,新しい舞台でがんばるしかないのである--。

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2009.02.14

また異動の季節がやってくる

 今日は,2月14日。あと1月半で,今年度も終わる。最近,知人・友人の数名が4月から別の大学にお務めになると聞いた。また,異動の季節がやってくる。私自身,勤めた大学は4つになり,異動を3回経験している。
 大学を異動することには,メリットもあれば,デメリットもある。同じ大学に籍を長く置くからできることもあれば,それゆえにしばられることもある。要するに,大学を変わろうが変わるまいが,その条件の下でできることに精一杯取り組んでいること,特に我々研究者の場合には主体的に学術研究を推進していることが大切なのである。
 異動なさる方には,新しい所属でがんばっていただきたいし,異動がない(たぶん)私は,次年度も,大阪教育大学で教育・研究に励みたいと思う。

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2009.02.02

小学校の適正規模は?

 本日,とある市の学校適正規模に関する委員会のワーキンググループの会議に出席した。小学校の児童数,クラス数の規模について審議し,委員会に提言するために,教育学や工学の専門家,保護者の代表等が集う。
 この地域で,小学校は12クラスから24クラスの規模が適正であると考えられているそうだ。児童数が120人を下回り,各学年単学級のケースは統合等の対象としていくという方針らしい。財政的には,それも,無理からぬことであろうが,私は,児童数が100名を切っていても充実した教育活動を繰り広げ,子どもたちの学力を高めている学校をたくさん知っているので,そうした基準には違和感を禁じ得ない(財的な問題等で統合を考えざるをえないのは,理解できるが)。読者は,小学校の適正規模をどのようにお考えだろうか。

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2009.01.01

謹賀新年

 -謹賀新年-
 読者の皆さん,いつもご愛読,ありがとうございます。今年も,できるだけ多くの記事を投稿したいと存じます(365日のうち,数日は休むかもしれません,その際には,ご容赦ください)。
 また,読者のうち,学校現場や研究機関の仲間の皆さん,今年もよろしくお願いいたします。

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2008.11.23

教育委員会のスタッフもいろいろだ

 先日から,いくつかの教育委員会の指導主事から依頼があった。ある依頼では,協力させていただきますと回答したら,担当の方がわざわざ電話をかけてくださり,お礼を述べてくださった。こちらが恐縮した。あるものは,日程の都合でお引き受けできなかったが,「またよろしくお願いします」と再度メールが送られてきた。
 先日,ある教育委員会の指導主事に接する中で実に嫌な思いを味わい,少々,指導主事不信に陥っていただけに,上述した機会でそれを払拭することができた(完全にではないが)。
 教育委員会のスタッフにも,いろいろな人がいるものだ--。

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2008.10.05

小説からも教師の業,その可能性を学ぶ

 本日は,久しぶりに,出張も研究会もない日曜日となった(克服すべき課題は少なくないのだが)。そこで,学会関係等のメールの送受信の合間を縫って,昨日の東京出張から読み始めた『クローズド・ノート』(雫井修介,角川文庫)を読み切った。これは,小学校教員の子どもや保護者との交わりが隠し味(?)となっている作品だ。休日なのだが,これも運命なのか,小説からも教師の業,その可能性を学ぶこととなった。

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2008.09.27

大草原を12時間以上走って

P1050097 ハラホリン第二学校を訪問するために,ウランバートルから往復12時間以上かかった。そのうち,4時間以上は,大草原の道なき道を激走(?)した(もちろん,私が運転したわけではない)。コンタクトの洗浄液のふたが勝手に開くほど,車体が揺れた。
 その間,何匹の動物を見たことか--。羊,山羊,牛,馬,羊,山羊,牛,馬,また羊,山羊,牛,馬--きりがない。もちろん,時々は,馬に乗った人とも出会う。犬とも遭遇する。
 ともあれ,我が人生で見た動物の数,いやそれをはるかに上回る数の羊等を見たであろう。もう当分は,羊等を見てもはしゃいだりしないであろう。

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2008.09.25

いよいよゲルに泊まる

P1040948 24日夕刻,25日の学校訪問に備えて,ハラホリンのハズレにある,ゲル・キャンプに到着した。写真のような姿である。いよいよ,遊牧民の住まいたる,ゲルに泊まることになる。3人定員のスペースなので,けっこう広いが,薪ストーブのおかげで,寒くはない。ただ,定期的に薪をくべるのが,慣れないゆえに,けっこう大変だ。しかし,おそらく二度と体験することはないだろう,一夜は貴重である。
 それにしても,ここまで,携帯の電波が届き,本意ではないが,メールチェックをしてしまった。こんなに広々とした草原地帯なのに--。

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世界遺産のエルデニ・ゾー

P1040918 24日午後,ウランバールから6時間を経て,ハラホリンに到着する。出迎えてくれたのは,世界遺産のエルデニ・ゾーである。モンゴル最古の固定寺院だとか。108の卒塔婆と外壁に囲まれた,仏教寺院群は,落ち着いたたたずまいであった。

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スフバートル広場に立ち寄って

P1040865 24日,ウランバールを発ち,ハラホリンへと向かう。ホテルを出て,スフバートル広場に立ち寄る。モンゴル革命の父と呼ばれるスフバートル像が広場の中心に屹立している。しかし,それ以上に目を惹くのが国会議事堂である(通称ホワイトハウス)。その中心には,チンギス=ハーン像が鎮座している。

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2008.09.23

いよいよモンゴル

P1040839 いよいよ,モンゴルに来た。ウランバートルの街並みは,写真のように,青い空と美しい山に囲まれ,すがすがしかった。

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2008.09.22

今日は北京

P1040782 本日早朝,家を発ち,モンゴル出張が始まった。といっても,乗り継ぎ便の関係で,今日は北京泊まりである。また,明日の早朝,ここから,ウランバートルへと向かう。やむなく,例の有名な場所を訪れた。写真のとおりである。
 すでに機中で,京都教育大学の浅井先生から,モンゴルの教育事情について,レクチャーを受ける。例えば,訪れる学校は,小学校から高等学校までが同じ敷地にあり,ひとつの学校として運営されていると聞いた。日本より小中連携が進んでいるではないか--。卒業して,男性は肉体労働に就くので,知的労働は女性が大半を占めるようだ。数日間の滞在で,いろいろ学べそうである。

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2008.09.20

松花江の美しい夕日

P1040517_2 ハルビン市を,大河が流れている。松花江だ。写真は,滞在していたホテルから臨んだ,夕暮れ時の河である。

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2008.09.19

薄暮の聖ソフィスカヤ教会

P1040677 ハルビン市は,かつて旧ロシアが統治していた。それゆえ,ロシア正教の教会が残っている。写真は,18日の黄昏時に,哀愁を漂わせているそびえる,聖ソフィスカヤ教会である。

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2008.09.18

新入生に課せられる軍隊体験

P1040579 17日に訪問した,ハルビン師範大学附属中学校,ハルビン市第14中学校に加えて,途中立ち寄ったハルビン師範大学でも,写真のような場面に遭遇した。いずれも,新入生に課せられる軍隊体験だ(中学校では1週間,大学では1ヶ月)。その指導は,現役の軍人が担当するらしい。基地に生徒・学生が出向く場合もあれば,このようにキャンパスで行われる場合もあるそうだ。
 やはり,日本のキャンパスでは見慣れないので,違和感がある。彼らは,そう戸惑いもなく,戦闘服を身につけ,大きな声を出しながら行進していたが--。

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2008.09.05

学校外ボランティアの質的向上検討プロジェクト

 日本教育大学協会は,「教育に関する学術の研究及び教育者養成を主とする大学・学部(これに準ずるものを含む)」を会員とする組織である。いくつかの研究プロジェクトを展開しているが,その1つが,「学校外ボランティアの質的向上検討プロジェクト」である。これは,教育現場におけるボランティアの役割の拡大という潮流を受けて,その資質向上に関するガイドラインの策定等を課題とするプロジェクトである。
 主要メンバーの一人が友人のM氏であったため,今年度,プロジェクトの研究協力員を拝命することになり,そのミーティングに参加するため,はるばる東京学芸大学を訪れた。そして,少人数の会議であったためか,心ならずも,たくさん発言してしまった。まあ,乗りかかった船なので,なんらかの貢献を果たさねばなるまい。5年間取り組んできた,大阪市立小学校の地域教育協議会「はぐくみネット」のコーディネータが1つのモデルになりそうである。

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2008.09.03

9月1日の富山はホテルを予約しにくくて

 今日は,「番外編」であるから,読み飛ばしていただいてかまわない。
 先日も報告したように,9月1日に富山でインタビューを実施した。数週間前に,この日の宿泊予約を試みたのだが,どこも満室で,困った。なんとか確保したものの,これは,きっと大きな学会の開催が重なっているのだと確信していた(これは,一種の「職業病」である)。しばらく経って,この日も含めて3日間,名物行事が催されていることが分かった。八尾の「越中おわら風の盆」である。
P1040150 仕方がないので(?),富山大学の高橋先生にエスコートされて,私も,見学に行った(高橋先生,ありがとうございました)。確かに,哀愁漂う踊り等が繰り広げられており,見応えはあった。ただ,それ以上に,人の多さに圧倒されて帰ってきた--。

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2008.07.18

教員採用試験の季節に思う

 7月中下旬,都道府県・政令市等の教員採用試験が実施される。最近,一部の心ない人が起こした問題によって,教員採用の仕組み,ひいては教員志望者にも冷ややかな目が向けられている。悲しいことだ。
 教員志望学生の多くは,いやほとんどは,教職にあこがれ,学生時代,その準備に余念がない。本学の学生ももちろん例外ではない。学部の講義・演習では,教育の理論,その実践的知識を吸収しようと努力を重ねている。教育実習やインターンシップでは,子どもに積極的に働きかけ,教師たちのコメントに熱心に耳を傾けている。卒業論文では,教育実践が抱える問題について,トピックを定め,長期的,多面的に検討している。彼らは,よき教師になろうと一生懸命なのだ。
 今日も,卒論指導を担当している学生が,採用試験の面接について相談があると,研究室にやってきた。教師になりたくて,だから教育実践の事実,その可能性や課題を必死で考えている,その姿を多くの方に知ってもらいたいと思った。

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2008.07.10

依頼の3方向コミュニケーション

 教育行政からの講演等の依頼,学校からの助言の要請,マスコミ等からの取材のリクエストを受けた時,私は,できるだけそれに応えたいと思い,自分の専門性で対応できるもので日程が合うものについては,可能な限り引き受けることにしている。しかし残念ながら,かなりの依頼等をお断りせざるを得ない。依頼のメールが届き,内容や日程を検討し,応じられない場合は,返信メールにてそれをお伝えすることになる。
 読者が依頼者であったら,それを読んでどうなさるであろうか。「ダメなのか,仕方ないな。じゃあ,別の人に--」とそれっきりにするか--。それとも,「残念ですが,またの機会にお願いします。」等のメールを送るか--。前者の方が少なくない。いや,過半数がそうである。引き受けてもらえないのだから,確かに,もう私に用はないのであろう。しかし,この間から,何度もこれが繰り返され,なんとなく,寂しくなった。「引き受けてもらえないのだったら,あなたとの絆は不要です」「代わりの人もいますから」と「無言のメッセージ」を届けられているようで--。
 講演や助言等の担当者を確保するという意味からすれば,実際に,そうなのだろう。しかし,本当にそれでよいのであろうか。私にもよく分からないが,依頼への回答だって,それなりに検討する時間も必要であるし,返信を書くのにもある程度のエネルギーを要する。そう思えれば,再返信があって然るべきとも考える。
 授業における教師と子どものコミュニケーションは,「3方向」であるべきだと言われている。元教育工学会の会長であった,坂元昂先生のご提言である。教師が子どもを指導(例えば説明)し,それに対する反応を子どもが示したら,子どもに対して評価情報(KR)を教師は提供すべきだというものだ。依頼をめぐるやりとりも,できれば,3方向コミュニケーションであってほしいと願う。

