2017.01.17

『学びの専門家としての教師』(佐藤学編,岩波書店)

 本日午後,『学びの専門家としての教師』(佐藤学編,岩波書店)の輪読会を催した(大阪市立大学の島田先生と,本書の半分の章をそれぞれが担当して)。この書籍は9人の方が執筆なさっているが,様々な視点と方法で,今日の教員養成や教職をめぐる問題が論述されている。自身の問題意識や研究等の方法論と重なるところもあれば,自分があまり意識していない論点も少なからず確認でき,たいへん勉強になった。

| | Comments (0)

2017.01.07

『Lesson Study(レッスンスタディ)』(教育工学選書Ⅱ 11)

 本日,ミネルヴァ書房より,『Lesson Study(レッスンスタディ)』(教育工学選書Ⅱ 11)』が届いた。これは,小柳先生(奈良教育大学)と柴田先生(名古屋大学)が編者となって,世界の授業研究の動向についてまとめた書物である。私も,「中国におけるLesson Study」の章を分担執筆している。ここ5,6年の間に,北京と哈爾浜で10を越える学校を訪問してきた。そこで学んだたくさんのことを,この章の内容に組み入れた。そして,日中の授業研究や校内研修の異同について考察した。ぜひお読みいただきたい。

| | Comments (0)

2016.12.28

教師の力量形成に関する文献購読会

 本日は,「教師の力量形成に関する研究会」(第27回)を催した。これは,春・夏・冬と毎年3回開催している研究会であるが,全員が,教師の力量形成に関わる外国語文献を読んで,その内容をレポートする集いだ。今回,私は,Teachers and Teachingという学術雑誌から,Highly committed teachers: what makes them tick? A study of sustained commitmentというタイトルの文献をピックアップし,その内容を報告した。教師のコミットメント,その持続の要因に関する縦断的な研究であった。
 6件の報告の後,総合的な討論では,社会正義に関するカリキュラムの推進に取り組む教師の事例研究の背景,特徴と課題について密に意見を交換した。

| | Comments (0)

2016.11.02

授業づくり等に関する研究発表会開催の意義と工夫

 先日,『教育PRO』という雑誌に,「授業づくり等に関する研究発表会開催の意義と工夫」という拙稿が掲載された。次の3つのパートから成る。
1.我が国の教師たちの学びの多様性
2.研究発表会開催の意義
3.研究発表会のプログラムの工夫
 2については,「研究発表会の開催は,その企画・運営が工夫されるならば,それを催す学校の教師たちにとって,授業づくりやカリキュラム開発に関する省察の機会になると考える」「研究発表会という営為は,完成された授業をモデルとして他の学校の教師たちに提示する営為ではない。むしろ,ある研究テーマの下で営まれる授業改善の共同研究に関する形成的評価の機会であり,それを進展させる,加速させるためのアイデア共有の舞台である」等の私見を述べた。

| | Comments (0)

2016.10.23

Professional Capitalに関する輪読会

 日曜日だから,朝から,大学へ。武庫川女子大学の矢野先生のご発案で,Professional Capital: Transforming Teaching in Every School の各章を分担して,その内容について学び合う機会を有した。4人で協議しながら読みあうと,専門的資本が何を意味するのか,日本の学校や教育にそれは何をもたらすのか等々を議論した(4時間以上)。

| | Comments (0)

2016.07.31

教師の力量形成に関する文献購読会

 本日は,「教師の力量形成に関する研究会」(第26回)を催した。これは,春・夏・冬と毎年3回開催している研究会であるが,全員が,教師の力量形成に関わる外国語文献を読んで,その内容をレポートする集いだ。今回,出席者が少なく,たった4名であったが,それゆえに,密な意見交換ができた。
 私は,次の文献の内容を報告した。
Pamela Sammons Ariel Mariah Lindorff Lorena Ortega Alison Kington (2016)Inspiring teaching:learning from exemplary practitioners.Journal of Professional Capital and Community, 1: 2 , 124-144
 「魅力的な教師」と「効果のある教師」や「すぐれた教師」の比較検討がユニークであった。

| | Comments (0)

2016.06.25

『学校教育の戦後70年史』(小学館)

 本日,『学校教育の戦後70年史』(小学館)が届いた。この書物は,1945年から2015年までの年史と25の重要テーマの軌跡によって,戦後の学校教育の変遷を明らかにしようとするものだ。私も,後者の1つである「情報化と授業改革」を担当させていただいた。A5版サイズの4ページで,施策や実践の動向を描くのは至難の業であった。次のような見出しを設定し,戦後70年の「情報化と授業改革」の接点の代表的存在を呈した。
 1.映像メディアの利用と情意の喚起
 2.コンピュータの利用と学習の個別化・多様化
 3.ネットワークの利用と共同学習の展開
 4.タブレット端末の利用と協働学習の実現
 まあ,拙稿は別にして,この書籍は,他に類を見ない,戦後教育のエッセンスを把握できる良書であると思う。

| | Comments (0)

2016.05.28

カリキュラム研究会でカリキュラム開発のアウトソーシングについて発表

 本日は,我が研究室で,カリキュラム研究会を催した。今日は4名のメンバーで,それぞれがピックアップしてきた文献の内容を報告した。私は,オーストラリアのクイーンズランド州の学校で繰り広げられた,カリキュラム改革のアウトソーシングの事例を報告した。それも,その他の参加者の論文も,High-Stakes Testingに対する学校の動きやその批判的検討に関するものであった。

| | Comments (0)

2016.05.26

「大阪教育大学リポジトリ」に拙稿のいくつかが登録された

 先日,「大阪教育大学リポジトリ」に拙稿のいくつかが登録された。これは,「大阪教育大学内の構成員が生産した,学術雑誌掲載論文・紀要論文・科研報告書・学位論文・会議資料・教材・図書等の教育研究成果を保存・蓄積し,インターネットを通じて,学内外に無料で全文を公開するシステム」である。私が,執筆した論文や雑誌原稿の30弱のものが出版社等の掲載許可を得て,閲覧可能となっている。いい時代になったものだ。本学の図書館のスタッフの方々に心より御礼申し上げます。登録リストは,以下のとおり。「Kihara_repository.pdf」をダウンロード

| | Comments (0)

2016.05.12

「道徳授業の充実に資するICT活用」(明治図書『道徳教育』6月号)

 先日,明治図書の月刊教育雑誌『道徳教育』の6月号に,拙稿「道徳授業の充実に資するICT活用」が載った。「だれでもできる!道徳授業のICT活用術」というミニ特集に寄稿したものだ。
 この小論では,道徳授業の充実に資するICT活用として,1)多様な教材の提供,2)多様な考えの可視化,3)議論の舞台の拡充という3つのポイントを掲げた。興味のある方は,お読みいただきたい。「moral_edu_ict.pdf」をダウンロード

| | Comments (0)

より以前の記事一覧