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2008.06.19

研究所等からのお客さんが続いて

 本日,午後から,研究室に,2件連続でお客様を迎えた。研究所の研究員や雑誌編集者の方だ。キャリア教育やカリキュラム開発,授業研究と教師の力量形成等について質問され,それに私なりに答えた。そういえば今週は,教育委員会や教育センター等のスタッフにも研究室を訪れてもらった。リクエストに応えるためには,面会の時間だけでなく,その準備にもけっこう時間を要する。先方の意向にそったアドバイスを送るために,送られてきた資料に目を通し,こちらから提供できる情報等をそろえる必要があるからだ。けっこう大変である。
 それでもなお,こちらも新しい情報を入手できることもあるし,意見交換の中で自らの考え方を再認識することもできるから,研究者にとって貴重な機会になるとは思う。もちろん,先方のリクエストの明快さ(ていねいさ),それと自分の専門との距離にもよるのだが--。

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2008.06.14

最近の給食

P1020798 昨日,三次市立三和小学校で学校給食を頂戴した。メニューは,写真のとおりである。竹輪の揚げもの,ポテトサラダ,中華スープ,そしてライスと牛乳であった。特に中華スープの味は,絶品であった。学校長には,「すみません,ニンジンが多くて--」と言っていただき,恐縮した。どこかから,「ニンジンが苦手である」という情報が漏れているようだ--。でも,このポテトサラダ内のニンジンは,大丈夫だった(苦くなかったから)。
 最近,学校給食を頂戴する機会が増えている。どれも,なかなかの味だ。給食の工夫は,味だけにとどまらない。数日前に訪問した学校の給食にはオムレツが搭乗したが,その上には,ケチャップでハートマークが描かれていた。あれを600人以上描くのは,大変だったであろう。様々な側面から,子どもたちの食の充実を目指して,学校そして教育関係者のチャレンジが続いている。

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2008.06.07

「私たちはプロですから,いつ見てもらってもけっこうです」

 昨日の記事の続きである。私のところで内地留学に従事していた草柳氏に授業を見せてくれたのは,(昨日レポートした)守口市立八雲小学校の重松教諭だけではない。放送教育の研究サークル,「なにわ放送教育研究会」の他のメンバーもそうである。
 松浦教諭は,実は,3日に記事にした社会科以外にも,国語・算数・理科の授業も提供してくれた。4日は,高槻市立阿武山小学校の浅香教諭だ。彼は,3時間,草柳氏に授業を見学させてくれた。5日は,茨木市立東奈良小学校の佐藤教諭が,2時間の授業を見せてくれた上,草柳氏がクラスで授業(『みんな生きている』の活用)を試みるチャンス(試練?)を与えてくれた。
 彼らの「いつでも授業をオープンにできるマインド」も,大したものだ。昨日の慰労会で,私が,それに謝意を表したら,彼らは,たんたんと「私たちはプロですから,いつ見てもらってもけっこうです」と答えてくれた。「そんな自慢できるような授業をやっているわけじゃないですけど--」「見てもらうのは恥ずかしいんですけど--」といった控えめな言葉とともに。
 教室に知らない人がやってくるのは,子どもに悪影響を及ぼすと考える向きがあるやもしれぬ。しかしながら,彼らは,むしろ,それが子どもにとって問題ないように,いや価値ある体験になるように,日頃から,子どもを指導し,学級集団を形成しているのであろう。しかも,それを学校の管理職等が認めてくれるということは,彼らの指導や校内におけるアクション等が確かであることの証であろう。

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2008.06.06

いつでも授業をオープンにできるマインド

P1020567 本日,内地留学に来ている草柳教諭と,守口市立八雲小学校の重松教諭の授業を見学に行った。お得意(?)のメディア・リテラシーの授業だ。題材は,「大阪のおばちゃん」。それが,メディアによって過度にステレオタイプ化されていることの問題点を子どもたちに気づかせようとする,展開であった。
 教材や授業展開の工夫も見事なのだが,それ以上に,私は,重松教諭の「いつでも授業をオープンにできるマインド」に感心させられる。教職経験30年を越えると,一般には,授業をオープンにすることにためらいを覚えるものだ。ましてや,授業見学の依頼が,申し訳ないことにとても遅れたため(他の授業見学と調整する必要が生じたので),「突然,そう言われても--」と躊躇なさっても不思議ではない。
 草柳教諭の研究課題が情報モラルなのでそれに合わせた内容で授業を組んでくださるという配慮も含め,その姿勢に,敬意を表したい。

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2008.06.04

内地留学生を受け入れて

P1020526 今週,川崎市立夢見ヶ崎小学校の草柳教諭が私と行動をともにしている。一緒に小学校を訪問したり,私の学部・大学院の講義に参加してもらっている。彼は,本年度,川崎市総合教育センターで研究員を務めている。その一環で,5日間の内地留学をおこなうというわけだ。私の講義が夜間におこなわれるので,草柳氏の内地留学は,相当長い時間に及ぶ。もちろん,それぞれも密度が濃い。例えば,講義では,突然の私の指名に答えないといけないし,学生を相手に模擬授業を展開してもらう。おそらく5日間でくたくたになるだろうが,めったにできない経験になる(と思う)。

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2008.06.01

妙高の美しい自然

 本日,妙高地区は,快晴であった。その美しい自然を読者にもお裾分けしよう。P1020488 P1020496


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2008.05.31

信州大学教育学部の大学院GP

 今,妙高青少年自然の家にいる。信州大学教育学部が企画・運営している大学院教育改革支援プログラム(大学院GP)「授業研究アリーナで共創ずる『臨床の知』」のフォーラムに参加するためだ(「教師によるアクションリサーチの充実に向けて」というタイトルで講演を仰せつかっている)。
P1020482 本日は,プロジェクトメンバー間がコミュニケーションを深めるための様々なワークショップに従事した(私も,部外者ながら,参加させていただいた)。例えば,写真は,グループのメンバーが目隠しをしてパズルに挑むものである。その他,10種類くらいの活動を体験し,コミュニケーションを活性化するための技を教えていただいた。それらは,教員研修の導入時の活動に使えそうだ。

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2008.04.24

試行錯誤で講義をせざえるをえない状況に遭遇して

P1020198 今日は,りんくうタウン駅近くの航空保安大学校で,「初任教官研修」の講師を務めた。この大学校は,空港で働く専門家,例えば管制官を養成するための高等教育機関だ。その教育を担当する方は,実務経験を数多く積んではいるが,講義や実習という教える立場の経験は皆無に等しい。そうした方々に対して,「指導と評価の工夫」をこうじた。
 小中学校でも,航空保安大学校でも,そこで営まれる指導と評価の原理は変わらない。しかし,そこでの授業の具体的なイメージがわかず,試行錯誤で講義を進めた。もちろん,講義のシナリオは変更に次ぐ,変更であった(彼らが昨日まで他の教育学等の講義を受けているので,重複を避ける必要もあった)。気を張り詰めて講義を実施していたせいか,あっという間に8時間が過ぎた。こういう慣れていない状況で講義をするのは,しんどいことではあるが,またうまくいかないことも少なくないが,自分の授業力向上に役だったとも思う。それから天王寺に戻って本務校で講義を実施するのは,少々(相当?)大変だったが--。

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2008.04.22

大阪市の教育との接点

 昨日午前,大阪市教育委員会が事務局を務める,ある委員会に委員として出席していた。今年になってから委員を拝命しているのだが,気がついたら,その会場には,顔見知りの方が少なからずいらっしゃった。他の委員会やプロジェクト等で苦楽をともにしたメンバー(教員,指導主事等)だ。それは,自分と大阪市の教育との接点が増えたことの証左であろう。
 大阪市立大学に7年,大阪教育大学に1年少し勤務して,大阪市の教育にそれなりに関わりを持ったのだと,あらためて思った。このネットワークは,これからも大切にしたいと思う。また,それを発展させられるように,自分にできる役割を果たしていこうと思う。

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2008.04.20

またまた異動について考える

 昨夜,横浜で,横浜国立大学の野中先生たちと食事をともにした。野中先生は,この4月に,長く勤務なさった和歌山大学を離れ,横浜国立大学に赴任なさった。事例を頂戴してまだ2週間強しか過ぎていないのだから分からないことも多いとのことだった。当然であろう。
 自分ももう3回もそれを経験した(最初の勤務地は学生・院生時代をすごした大学だったから,異郷に入ったという感じはなかった)。そんな大変な思いをするぐらいだったら,同じ大学でずっと勤務する方がよいのか--。そうとは限らない。新しい勤務地に慣れようとする努力,そこで得る多様な考え方等が,自分の教育・研究の発想やアプローチを豊かにしてくれるからだ。少なくとも,自分は,そうであったと思う。誰しも,異動すれば,前任の勤務地と同じことはできない。しかし,新しい喜びや違ったよさを感じられるのであれば,それでよいのだと自分なりに考えた。

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2008.04.05

小柳先生の学位取得に思う

 本日,奈良に赴き,NIMEの堀田先生とともに,奈良教育大学の小柳先生の学位取得をお祝いする会を催した。我々の年齢になると,所属大学の業務,学会活動等で論文を執筆する時間を確保するのが難しくなる。小柳先生も,そうであったに違いない。それを克服して学位を取得なさった姿は,後に続く者のよき道しるべだ。
 そして,それ以上に,4ヶ国の政策を比較して,我が国の教師の情報リテラシーの育成に関して提言するという論文の構成,その内容が示唆に富んでいる。

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2008.04.02

若い研究者の誓いに思う

 昨日,本日と勉強会メンバー等から,メールが届いた。いずれも,就職等に苦労していた若手研究者だ。研究職を得て,見知らぬ土地(大学)と慣れぬ仕事に戸惑いつつ,これからの努力を誓っていた。立派である。彼らの活躍を見守りたいし,可能な限り支援していこうとも思う。もしかしたら,彼らに負けぬよう,研究や教育に励み,初学者の姿勢を保ち続けることが,彼らにとって一番の支援になるかなとも考えつつ。

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2008.03.18

建設的な意見の表明やその交流のために

 本日,あるプロジェクトに関する会議の司会・進行役をおおせつかった。間近に迫った,次年度の計画について検討するための機会であった。私は,事前に意見を募ったが,特にアイデアが示されるわけではなかった。だから,自分でたたき台を作成し,提案した。しかし,なかなか計画が定まらない。たたき台は,分担や手続きに関するものなのだが,意見交換の内容が拡散したり,それが「○○とはなんぞや」という思弁的問題に還元されたりするからだ。
 私は,今日は計画をはっきりさせねばならないと考え,各意見をたたき台に接続させるためにいろいろと整理を試みた。しかし,必ずしもスムーズには決まらなかった--。民主的な議論の成立には,各人が意見を自由に表明できることが確かに大切である。けれども,私は,その精神は,各人が意見が共通の土台に連結させようと努力することに支えられていると思う。それを踏まえた建設的な意見の表出やその交流が,こうした類,すなわちプロジェクトの企画・運営に関わる会議には不可欠ではないか。残念ながら,そうはなっていない会議に出席することが少なくない--。

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2008.03.13

復活への道は険しい

 新しいコンピュータの利用に,まだまだ時間がかかる(これにかかりきりになれないので。今日も,3つの会議,卒論指導の合間をぬってがんばったが--)。アプリケーション,各種ドライバのインストールにかなりの時間を要する(スキルが足らないのかもしれないが)。復活への道は険しい。

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2008.03.12

復活への道

 コンピュータが故障してから約30時間で,データの移行をすませ,ネット接続が可能になり,メールの送受信ができるようになった。まだまだソフトウェアのインストールがかなり残っているけれども,なんとか復活への道が切りひらかれた。これも,お忙しいのに電話でアドバイスをくださったNIMEの堀田先生,富山大学の高橋先生のおかげである。本当に感謝している。ありがとうございました。

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2008.03.11

しばらくお休み…たぶん

このブログですが、しばらくお休みになります…たぶん。愛用のコンピュータが壊れちゃったからです。読者の皆さん、復活を祈ってください。

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2008.03.05

学会参加のためにラスベガスへ

P1010971 学会参加のため,サンフランシスコからラスベガスに飛んだ。この地は,不思議な景観に満ちている。不思議な街だ--。

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2008.03.04

リージョン・オブ・オナー美術館にて

P1010940 2日(日)は,ゴールデンゲートブリッジを訪ねた後,リージョン・オブ・オナー美術館で絵画等を鑑賞した。白亜の壮大な建築物にまず圧倒されるが,館内には様々な時代の作品が展示されており,足が棒になるほど,鑑賞に時間がかかった。特にロダンの彫刻の数は圧巻であった。印象派のモネの睡蓮の前では,ギャラリートークが繰り広げられており,そこに写真のように人が集まっていた。

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2008.03.03

ゴールデンゲートブリッジへ

P1010917 2日(日)に,ゴールデンゲートブリッジを訪ねてみた。この橋は,瀬戸大橋と兄弟橋関係を結んでいるそうだ。徒歩や自転車で通行できる。高所恐怖症の方にはここを歩くのは耐え難いらしいが,幸い,私は平気であった。それにしても,またまたブログタイトルとは無縁の記事で恐縮である。

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サンフランシスコ近代美術館前にて

P1010900 またブログタイトルとは関係のない記事で恐縮だが,1日(土)に,サンフランシスコ近代美術館に出かけた。マティスの作品等を鑑賞できてよかった。ミュージアムショップが充実している(聞くところによると,サンフランシスコ空港にも関係のショップがあるらしい)。今回は,同行者がいるので,同美術館を背景に写真を撮ってもらえた。元気な(?)姿をお見せしよう。

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2008.02.29

桟橋にアシカが--

 ちょっと番外編を。あまりにびっくりしたので。
P1010773 学校訪問から戻る途中に,フィッシャーマンズワーフを通った。そこで,アシカの群れを見て,びっくり。こんな大都会の桟橋に,アシカが何十頭も寝そべっているなんて。なかには,大きな声を出してケンカしているものも。後で分かったが,このアシカたちは,サンフランシスコの見所の1つになっているらしい。

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2008.02.09

大阪も雪でいっぱい

P1010450 お昼前から,大阪も雪が降ってきた。ご覧のように,雪でいっぱいだ。雪国とは比べるべくもないが,大阪でこんなに降るのは,とても珍しい。思わず,(忙しいのに)撮影するほどなのだ。snow

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2008.01.13

英国より帰国(と言っても--)

 英国での視察やヒアリングを終えて,帰国した。と言っても,今は成田空港である。帰宅までにはまだ3時間弱かかろう。そして,無駄なことなのだが(出張の関係上やむを得ないのだが),明日は,東京(渋谷)日帰りとなる。やれやれという感じだが,今のところ,ぐったりした感じはない。機中で相当の時間,眠ったからだろう。

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2008.01.12

食べ続けたバナナ

 ブログのテーマには合わないが,少しだけ英国滞在のエピソードを。6日にこちらに到着して,スーパーマーケットでバナナを買った。こちらでは,1本ずつ購入できるのに,つい日本流に,1房買ってしまった。しかも,8本もあるものを。おかげで,学び続ける英国の教師たちを調査しつつ,バナナを食べ続けるホテル滞在者になってしまった(毎日,食べた)。部屋を掃除してくれたハウスキーパーはきっと,このゲストはよほどバナナが好きなんだと思っているだろう。

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2008.01.07

ロンドンに到着

 現地時刻の6日15:45頃に飛行機がヒースロー空港に到着し,2時間後にに,ロンドンのホテルにチェックインした。しばらくして,先発していた視察団一行と合流し,ヒアリングの手順等を確認した。同時に,日英の教育事情について意見交換をした。明日から,本格的な調査が始まる。

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2008.01.06

成田空港で

 成田空港に着いたら,ここからロンドンへの便の出発が遅れるようで,時間ができてしまった--。仕方がないので,新幹線の予約などの雑用を。しかし,出だしでつまづくと先が思いやられる--。

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またまた英国出張

 ここは,早朝の伊丹空港である。これから成田空港経由で,ロンドンに向かう。11月に続く,英国出張だ(13日に帰着)。今回は,大学のGP関係の活動の一環として,専門外のリスクマネージメントに関するヒアリングをおこなう。どうなることやら――。またその模様を現地からレポートしよう(ブロードバンド環境が整っていればであるが)。

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2008.01.01

明けましておめでとうございます!

 読者の皆さん,明けましておめでとうございます。いつもこのブログにアクセスしていただき,ありがとうございます。今年も,「授業研究と教師の成長」に関する記事をアップしますので,お読みいただき,コメントなどを頂戴できれば幸いです。よろしくお願いいたします。

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2007.12.31

「2007年を振り返る」前に

 友人の何人かが,ご自身のブログ等で,「2007年を振り返る」記事を公開なさっている。私も,そうしたいと思う。ただ,その前に,2007年の宿題(提出締め切り日が過ぎた原稿の執筆)が果たせていないので,それを済ませる方が先だ。28日のなにわ放研以降,それに取りかかりきりであるが,まだゴールには至っていない。早く仕上げて,振り返りに進みたい。
 ただし,6日から,再度渡英する。今度は,大学のGP関係(なんと,リスクマネージメント関係!)のヒアリングのための出張である。だから,おそらく,彼の地からの振り返りとなるであろう。

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2007.12.30

このブログへのアクセス件数が30万件を超えて

 久しぶりにアクセス解析をしてみたら,気がつかないうちに,アクセス件数が30万件を超えていた。ありがたい話である。2004年1月に,堀田さん(NIME)のお勧めによって始めたブログだが,この1,2年は,ほぼ毎日記事を投稿している。記事を書く時間がない,投稿する環境が整っていない(ブロードバンドが使えない)時にも,なんとかがんばって投稿してきたかいがあった。
 ちなみに,読者のアクセス傾向は極めて明瞭である。土日のアクセス件数はぐっと減る。その代わり,週明けの月曜日はそれが急激に増す。つまり,学校等のコンピュータからアクセスなさる方が多いということであろう。

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2007.12.02

無事(?)帰国

P1110941 今,成田空港で,乗り継ぎ便を待っている。1週間ぶりの日本だ。私自身は,バーミンガムで晩ご飯を食べすぎてしまい,それでお腹の調子が悪くなった以外は特に大きな問題はなかった。先の記事のように様々な知見を得ることもできた。ただ,愛用のスーツケースがとうとう壊れてしまったようだ。一部がきちんとロックできない。残念ながら,鍵も1つ無くしてしまった。
 15年間,このスーツケースと一緒に,ヨーロッパを何度も訪れた。アムステルダムの空港でロストラゲッジとなって,3日ほど遅れて日本に到着したこともある。青いシンプルなサムソナイトのケースは,丈夫で,荷物がたくさん収納できる。以外に,ボディは,軽い。私は,どちらかというと,物を大切に使うのが下手な方であるが,このスーツケースとは,かなり長くつきあえたと思う。今ではこのようなタイプを販売していないのだろう。空港でピックアップする時に,このタイプのものを見かけることは,皆無である。
 今回の旅,自分にもご苦労様と言いたいが,この言葉は,自分以上に,我がスーツケースにふさわしい。

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2007.11.30

ホーリー・トリニティ教会(英国第5日目)

P1110840 学校等の訪問の合間をぬって,ストラトフォード・アポン・エイボンのホーリー・トリニティ教会を訪れた。シェイクスピアのお墓があることで名高い。800年くらい前に建てられたという。教会の中で,椅子に座り,しばし学問について考えた。

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2007.11.27

カモメの鳴き声を聞きながら(英国第2日目)

P1110780 本日は,ブライトン大学の教授にヒアリングを試みる。その前に,ブライトンの街を歩いた。昨年5月に続き,2度目のブライトン訪問であるが,今度もまたとても穏やかな街だと感じた。カモメの鳴き声を聞きながら海辺を歩いていると,日本での慌ただしい毎日がウソのように思える。かつてこの地で在外研究の日々を過ごされた野中先生(和歌山大学)に,ピアの写真をお届けしよう(このブログをお読みになっているとは限らないが)。

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2007.11.26

ネット接続に難航して(英国第2日目)

 今,英国・ブライトンのホテルである。ネット接続に難航している。ハイスピードインターネット(のはず)を利用しようとするが,手続きが面倒な上,それをクリアしても接続が安定しない。部屋の場所のせいだろうか――。モバイルでやった方がよいくらいだ(でも,これはこれで課金が膨大になる)。
 まあ,外国のことだから,少々スムーズにいかないくらいが普通だと割り切り,あまりこだわらないことにしよう。というわけで,このブログの記事が滞ることがあるかもしれませんが,ご容赦を。

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2007.11.18

地道にがんばっている研究者が救われる――

 昨日,本日と,数名の若手研究者と話す機会があった。話題の1つが,就職の問題であった。初めて研究職を得ようとする場合,次のステージを考えている場合と,彼らの状況は異なるが,いずれもどうすればよいかとずいぶん悩んでいた。
 私も,似たような経験を幾度となく味わった。なかなか思い通りにならず,無能感にさいなまれたり,世を憂えたりした。逆に,自分の判断や意思決定が関係者を悲しませたり,憤らせたりしたこともあろう。だから,彼らの心情に共感できる。
 彼らがよき舞台を得られることを祈るばかりである。そして,不安におののきながらも地道にがんばっている研究者が救われる世の中であってほしいと願っている。

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2007.11.15

「教育の情報化」に対応するための管理職研修

 日本教育工学協会を会場にして,平成19年度文部科学省委託事業(先導的教育情報化推進プログラム)の1つ,「管理職のための戦略的ICT研修カリキュラムの開発」の研修プログラム開発ワーキンググループの会合が開かれ,メンバーの一員として,参加した。このプロジェクトは,名前のとおり,「教育の情報化」に対応するためのリーダーシップを管理職(あるいはその候補者)等に獲得してもらうための研修プログラムの開発を目指すものである。英国で効果が確認されている,SLICT(Strategic Leadership of ICT)の日本版を開発する営みであるとも言える。
 プログラムの開発にあたり,その対象・内容・方法などを幅広く議論した。なかなか意見がまとまらなかったが,とりあえず,教育委員会の指導主事や学校園長に,学校の情報化の必然性,それらに必要とされるマネージメントスキル獲得の重要性を理解してもらうための教材開発が優先課題であることを共通理解できた。

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2007.11.06

「挑戦する教師」を応援したい

 先日,本年度の日本賞受賞作品が発表された。これは,世界的に有名な教育番組のコンクールである。本年度で34回を数える。
 本年度のグランプリは,カナダ放送協会が制作した「特別授業 差別を知る~カナダ ある小学校の試み~」であった。この番組は,差別に関して子どもたちに真剣に考えてもらいたいと思った教師が,子どもたちに教室で差別的な行為をシミューレーションさせ,その問題性を痛感させるプロセスを追ったものである。下手をすれば子どもたちの心に傷をつけることになるが,あえてそれにトライしてみた様子をていねいに描いている。それが,受賞につながった。
 表彰式で,制作者が「このような授業を実施することには危険が伴うが,我々は,『リスクを冒す教師』を応援したい」と述べていた。学校,教室,授業は,保守的になりがちな空間・営みである。それを打破するために,教職の営みでは,リスクを冒すことが不可欠であろう。私も,「挑戦する教師」を応援したいと思う。

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2007.10.31

中学校の教育課程から選択教科が消えてもよい?

 昨夜から,様々なメディアで,中央教育審議会の教育課程部会が指導要領改定案を示したことが報道されている。授業時間増や小学校における外国語活動(仮称)の創設などについての議論が華やかだが,私は,中学校の教育課程から,実質的に「選択教科」の学習が消えたのに驚かされた。総合的な学習の時間において部分的に取り組んでもよいという但し書きがあるが,中学校の教育課程表から,「選択教科」の名前が消えるというのは,重要な問題であろう。
 必修教科の時間数を確保したいという意向は分かるが,中等教育のカリキュラムに教科の選択が必要なことは,歴史や外国(先進諸国)をひもとくまでもなく,自明とも言える。また,現行の教育課程では,これは,「総合的な学習の時間」と並び,学校を基盤とするカリキュラム開発のよき舞台でもあったように思う。その消失が後顧の憂いとなると考えるのは私だけであろうか――。

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2007.10.29

このブログの記事へのコメント

 読者の皆さんへ。いつもこのブログをお読みいただき,ありがとうございます。記事へのコメントですが,現在,私が承認した後,ブログにアップされることになっています。残念ながら,コメントの一部に記事内容とは関係ないものが届くようになったからです。したがって,「コメントしたのに,それが画面に出てこない」ので,何度も投稿なさる方がいらっしゃいますが,ご心配には及びません。しばらくしたら,私が手続きしますので。少しタイムラグが生じるわけですが,お許しください。よろしくお願いいたします。

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2007.09.17

「教育の情報化」に対応するための管理職研修

 本日,日本教育工学協会を会場にして,平成19年度文部科学省委託事業(先導的教育情報化推進プログラム)の1つ,「管理職のための戦略的ICT研修カリキュラムの開発」の国内管理職研修調査・検討ワーキンググループの会合が開かれた。このプロジェクトは,「教育の情報化」に対応するためのリーダーシップを管理職(あるいはその候補者)に獲得してもらうための研修プログラムの開発を目指すものである。
 私は,国内の既存の研修の実態把握チームのとりまとめをおおせつかった。本日は,4つの都道府県・市町村における管理職研修の内容等を報告してもらい,それらを比較検討した。上記のねらいに迫るためには,まず,市区町村レベルの学校長研修における「組織マネージメント研修」の拡充が鍵を握りそうであること,しかし,それらは,例えば都道府県レベルの研修プログラムや副校長(教頭)等を対象とするものによって補われることなどを共通理解した。

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2007.09.06

縁の深さに驚かされて――

 今晩,大阪教育大学の柏原キャンパスの教員や理事の方に懇親会に誘っていただき,参加した。初対面の方もいらっしゃって,シャイな私はとても緊張して店を訪れたが,話してみるとそれらの方々といろいろな接点があることが分かった。
 ある方とは,15年前にお会いしていた。また,高校の同窓生の方,同じ学校に違った形で関わっていた方もいらっしゃった。縁の深さに驚かされる一日だった。今,私は,たくさんの学校や教師たちに関わっているが,いつかどこかで,そうした方々とも再度(もしかしたら予想もしない形で)ご縁があるかもしれない。

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2007.09.03

2つのキャンパス

 本日,会議に参加のため,大阪教育大学の柏原キャンパスを訪ねた。私は,天王寺キャンパスに研究室を構えているので,ほとんど柏原の方へ来ることがない。着任してから,3度目だと思う(辞令交付式を入れても)。
 やはり,慣れない。大げさに言えば,よその大学を訪問したような感覚に陥る。例えば,目指す会議室がどこにあるのかもよく分からない。ちょうど昼食時だったから食堂に行ったが,システムの違いに戸惑った。夜間学部・大学院に勤務していると,昼間にたくさんの学生を目にするだけで,驚いたりもする。午後,我が天王寺キャンパスに戻ってきて,ほっとした。
 実は,これまで務めた大学(大阪,岡山,大阪市立)もすべて,複数のキャンパスを有していた。しかしそれらは総合大学であり,それぞれのキャンパスには異なる学部が配置されているので,ほとんど別のキャンパスに行く必要がなかった。今回は,そういうわけにはいかず,これから柏原キャンパスに行く機会も増えるだろう(実際,今週は,大学院入試関係でさらに2回訪問しなければならない)。何度か訪れていれば,この違和感も解消されるに違いない(と思う)。

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2007.08.02

なんと,これ全部で320円(就実大学の学生食堂ル・ボア)

P1080155 前の記事でもふれたが,現在,岡山の就実大学で,「教育方法論」の集中講義を実施している。私は,全国各地の大学の食堂で昼食を取っているので,学生食堂については一家言あるつもりだ。この大学の学生食堂ル・ボアは,かなりのレベルに達している。味,値段,サービス,スペース等の総合点で,私が経験した何十という学生食堂の中でも,ベスト3には必ず入ると思う。写真のディッシュでしめて320円だから,驚きの価格である。
 それにしても,ここの学生さんはとても親切だ。本日,チャーハンセットにみそ汁がついているのを知らずに,チャーハンとサラダ(プラス自分で追加した小鉢)をお盆に載せて支払いカウンターに向かっていたら,「おみそ汁がついていますよ」と持ってきてくれた。感謝,感謝である。

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2007.07.29

おめでとう!高橋純さん,寛子さん。

P1080137 29日午後,富山駅近くのホテルで,富山大学・人間発達科学部の准教授,高橋純さんと寛子さんの披露宴が催された。私も参加し,シャイな性格を殺して,お祝いのスピーチを述べさせていただいた。それくらい,この披露宴が催されたことがうれしかったからだ。私だけではない。多くの研究仲間や教師たちが二人を祝福した。「みんなの弟」たる高橋さんがよき伴侶を得て幸せそうにしているのは,私たちにとっても至福の時間となった。
 彼と最も親しくしている,あの某大先生など,自分でスピーチをしながら,涙を流しそうになっていた――。いや,実は,私も少々――。
 いずれにしても,心より「おめでとう」と言いたい。

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2007.07.27

ただ今、サンダーバードの中

ただ今、北陸線、サンダーバードの中である。教育工学会の合宿研究会に参加するからだ。和歌山から富山まで、長い道程だ。

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2007.07.09

これは,何でしょうか

P1070845 本日,目黒区立田道小学校・田端教諭の授業を参観した。彼女のきめ細かな指導は別の記事で紹介するが,教室で,写真のようなものを目にした。読者は,これが何であるか,お分かりだろうか。おそらく関西の教員の方は,あまり目にしたことがないと思う。座布団でもクッションでもない。

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2007.07.02

プリンターのインクカートリッジがほしい人はいませんか

 プリンターの消耗品を買ってためておかないと,いざ使おうと思った時に,インク切れ,トナー切れで困ることがある。心配性の私は,だから,プリンターの消耗品を買いだめする,(悪い?)くせがある。
 ところが,消耗品の備蓄が無くなる前に,プリンター自体が壊れることがある(少なからず)。先日(といってもかなり前になるが),Canonのプリンターでまた,そうした喪失体験を味わうこととなった。手元に残った,たくさんのインクカートリッジ――。どなたか,使ってくださる方はいないだろうか。使ってもらえずに悲しい思いをしているカートリッジ群は,次のとおりである。
BCI-3eBK(3個),BCI-6BK(6個),BCI-6M(4個),BCI-6C(4個),BCI-6Y(6個)
 学校で子どもたちが使っているプリンターであれば,この古いタイプのプリンター用インクカートリッジももしかしたら使ってもらえるかもしれないと思って――。「着払いの宅配便で」送ってもらうことをご希望の方は,その旨,お知らせいただきたい。

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2007.06.10

地方の教師たちの向学心

 本日,明日からの県教育センターでの講義に備えて,鳥取入りした。数名の教師たちが,出迎えてくれ,さっそく情報交換会となった。今の関心事や学校の様子を伝えあうし,それらに関する意見も述べあう。とにかく,実践研究に対する熱が高い。
 また,彼らは,東京や大阪で催されるセミナーに参加したり,各地域の教師や研究者を招聘したりして,常に新しい情報をつかんだり,人的ネットワークを築いたりしている。
 鳥取の教師たちのそれに代表される,地方の教師たちの向学心には,本当に頭が下がる。そして同時に,そうした真摯な姿勢は,必ず,彼らの実践の発展に資するに違いないと思う。

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2007.06.02

津波防災教育センター(和歌山県有田郡広川町)

P1060488 昨日,和歌山県有田郡広川町立津木中学校を訪問したが,その前に,同町内に4月にオープンした,「稲むらの火の館」に行ってみた。これは,濱口梧陵の生涯や偉業を学ぶ「濱口梧陵記念館」と、地震・津波防災を学び体験できる「津波防災教育センター」からなる施設だ。
 後者は,写真のような津波シミュレーションとか津波レンジャーゲームなど,津波について学ぶための工夫がこうじられた施設だ。けっこう楽しく,またしっかりと学習できる。一度,行ってみるといいだろう。

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2007.05.29

研究者も小中学校で授業をすべきか

 先日,私以上に学校現場に足を運び,教師たちと共同的な関係を築いていらっしゃる研究者の方とお話をする機会があった。彼は,最近,小中学校で,飛び込みで授業をするようになったらしい。そして,それが,学校の先生方に好意的に評価されているとのことであった。そして,やってみることで授業の見方が変わるとおっしゃっていた。そして,「あなたもやってみるといい――」とアドバイスされた。
 しかし,私は,おそらく,トライしないだろう。私が飛び込みで授業をやっても,子どもの成長に,学級担任等ほどには役立つまい。それに,研究者が授業をやって初めて理解できる部分は,経験豊富な,あるいは熱心な教師たちには,当然のように,見える,分かる部分なのではないかとも思う。だとすれば,なにも,子どもに迷惑をかけてまで,私などが授業をする必要はない。
 逆に言えば,私は,観察の立場に徹して,小中学校の教師たちとは違った切り口で,授業を見学し,批評したいのである。他の方はいざ知らず,私は,実際に授業をしない立場に身を置く時に,それを自分としては最も多元的に把握し,立体的に語れるから

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2007.05.24

ICT環境の整備に時間がかかって――

 誕生日から一夜明けた24日,待望のネットワークプリンタがやってきた。一日遅れのお誕生日プレゼントだ。コンパクトなのにカラー印刷もできるし,なによりデジタル複合機だから,コピー,スキャン,FAXもできる。「やったあ!」と思ったら,なんとまあ,設定に時間がかかる,かかる。13時前に到着して,15時30分過ぎてもまだ設定が終わらない。業者の方が4人で,そこに私も加わって知恵を絞ったが,とうとうネットワークを通じて印刷をすることはできなかった。悲しい――。問題の解決は,来週に持ち越しとなった。
 結局,思い通りにはならず,とても疲れた。苦労してICT環境を整備している,教育情報化リーダー教師の気持ちがちょっぴり分かった――。

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2007.05.18

札幌に来た

P1060193 本日から3日間,札幌に滞在する(写真は札幌駅)。昨年10月の放送教育全国大会以来だ。今回は,北星学園大学で催される,日本教育工学会の研究会に参加するためにやってきた(中川さん,藤村さんとの共同研究の成果が報告されるので)。それ以外にも,やはり研究会に参加する堀田さんや高橋さん,野中先生と各種の打ち合わせをこなす予定である。
P1060195 そういう理由で今回もまた,観光はお預けとなると思っていたら――。札幌駅に到着して「ラーメン共和国」で旭川ラーメンを食した後,少しばかりの時間が生まれたので,東の方面に出かけた。どこに行ったかというと――写真のとおりである それにしても,雪を頂く山を見ると,やはりびっくりする――。

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2007.05.10

もっとたくさんの教師の生き様に

 先日,『授業の出前,いらんかね。』(山本純士著,文春文庫)を読んだ。長期入院を余儀なくされた子どもたちを訪問して授業を実施する教師たちの喜びや悲しみ,工夫や苦労が余すところなく記されていた。
 本日,NHK総合テレビの番組「にっぽんの現場 言葉あふれ出る教室」を視聴した。横浜の盲学校で学ぶ子どもたちが取材されていた。彼らの笑顔がとても印象的であったし,それを導き出すための教師たちの指導技術や教材開発の巧みさに感心した。
 1年間に何十回と学校を訪れ,100以上の授業を見学し,何百人(もしかしたら何千人?)という教師に出会う私であるが,こうした著書や番組に接すると,まだまだ勉強が足らないことを痛感させられる。と同時に,もっとたくさんの授業・学校を見てみたい,もっとたくさんの教師の生き様にふれてみたいという気持ちが強まる。

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2007.04.28

学校研究のリーダーの連休――その過ごし方

 今日から,いわゆるゴールデンウィークが始まった。しかし,私には,原稿執筆とか,研究計画書の作成,秋の学会発表に向けてのデータの整理等で,あまり休む時間はなさそうだ。時間割の関係で,今年は,講義が休みになるのもたった1日だけだし。
 私が共同的な関係を築いている教師たちは,どうであろうか。年度始めの忙しさを緩和したり,その疲れを癒したりする時間として,この連休は貴重なのであろう。いや,学校研究のリーダーともなれば,例えば自校の研究テーマに関する著書を読破したり,5月以降の研究の計画を詰めたりしている仲間もきっと少なくなかろう。

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2007.04.27

お祝い,ありがとうございました!

P1020042 先日,友人4名が,私の教授昇任お祝いパーティーを催してくれた。食事の約束だけだったのに,行ってみると,お祝いグッズがたくさん。さらに「変身」してくれる人もいたりして――。ありがとうございました。
 自分の中では,大学が変わること,学部や大学院の性格が異なること,研究室や仕事のシステムが違うことなどへの対応に追われ,教授になることについての意識は皆無に等しかった。大阪教育大学においては,役割や待遇面の助教授-教授の違いは,ほとんどないし――。
 少し前には,某社が,これまた用件を言わずに,お祝いに研究室を訪れてきてくれた。このブログや個人メールでも,たくさんお祝いコメントを頂戴した。ありがたいことだ。それらに応えるべく,これから,研究・教育に励むつもりである。

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2007.04.06

携帯からも

携帯電話からもココログに記事を投稿できるようになった!早速トライしてみた。

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2007.04.05

暖かい励ましに厚く御礼申し上げます

 私が投稿した,大阪教育大学への赴任に関する記事「今日から大阪教育大学の一員として」に,たくさんの方からコメントが寄せられた。暖かい励ましにとても元気づけられた。私は,大阪教育大学に勤務する前に3つの大学でスタッフとなってきた。だから,今回で,異動は3回目となる。しかしそれでもなお,やはり環境が変わるというのは,しんどいことだ(私に適応力がないせいかもしれないが)。大学・学部の性格や特徴もかなり異なるので。そんな時に,応援コメントを寄せていただき,癒されたし,活力が湧いてきた。コメントをくださった方々のご厚意に厚く御礼申し上げます。

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2007.03.30

「ああ,今日で最後なんだ――」

 本日,大阪市立大学での最後の勤務日となった。朝から,各種の引き継ぎで忙しかった。それらのすべてが終わると,16:30くらいになった。そして,研究室のカードキーを返却したり,ネームプレートを外したりすると,「ああ,今日で最後なんだ――」と実感し,しばし,感慨にひたった。
 しかし,いつまでも,感傷的な気分ではいられない。大学の門を出て,気持ちを切り替えた。ある報告書の原稿執筆も残っているし,新しい大学の講義等の準備にもとりかからないといけないから。

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2007.03.28

研究室の引越

3月31日をもって,大阪市立大学を退職する。今日は,研究室の荷物を新しい大学に運ぶ日だ。前回の研究室の引越は,岡山大学からの大阪市立大学への異動に伴うものであった。7年前のことだ。あの時は学校現場の先生方のサポートでなんとかしのぎ,今回は,学生のお手伝いでここまで準備をしてきた。
 しかし,引越は気疲れする。今も,定めた時刻になっても業者がやってこないので,宙ぶらりん状態だ。

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2007.03.24

あと1週間で――

 このブログでも何度かアナウンスしているように,3月31日をもって,大阪市立大学を退職する。「木原@大阪市立大学です」と名乗るのも,あと1週間だけとなった。28日には,大学研究室の引っ越しも予定している。大阪市立大学に勤務した7年間に,貴重な体験を積むことができた。
 次の勤務先は――。やはり4月1日に発表することにしよう。異動に伴い,このブログのタイトルも当然,変更となる。

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2007.03.20

「公式」送別会

 今夜,私が所属している,大阪市立大学・大学院文学研究科の教員で構成している「文学会」が,退職する教員(私もその一人)との懇親会を開催してくださった。これが,まあ,「公式」送別会ということになる。お世話になった先生方,親しくしていただいた事務の方などと,お話ができてよかった。
 大阪市立大学に7年間,在籍した。長いような,短いような--。自分には縁のない大学,学部と思っていたが,赴任して,例えばものごとに対するクリティカルな眼差し,レトリックへのこだわり等,自分の研究においてやや弱かった点を見直すことができた。この大学に務めてよかったと思う。

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2007.03.06

帰国したら,よけいに忙しい

 ほぼ1週間の旅を終え,自宅に到着した。慌ただしい1週間だったが,最後の日にホテルにエキストラチャージを払って必死で原稿を書いたので,渡英前よりも「原稿借金」は減った。まだ負債はあるけれども。
 それにしても,帰国したら,よけいに忙しい。今週も,明日の教授会から始まって,講演やプロジェクトのミーティングが続く。来週になれば研究室の引っ越しの用意も始めなければならない。大学の委員会でチーフを務めているものは,引き継ぎの文書や審議のまとめなどを作成することが義務づけられている。
 自分でも,こんな日程で体調を崩さなければよいが――と心配している。なぜだか,病気にならないのだが--。

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2007.03.05

よき想い出

P1050521 今,ヒースロー空港である。いよいよ帰国だ。今回,大阪市立大学の関係者5人の視察チームで,学校を訪問したり,その模様を議論したりして,今までにない渡英となった。大阪市立大学を離れる前のよき想い出となった。

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2007.03.04

美術館で人々が学ぶ姿に接して――

P1050590無事に(?)視察を終え,帰国の途に着く。その前に,ロンドンのテート・モダンという,現代美術館に行った。テムズ川沿い,セントポール大聖堂の対面に位置する。広くて,たくさんの収蔵品を誇る美術館だ。
 P1050592作品を眺めて楽しんだが,館内で,いくつか写真のような風景に接した。ある作品について,おそらくは親子が批評しながら,模写をしている。日本の学校でも,英国の美術館でも,人々が学んでいる姿に接するのは,気持ちがよい。

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2007.02.28

雨のロンドン(と思っていたら)

 現在,ロンドンの午前8時過ぎ。昨夕こちらに到着してから半日が過ぎた。今日から,視察等が始まる。天気がよくない。到着時も,今も,雨だ。困ったなあと思って空を眺めていると,晴れてきた。すごい変化。やっぱり,1日で四季を味わえるのかも。

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2007.02.12

教室のICT環境の将来像

 本日,文部科学省近くのビルで開催された会議に出席した。文部科学省の委託事業たる,「地域・学校の特色等を活かしたIT環境活用先進事例に関する調査研究」事業の報告書内容に関する集中討議が行われたからだ。学校の情報化を推進してきた教員,それをバックアップしたり調査したりしてきた研究者がアイデアを交流した。
 報告書は,各種調査結果,それらを踏まえた2010年の将来像,2015年の将来像,今後の推進方策に関する提言などで構成され,3月末に刊行される予定である。

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2007.01.14

無事帰国したけれども

 14日,17時前,成田空港のロビーラウンジにいる。無事,英国から日本に戻ってきた。
しかし,明日からのことを考えると頭が痛い。まず朝から行政研修への協力で,講演,実践発表へのコメント。続いてお昼からは,講義が3コマ。明後日以降の校内研修等への協力の準備もしないといけないし,講義の用意もたくさんある。
 往復の飛行機も体力を消耗するが,帰国すると課題の多さに気分が重くなる――。せっかく英国の小中学校を観て,授業改善・学校改革のコンセプトにふれて,元気になっていたのに。

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英国第8日目(帰国の途へ)

 13日,ロンドンのホテルを出発し,ヒースロー空港へ向かう。いよいよ,帰国の途に着く。
今回の視察であるが,約1週間の旅で,ICT活用の浸透,それを含む英国の学校改革の一端に触れることができた。同行の野中先生(和歌山大学),山上先生(神戸甲北高等学校),そして堀田先生(NIME),ハイディさん(JAPAN21)等に,いろいろお世話になった。視察の成否は,同行者やアレンジの方とのチームワークにかかっている。本当に,ありがとうございました。
 P1040205ところで,ロンドン滞在は,小さな,かわいらしいホテルだった。毎度のことながら,4泊もすると,我が家のように感じる。部屋の様子は写真のとおりである。クラッシックなつくりだが,ニューキャッスルとは異なり,ブロードバンドでインターネットにアクセスできたので,助かった。

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2007.01.07

英国に向かう機中にて

 今,飛行機の中である。成田を飛び立ってから,7時間弱。あと5時間近くも,この中で過ごさないといけない。機中でも,教育について考えることが2つ。1つは,保護者の教育力である。前の座席に,小さな子どもを2人連れた家族が座っている。いや,子どもは暴れている。保護者には,もう少し教育力を発揮してもらいたい。
 もう1つは,食事をしながら観た,映画「フラ・ガール」。実話をベースにストーリーが作られているらしいが,そうだとすると,フラダンスの先生の指導力は大変なものだ。3ヶ月で素人をプロに変えるのだから。人前で恥ずかしいけど,先生と教え子たちが築く関係性,教え子たちのけなげな努力――,それらに感動して,ちょっと涙ぐんだりして――。
 (なお,記事をアップしたのは,へろへろになってニューキャッスルについてから)

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2007.01.01

今年もよろしくお願いいたします!

 このブログの読者の皆さんへ
 明けましておめでとうございます。皆様のご健康とご多幸を記念しております。私の方は,今年はこれまでとは違った舞台で精進することになりそうです。ご協力,ご支援等,どうぞよろしくお願いいたします。

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2006.12.17

小学校社会科の教科書の編集会議

 本日,東京で,日本文教出版が刊行している,小学校社会科の教科書の編集会議が催され,それに出席した。学習指導要領の改訂をにらみつつ,社会科の成り立ち,その今日的意義,教科書のあり方等を編者,著者が意見交換した。

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2006.12.14

クエ鍋を食べに

 授業研究と教師の成長に関する記事ではなくて,恐縮である。けれども,ぜひレポートしたい。
 読者の皆さんは,クエという魚をご存知だろうか。この魚の鍋料理は,和歌山の冬の名物らしい。そこで,13日,和歌山大学教育学部附属小学校の訪問,和歌山大学教育学部附属教育実践総合センターでの仕事の後,JR和歌山駅近くの割烹で,「クエ鍋」を食した。クエは,幻の魚と言われるらしい(なかなか手に入らないと言うことだろうか――)。「九絵」と書くようだ。電子辞書をひもとくと,次のように,記されている。P1030710
 「スズキ科の海魚。体長一メートル以上に達する。体はやや側扁し、体色は緑がかった茶褐色で不規則な黒褐色の横帯が走るが、老成すると不明瞭となる。本州中部以南の沿岸の磯にすむ。美味。」
 確かに,美味であった。しかも,部位によって,味が微妙に,時には大きく異なるように思った。「クエ」というネーミングには九つの味を堪能できるという意味があるのではないかと勝手に考えたくらいだ。
 私をクエ初体験にエスコートしてくださった,和歌山大学の野中先生,ありがとうございました。

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2006.12.13

和歌山大学教育学部附属小学校訪問

 13日,和歌山大学教育学部附属小学校を訪問し,6年生の情報モラルの授業と2年生の算数の授業を見学した。
 情報モラルの授業は,教科担任制のように,あるクラスの教師が他のクラス分も担当していた。ネットワーク利用の光と影を事例検討によって明らかにしていた。
 P1030689 算数の授業は,三角形と四角形の特徴を算数的な活動を通じて考えさせるものであったが,「タングラム」という発展的な教材を導入していたこと,指導者が実にきめ細かな指導を繰り広げていたこと,図工だろうか総合の活動であろうか,クリスマスカードを三角形や四角形の色紙を用いて制作する活動を布石にしていた点などが印象に残った。
 和歌山大学教育学部の野中先生がイニシアチブを発揮しているプロジェクトに参画なさるような,授業研究に熱心な教師の手によるものだからであろう。いずれの授業もよく工夫されていた。

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2006.11.13

「質問の達人」を目指して

 先日も報告したように,11日,綿商会館(東京都中央区日本橋)で,第2回情報教育マイスター養成研究会が催された。私は,パネルディスカッション「情報教育のステキな授業」のコーディネータなどの役割を果たした。自分としても,まずまずの仕切り(「おおむね満足できる」状況にあるコーディネーション)であったが,その後,ある方が次のように批評してくださった。
 「木原先生は質問の名人です。みんなが聞いてほしいことを,さらりと質問しながら,問題の本質にせまっていく。かといって,一方的ではなく,まわりをまきこんでいく手法は,誰も木原先生をまねできません。
 質問された方も,すぐに答えなくてはならないので,すごく考えます。
 答えながら,自分はこんなことを考えていたんだよね,と感じます。
 まわりの思考を引き出していくすばらしいコーディネータだったと思います。」
 かなりリップサービスしてくださっているので,私がこのようにできているとは,もちろん思っていない。ただ,この方の批評は,「(パネルディスカッション等における)すぐれた質問」の条件を確認させてくれる。
 それは,みんなが聞いてほしいこと=代表性,問題の本質に迫っていく=本質性,まわりをまきこんでいく=連続・発展性が保障された質問であるとまとめられよう。もちろん,その前提として,単純明快(時間をかけずに,分かりやすく)という条件も満たされねばなるまいが――。
 また,発展的な質問には,本質的であると同時に意外性もあり,聞かれる側がはっとするという特徴があろう。加えて,ユーモアがあり参加者から思わず笑みがこぼれるという機能も確認されよう。
 私も,これらの条件を満たす質問を次々と出せるように,つまり「質問の達人」になれるように,精進しようと思う。

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2006.10.02

福島県立美術館を訪ねて

 P1000613 先日,福島大学を会場として開催されている日本教育方法学会に参加したが,ちょっとした時間を見つけて,福島県立美術館を訪ねた。閑静な住宅街に突然,美術館と図書館が現れる。山を借景(?)にして,とても感じがよい。建物もステキだ。P1000597
 館内も広々として,心地よい。展示品も季節ごとに変えているようだが,日本画も洋画も,テーマが準備され,整然と並べられていた。人が少なかったせいもあるのだろうが,訪問者に落ち着いて鑑賞してもらえるよう,館が配慮しているのがよく分かる。例えば展示室間に設けられた休憩室などに,それは,代表されよう。学芸員への質問電話が各所に用意されているのは,なんだか微笑ましかった。P1000603
 先日の山梨県立美術館もそうだったが,やはり地方の美術館はいい。また,どこかに行きたい。

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大学の食堂(福島大学の場合)

 再度,大学の食堂の話になる。「授業研究と教師の成長に関する研究ポートフォリオ」というタイトルにあわないが,ご容赦いただきたい。
 先週末,福島大学で,第42回日本教育方法学会が催され,私も参加・発表した。1日,同大学の学生会館の食堂で昼食をとった。
 メニューは,写真のとおり,カレー,ブロッコリー,魚フライで,450円弱だった。学生食堂の実力を測るには,カレーの味が重要な指標になる。ここのカレーは,けっこうおいしかった。P1000626_1
 それにしても,大学キャンパスでは,木々の紅葉が始まっていた。美しいキャンパスだった。

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2006.09.28

中国におけるプロモーションの条件

 本日,中国・華東師範大学・教育科学学院の杜成憲教授が来日なさった。明日,本学のCOE事業の一環として進めてきた共同研究:都市におけるカリキュラム開発と学校改革に関する研究に関する報告会を催すからだ。
 その詳細は,明日以降レポートするとして,今日は,杜先生からお聞きした話を1つ紹介しておこう。それは,助教授から教授に昇任する条件に関するものだ。助教授になってから5年間でどのくらい業績をあげられるかがポイントのようだ(それ以前のものは考慮されない)。中国一般なのか,華東師範大学だけなのか分からないが,5年間で勝負というのがおもしろい。私は,岡山大学で講師から助教授に昇任して,もう9年経っている――。中国流だと失格ということになるのだろうか――。

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2006.09.24

山梨県立美術館を訪ねて

 23日,24日と,山梨大学を会場として開催されている日本教師教育学会・第16回研究大会に参加しているが,ちょっとした時間を見つけて,山梨県立美術館を訪ねた。広々とした公園(?)内に煉瓦色の落ち着いた雰囲気の建物があって,まず外観がいい。P1000519
 常設展では,ミレーの作品がアピールポイントのようで,確かに数といい,内容といい,立派なものだった。加えて,私は,郷土の版画家の作品に魅せられた。
企画展では,「エコール・ド・パリ」がテーマで,1920~30年代にパリで活躍した画家(日本人を含む)の作品がよく整理されていて,楽しめたし,勉強になった。P1000525_1
 なお,この美術館では,ワークショップなども盛んに企画・運営されているようだ。

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2006.09.22

同僚(同志)との絆(岡山であたたかく迎えてもらって)

 既に投稿している記事にて述べたように,16日~18日,岡山コンベンションビューローで,日本教育心理学会第48回総会が開催された。私も,18日午後のシンポジウムに登壇するため,朝から会場に向かった。
 この学会を企画・運営するために尽力しているのは,岡山大学教育学部の先生方だ。平成12年3月までここに奉職した私にとっては,かつての同僚にあたる。様々な事情があったとはいえ,やや性急に学部を去った私なのに,皆さん,笑顔で,あたたかく迎えてくださった。とても,うれしかった。今回もそのような思いで参加したのだが,これからも,かつての仲間のために自分ができる役割は積極的に果たしたいと思う。
 また私自身も彼らのようにふるまいたい,そうでなければならないと思った。例えば,教育現場の先生方と企画・運営している研究会であれば,少々足が遠のいている教師がいる。それでも,彼らの事情を推し量り,同志として接するよう,努力しなければなるまい。

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2006.08.29

大学の食堂(和歌山大学の場合)

 またまた大学の食堂の話になる。「授業研究と教師の成長に関する研究ポートフォリオ」というタイトルにあわないが,ご容赦いただきたい。
 今週,和歌山大学で,「授業研究論特講」の集中講義を実施している。昨日,本日と,同大学の異なる食堂で昼食をとった。
 Dsc05637
昨日は,教育実践総合センター近くの「フルール」という(民間業者の運営?)食堂だ。焼きめしのセットをオーダーした。味も悪くないし,値段もリーズナブル。テーブル間スペースもゆったりとしていて気持ちよい。
 Dsc05666 本日は,生協食堂。チキンカツカレー等をオーダーしたが,これらは,予想どおり,他の大学の生協食堂と同じ味付け。もしかしたら,お皿等も同じ?値段は安いけれども,これではちょっとつまらない。なお,生協に行ったついでに,(学生さんのご推薦で?)和歌山大学のロゴが印刷されたTシャツを買った。

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2006.08.16

確かな専門的知識・スキルとともに-褒めることで相手は変わる-

 本日,いわゆる人間ドック(半日コース)に出かけた。例によって,要注意の項目がいくつか――。しかし,そう深刻ではなかったので,まずは一安心。
 それにしても,今日の胃部X線検査担当の方は,私たちに対する指示が実に的確であった。「(バリュームを)こくこくと飲んで――」などと言ってくれるから,あの変な味がする液体もすっと飲めた。彼女が確かな専門的知識・スキルを有しているから与えられる指示だろう。
 加えて,この方は,よくほめる。体をひねる角度の調整などは,「いいですよ」「ぴったりですね」「グーです」などと言ってもらっているうちに,コツをつかむことができた。さらに,いろいろと自分でも体の向き等を工夫するようになった。それらによって検査時間も短くなったと思う。
 子どもに対する教師の働きかけも,同僚に対するミドルリーダーのアクションも,原理はきっと同じであろう。褒めることで相手は変わる――。

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2006.08.09

大学の食堂(就実大学の場合,その2)

 再び大学の食堂の話になるが,ご容赦いただきたい。
 Dsc05330 今週も,岡山の就実大学で,「教育方法論」の集中講義を実施している。今日も,同大学の食堂で昼食をとった。メニューは,オムレツ,空豆とベーコンの和え物,ライス,みそ汁だ(470円)。これも,たいへんリーズナブルだと思う。オムレツは,少々ボリュームがありすぎたが――。
 Dsc05331 それにしても,ここの食堂には,写真のようなたっぷりとしたスペースが確保されている。前の記事でも書いたが,ゆったりとしていて居心地がいい。照明等も明るくていい。我が大学の食堂もこんな風になるといいのだが--。初等中等学校では最近食育の取り組みが盛んだが,大学も,食環境について配慮すべき時代が来たのかもしれない。

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2006.08.06

大学の食堂(就実大学の場合)

 今日は,授業研究と教師の成長」に関する記事ではないが,ご容赦いただきたい。
 8月上旬,2週にわたって,岡山の就実大学で,「教育方法論」の集中講義を実施している。この間,毎日,同大学の食堂で昼食をとる。Dsc05252
 私は,学会,集中講義等で,全国の大学の食堂をめぐる。もう50大学分は越えたと思う。値段の安いところ,キレイさが売り物のところ,いくつかのタイプの異なる食堂を有しているところ(我が大阪市立大学が典型)などなど,大学によって食堂のデザインには個性がある。
 Dsc05253 就実大学のメインダイニングは1つだが,数年前にリニューアルされて,とても綺麗だし,ゆったりとしていて居心地がいい。味も悪くない。あえて言えば,品数が少ないのがちょっと残念だが,短期間ではまったく気にならない。写真のポテトタマゴサラダとカレーでたしか410円。特に前者は,他所にはない味と値段。

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2006.07.11

ちょっとお休み

 ココログのメンテナンスで,記事の投稿がしばらくできないみたい(11日14:00~13日14:00)。すごい長い時間--びっくり。だから,授業研究と教師の成長に関する,このブログもしばらくお休みです。

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2006.06.04

卒業生同士のウェディング

 3日夜,心斎橋で,我が教育学コースの卒業生同士の結婚パーティーが催され,参加した。Dsc04070_1 在学時からの恋が実るのを見るのは,うれしいことだ。二人が恥ずかしそうに,廊下を並んで歩いていたのをよく覚えている。お二人さん,どうぞお幸せに。Dsc04075

 卒業以来会っていなかった学生さんとも会えて,それも,うれしかった。パーティーの司会をしてくれた岡さん,どうもお疲れ様でした。

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2006.05.25

お祝いのケーキ

 本日,おやつタイムに,大学院生がバースデーケーキを買ってきてくれた。P1003311 年甲斐もなく,ロウソクの火を「ふーっ」と消したりして,楽しませてもらった。いつも(?)優しい院生に感謝,感謝。

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2006.05.22

海辺の街,ブライトン

 ブライトンに来て5日目,街を歩いた。写真は,海辺の街,ブライトンの桟橋,水族館の様子だ。Dsc038361Dsc038371 その後,博物館も訪れた。英国で海辺の街に滞在するのは,15年ほど前のグラスゴー以来か――。

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2006.05.18

英国の情景(英国視察第1日目)

 昨日も報告したが,17日午後,ブライトンの大学等を巡った。写真のような情景に出会った。Dsc03572Dsc03566Dsc03598 いつものように,緑に覆われたキャンパスは快適で,煉瓦造りの建物は異国情緒豊かだ。今回は,王宮(これはRoyal Pavilionと言って,東洋の王宮へのあこがれから造営されたものだが)も目にした。
 「『授業研究と教師の成長』に関する研究ポートフォリオ」からは,ちょっと外れる話題だが,お許しを。

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2006.05.17

英国視察第1日目

 現在,英国の17日11時頃。英国視察第1日目が始まる。これからブライトン大学に出かける。和歌山大学の野中先生が在外研究でいらっしゃるところだ。野中先生には,お世話になりっぱなしで,ものすごく感謝している。おかげさまで,よい視察になりそうだ。

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2006.05.10

キャロットパンを食べてしまった――

 先日,とある小学校で給食をごちそうになった。当日のメニューは写真のとおりである。お好み焼き,酢の物,ヨーグルト,牛乳,そして「キャロットパン」だった。Dsc03487 私は,知る人ぞ知る,人参嫌い(卯年なのだが――)。しかし,このキャロットパンを食べてしまった。オレンジピールかと思ってむしゃむしゃ食べていたのだ。しばらくして,放送で「今日は,キャロットパンです。ビタミンが豊富で――」と紹介され,びっくりした。聞いたとたんに,食欲はなくなってしまったが,人参でもなんとかなる,新しい発見のランチだった。
 それにしても,このメニューは,ややまとまりにかける。栄養のバランスはよいのかもしれないが,コンセプトがよく分からない。この学校では何度も給食をごちそうになっていて,いつもはもっとずっとコーディネートされた品々なのだが――。給食の献立も毎日のこととなると,アイデアがつきてしまうのかもしれない。

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2006.05.02

即興性のある披露パーティー(授業と同じだ!)

 29日の松浦さんの結婚披露パーティー,特にウエディングケーキについて,コメントがあったので,補足説明をしておこう。Dsc03334
 あれは,もちろん,すべて本物だ(だから,デザートとして,最後にはみんなで食する)。そして,おもしろいことに,パーティー中に,即時的に作られたものなのだ。台座は最初から作られているが,飾り付けは,出席者が担当する。銘々の想いを反映して,写真のようなものができあがった。ちなみに,私は,チョコクリームで,「研究ガンバレ」と書いた――。
 この件も含めて,松浦さんの披露パーティーが好評だったのは,そこに即興性があることだと思う。主賓のスピーチがパーティー開始3分前に明らかにされるとか,スピーチの担当が「くじ」であたるとか,最後の挨拶で松浦さんが言葉につまり「頭が真っ白になりました」と言うとか(これはちょっと違う?)――。
 即興性が重宝されるのは,授業も同じ。ステキな披露パーティーをデザインできたのだから,松浦さんの授業の腕も向上している(はず)。
 ちなみに,即興性の演出には,時間と労力がかかる。松浦さんも,準備に大変だったと聞く。これも,授業と同じである。

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2006.04.29

Happy Wedding!(松浦さんの結婚披露パーティー)

 29日,なにわ放研のリーダーで,放送教育指導者養成講座(通称:虎の穴)2期生の結婚披露パーティーが梅田で催された。私も,参加した。Dsc03337Dsc03350 よき伴侶を得て,松浦さんの教職人生がいっそう充実するだろう。
 それにしても,なーんにも聞いていないのに,披露宴が始まっていきなりコメントを求められた。「生きる力」が問われる披露パーティーだった。
 虎の穴の卒業生たち,ぜひ,松浦さんへの祝福のコメントをOBメーリングリストに。

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2006.04.22

恩師との再会

 本日,金沢に来て,水越先生のご自宅を訪問した。10ヶ月ぶりの再会だ。4時間くらい,話をすることができた。恩師に会い,昔話に花を咲かせて,自分の来し方を振り返り,研究者としてのあり方を問い直すことができるのは,ありがたいことだ。とても感謝している。水越先生,長い時間ありがとうございました。

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2006.04.02

自己研修と学校の仕事の兼ね合い

 昨日,東京・渋谷のNHKで,なにわ放研(なにわ放送教育研究会)VS 全放連(全国放送教育研究会連盟)の実践報告合戦が催されたことは,昨日もブログでレポートしたとおりである。研究会終了後,慰労会があったが,そこで,若い教師の悩みを聞いた。放送教育研究会の研究授業等を引き受けたり,全国大会の運営を担当したりしていると,同僚から「足並みを揃えないといけない」とか「学校を空けすぎる」などと非難めいたことを言われると。
 話を聞いてみると,彼女がなにか特別なことをしているわけではないが,自己研修についての価値観が異なる教師からすると,違和感があるのだろう――。
 そのような「足をひっぱる教師なんて無視すればよい」と言うのは,簡単である。しかし,私は,そのような同僚の意見もいくらかは参考にすればよいし,自己研修と学校の仕事は,一定程度の経験と力量を有する教師であれば,両立すると考える。一方を尊重すれば他方がないがしろになると思いこむ必要はないと,彼女にアドバイスした。もちろん,例えば出張するか,それとも学校にとどまって他の教師の取り組みに協力するかといった葛藤状況に遭遇することはあろう。微視的には迷うだろうが,例えば大会当日運営にたずさわれなくても準備段階で手伝うことができればそれでよいし,逆に思い切って出張するのであれば,その日までに同僚の取り組みに協力しておけば少しは風当たりも小さくなろう。
 自己研修と学校の仕事の兼ね合い,そのさじ加減は難しいが,いい意味で「よくばって」,たくさんのことを吸収してもらいたい。がんばって,K先生。

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2006.03.31

松下教育研究財団のホームページがリニューアル!

 私は,大学院生の時から,松下教育研究財団に色々とお世話になっている(当時は,松下視聴覚教育研究財団)。研究助成(eCCプロジェクトLTプロジェクト等)をしていただいたり,研究大会やセミナー等の講師を仰せつかったり,実践研究助成の審査員を担当させていただいたりといった具合だ。
 同財団は,学校現場における視聴覚メディアや情報機器の利用を促進するために,様々な活動を展開している。この度,財団のホームページがリニューアルされた。5月からは,学校現場の授業改善やカリキュラム開発についての情報発信を目指して,メールマガジンも発行するという。
 このブログの読者にも,松下教育研究財団のメールマガジン配信を登録して,それを情報収集の術としてもらいたいと思う。

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2006.03.11

院生室での90分

 10日,大学の研究室で原稿を執筆していた。午後3時前に,ワックスをかけてくださる業者の方がいらっしゃった。「1時間ほどかかります。」と言われて,頭を抱えた。今日中に原稿を仕上げるつもりだったからだ。
 仕方がないので,文献とコンピュータを抱え,院生室に「避難」した。写真は,その時のものである。普段研究室では1人で仕事をしているわけだが,院生室は勝手が違う。90分ほど「お邪魔」したが,院生は皆,気持ちよく(?)迎えてくれた。DSC02962
 思い起こせば,私も十数年前は,こんな感じで,院生室で時を過ごしていた。諸先輩(Aさん,Kさん,Tさん,Mさんなど)と研究計画について議論したり,後輩たち(Yさん,Kさん,Sさんなど)と学校現場の様子を情報交換したりして,「共同体による学び」に身を浸していた。みんな教育方法学,教育工学の学徒だったから,その学びは実に深かったように思う。ちょっぴり,あの頃が懐かしくなった。

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2006.02.22

授業づくりとカーリング

 授業づくりは,よくスポーツにたとえられる。例えば,野球に。ワンアウトでランナー1塁の状況で,監督が取り得る作戦が多様で,しかもその適否がバッターやランナー,それから相手投手や捕手の力量によって大きく変わる。そうした手だての多様性状況依存性が授業づくりの場合とよく似ているからだろう。
 冬のスポーツでは,なんといっても,最近はやりの「カーリング」が授業づくりのメタファにふさわしいと思う。上述した,手だての多様性や状況依存性に加えて,控え選手も含めたチームプレイ(多様な属性を持つ教師たちの共同,同僚性の大切さ),10のエンドで勝敗を決する(単独の授業ではなく,年間・学校レベルのカリキュラムで子どもを育てる),単調な繰り返しのショットと勝負をかけるキーショットの両方が大切(日常的な実践と研究授業等の充実),選手の活躍は地域の環境に支えられている(学校と家庭・地域との連携)など,その共通項は枚挙にいとまがない。
 先週,今週と,授業づくりとカーリングの共通点を感じて,授業研究に励む全国の教師が,トリノでがんばる日本女子チームに熱い声援を送ったに違いない(と思う,私がそうだったから――)。

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2006.02.19

20年越しの対談実現

 昨日,一昨日もレポートしたように,17日,大阪教育大学附属平野小学校で教育研究発表会が催され,私も参加した。大阪教育大学の田中博之先生との対談であった。テーマは,「これからの授業改善と学校改革-幼小中連携を生かして-」である。実は,これにはエピソードがある。
 約20年前,当時所属していた大阪大学人間科学部教育技術学講座のメンバーで,愛知県のオープンスクール,緒川小学校の研究発表会に参加した。同校の実践研究を支援している加藤幸次先生と水越敏行先生のご対談が発表会のメニューに組み込まれていた。お二人は,同じ研究室ではなかったようだが,名古屋大学教育学部の同窓生で,それゆえ,加藤先生が「水越先生は大先輩で――」と対談の最初に言われていた。それを聞いた田中さんが,私に,「いつか,ぼくと木原くんで対談をやろうか」とおっしゃっていたことをよく覚えている。
 先日の平野附小での対談は,20年越しの対談実現だったわけだ。そうした意味で,先の対談は,個人的にも感慨深いものだった。

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2006.02.13

「メディアとのつきあい方」について講演(大阪市立総合生涯学習センターの「マルチメディア研修」講座)

 13日,大阪市立総合生涯学習センターの「マルチメディア研修」講座で講演を担当した。この講座は,同センターと我が大阪市立大学との連携講座で,私以外にもいくつかの部局の教員が連続して講演等を担当する。「マルチメディア」や「IT」がキーワードで,講座の趣旨文には,それらと「『上手につきあう』ための知識を提供する」と謳われている。
 担当した回では,学校や社会の情報化の実態を整理した後,いわゆるメディア・リテラシーの概念,それを育成する方法論を呈し,またそれらに即した事例を紹介した。教員対象の講演ではないのでいつもと勝手が違ったが,まあなんとか終わってほっとしている。
 しかし,これで今日も原稿を執筆する時間がなくなった――。

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2006.01.09

アクセスが10万件を超えた--

 このブログを始めて,2年弱。昨晩で,アクセスが10万件を超えた。ブログ開始当初からすると,意外なことに,アクセス数も相当増ている。私としては,このブログを読んだ(面識のない)先生から実践研究への協力依頼があったり,私と共同で授業づくりに励む学校の公開研究会への参加者が増えたりして,「授業研究と教師の成長に関する研究ポートフォリオ」として機能し始めていることが喜ばしい。
 一昨年の1月に,「ブログをやってみたら」と私に勧めてくれたのは,メディア教育開発センターの堀田先生。おかげさまで,今のところ,なんとか続いています。あらためて,お礼申し上げます。

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2005.12.31

原稿執筆で2005年が終わる――

 大晦日の今日も,原稿の執筆を続けた。原稿執筆で2005年が終わる――。
 本当ならば年内に終わり,すっきりとした気持ちで新年を迎えるはずだった。途中で風邪をひいたのが痛かった――。しかし,学者のはしくれであるならば,それを言い訳にはできない。2005年の原稿執筆計画のずさんさを深く反省しながら,今も原稿を書いている。
 まあ,でも,原稿を書きながら新しい年を迎えるというのも,だらだらと過ごすよりは,よいかもしれない。1年の計は元旦にありだから,明日もがんばろう。
 ところで,2005年に,このブログにアクセスしてくださった方,どうもありがとうございました。2005年は読者が増えて(もうすぐ通算10万アクセスになるみたい),書いている方もびっくりでした。2006年も,自分なりに,ここで情報発信を続けたいと思います。どうぞよろしく。

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2005.12.18

研究生(大阪市立大学大学院)を希望なさるなら

 咳が少しだけ治まってきた。明日は3つも講義があり,かなりの時間,話さないといけない。だから,神様が治してくれつつあるのか――。それとも,たんに時間が経ったから治りかけただけで,明日講義を重ねたらまた悪くなるのか――。答えは,明日の今頃分かる。
 さて,先日,1~3月の教務日程が明らかになった。大阪市立大学・大学院文学研究科の平成18年度大学院試験は,2月8・9日(出願期間は,1月11日~1月13日)。受験者には,がんばって合格してもらいたい。
 そして,同研究生の出願締め切りは1月31日。ここ1,2年,3月頃に「次年度,研究生として受け入れてもらえませんか」という問い合わせや依頼があるが,その時期だともう遅い。もしそんなことをお考えになる方がいらっしゃったら,早めにご連絡いただきたいと思う。

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2005.10.25

無事(?)帰国

 25日14:50頃,成田空港に到着した。機中,食事中以外はほとんど睡眠にあて,元気にタラップを降りた。
 しかし,成田空港→伊丹空港の乗り継ぎで疲れた。バスで搭乗する際に,また離着陸混雑のための時間待ちに,かなりの時間を要したからだ。ロンドン→成田よりずっと大変だと感じた。でもまあ,無事帰国と言える状態だろう。これから留守中に溜まった仕事に取りかからないといけないなあ。
 ところで,けっこう多くの方からロンドンレポートに対するリアクションを頂戴して,とても感謝しています。ありがとうございました。

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2005.10.24

コートールド美術館

 23日午後,LTプロジェクトのテレビ会議を終えて,山内さん,小柳さんとともに,コベントガーデンとコートールド美術館を訪問した。
 後者は,フランス人移民の大富豪サミュエル・コートールドのプライベートコレクションであるが,現在は,ロンドン大学キングズカレッジの一部となっている。フランス印象派のコレクションとしては,実に見事。山内さんによれば,特にマネの作品の蒐集については,超一流とのことだ。DSC01005
 加えて,まわりのサマーセット・ハウスの景色が,まあなんとも言えず,雰囲気がいい。3人で,「癒される」と連呼して,ホテルに戻った。

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2005.10.23

やっぱり食育?(2005年度英国調査)

 先日も記事に載せたように,ロンドンの21日午後,Anson Primary Schoolを訪問し,教室を観察するとともに,同行の校長が従事している,Primary Leadership Programのフレームワークや内容についてヒアリングした。
 それに先だって,ランチをごちそうしていただいた。子どもたちが食べているものを私たちも口にした。写真のようなメニューだ(ちなみに係の方に,「人参は食べるのが苦手なので――」と言って避けてもらった)。DSC00905 DSC00908 同校では,5年ほど前まで,チップスなどを提供していたが,健康等に配慮し,ジャンクフードの割合を極めて低くしたそうだ。いわゆる食育の重要性は,グローバルに進んでいる
 私は,教育の営みは,その地の文化や歴史を尊重して,そのあり方を構想すべきだという信念を持っているが,「食」のような人間,生命の根幹に関わる問題は,普遍性を帯びていることも間違いない。
 ついでながら,英国の小学校は,ダイニングルームが設置され,普通教室ではなく,そこでランチを食べる。ダイニングルームはそんなに大きくはないので,子どもたちは,学年等の単位で「順番待ち」して食事時を迎える。食と学習の空間を分離するのは望ましいことであると思うが,この「順番待ち」はけっこう大変だ。
 また,準備はすべて職員がおこなうので,日本の子どもたちが給食のバケツやトレーを運ぶような姿は,彼の地では目にしない。これも,子どもたちや教師の負担を減じることにはなるが,ある意味では,集団で協力してものごとを進める機会が少なくしているとも解釈しうる。給食1つをとってみても,事は,そう単純ではない。

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2005.10.22

一応,元気

 ロンドンでの5日目を迎えた。一応,元気である。まあ,誰も心配してないとは思うが,写真付きで,報告しておこう。これは,3日目の午前中に訪問した,Beavers Community Primary Schoolの校庭前で撮影したものだ。
DSC00833
 去年の訪英は滞在期間中ずっと風邪で,熱,悪寒,せき等に悩まされたから,今回,一応元気なのがうれしくて。仕事は溜まっているけれども。

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2005.07.22

ある高校の進学相談会に参加して

 21日,大阪市浪速区のある高等学校で催された進学相談会に参加した。某新聞社主催で,当日は,大阪教育大学,大阪府立大学も招かれていた(若手教員を先方が希望していると聞いたが,両大学はいずれも年配の方がご担当だった???)。
 相談会では,私は,大阪市立大学及び文学部の概要説明,そして文学部入試の現状等について説明した。学会や学校現場での講演等には慣れているが,高校生に対して話をする機会はほとんど経験がない。どうなるか心配で,説明資料は大学パンフレット等あったのだが,あらかじめレジュメを作成して相談会に備えた。
 反応が心配だったが,高校生たちは,私の話をきちんと聞いてくれたし,質問も投げかけてくれた。安堵した。彼らが我が大阪市立大学を受験し,合格して入学してくれたらいいなと思った。小中学生とは学校現場で接することも多いが,高等学校を対象とする件研究はしていないので,普段,高校生に接することは皆無である。現代の高校生のイメージが希薄だったが,素直な彼らに出会えて,気持ちよく帰宅することができた。36度を越える気温で最寄り駅から当該高等学校まで歩いてくたくたになったが――。

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2005.06.27

『子どもメディアフォーラム』実行委員会

 27日午前,梅田の大阪市立生涯学習センターで,第1回『子どもメディアフォーラム』実行委員会が開催され,参加した。なんと,委員長を拝命している。この委員会は,「地域子ども教室推進事業実施委託要綱」に基づき,大阪市視聴覚ライブラリーにおいて地域の教育力を結集した子どもの居場所づくりの総合的な事業展開を図るために設置されたものだ。
 具体的には,放課後や土日に,小学校高学年~中学校の児童・生徒が,学校や区民センターなどで,ビデオ作品やインターネットのコンテンツを作成する中で,心情を育み,情操を豊かにし,お互いを認め合うコミュニケーションの大切さなどを学ぶことになる。
 実際に活動に従事する学校には,知り合いの先生方も多い。時間や環境の制約もあると聞いたが,充実した活動になるように祈念している。

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2005.06.05

教育学教室の研修旅行2日目(和歌山の文化にふれて)

 5日も,教育学コースの研修旅行で,和歌山市内の文化的施設を訪問した。まず,和歌山県立近代美術館に出かけた。館内は,非常にきれいで,スペースも広く,鑑賞しやすかった。和歌山県ゆかりの作品のコレクションなど,館としての独自性を打ち出そうとする姿勢にも共感させられた。DSC08940

 次は,和歌山県立博物館だ。ここも,施設が充実していた。和歌山の歴史が非常にていねいに,そして分かりやすく展示されている。特に,特別展の「能面」の陳列,解説がすばらしかった。
 最後は,和歌山城。ここでは,城内の史跡を巡り,天守閣内の展示物を見学した。全国各地のお城の写真が展示されており,学生が「ここに来たら,日本国中のお城が見られるんですよ」と言っていたが,さながら「お城博物館」といった装いだった。
 それにしても,和歌山県には,文化をとても大切にする風土がある。昨年度,委員として参画した,「きのくに子ども協議会」で提出された資料にそれにふれた部分があったが,実際に施設を訪問して,実感させられた。

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2005.06.04

教育学教室の研修旅行(和歌山へ)

 4日,私が所属している,大阪市立大学・文学部・人間行動学科の教育学コースでは,教員,大学院生,学部生が一同に介して,研修旅行に出かけた。今年の訪問場所は和歌山だ。本日は,マリーナシティにある「わかやま館」を訪問し,和歌山の産業,歴史,偉人などについての教材研究を繰り広げた。
 その後,ポルトヨーロッパに行ったが,ここは,教員は無料で入場できる。なんと「引率教師」というチケットあるのだ。びっくりした。

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2005.05.25

ミャンマーの方へのレクチャー

 24日,大阪府南河内郡千早赤阪村立の幼稚園・小学校・中学校の合同研修会に参加したが,それに,ミャンマーのカリキュラム開発センターの方も参加した。彼らは,児童中心教育における評価のあり方を追究するプロジェクトを推進するために,来日している(受け入れ窓口は,関西大学の久保田先生。久保田先生にはいつもお世話になっているので,依頼を受け,彼らの学校訪問をアレンジした)。
 千早赤阪村の小中学校の授業・授業研究を見学する前に,私が,「日本の教師教育システム」と題するレクチャーをおこなった。我が国の教師教育の枠組みを行政研修,校内研修,自己研修と定義し,それぞれの特徴や実例を示した。彼らは,私の主張する,校内研修の意義,しかも学校研究としての展開の重要性に賛同してくれた。また,そこにおけるコーディネーションの可能性,そのためのミドルリーダーの役割と育成の大切さにも共感してくれた。
 各種のティームティーチングの実践事例も提供したが,それを組織する教務主任や研究主任,少人数加配などの存在理由にも納得してくれたようだ。ちなみに,ミャンマーの学校にはそうした人材は位置づいていないらしい。
DSC08489

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2005.05.23

誕生日だ――

 5月23日,今日は,私の誕生日だ。○○歳になる(あててみてください)。でも,朝から忙しい。講義も2部2限が21:10まであるし――。あまり,ハッピーな誕生日にはならないみたい――。

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2005.04.12

大学の桜

 ちょっと,ひと休み。大学・文学部棟近くの枝垂れ桜の映像を。
sakura_at_univ

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