2017.04.15

学校を基盤とするカリキュラム開発に求められる学校長の役割とそれに資する学び

 一昨年度から,学校を基盤とするカリキュラム開発における学校長のリーダーシップについて研究を進めている(大阪市立大学の島田先生との共同研究)。それに求められる役割とそれに資する学びについて,実証的な研究を進めてきた。
 現在,その妥当性に関して,多様な文献の知見を用いて,検証している。今日も,いくつかの文献をもとに,それについての議論を重ねた。6月24,25日の日本カリキュラム学会において,研究成果を報告する予定である。

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2017.04.02

教師の力量形成に関する文献購読会

 昨日の記事でも紹介したが,本日,天王寺キャンパスで,「教師の力量形成に関する研究会」(第28回)を催した。これは,春・夏・冬と毎年3回開催している研究会であるが,全員が,教師の力量形成に関わる外国語文献を読んで,その内容をレポートする集いだ。今回,私は,Teaching and Teacher Educationという学術雑誌から,Teacher communities as a context for professional development: A systematic reviewというタイトルの文献をピックアップし,その内容を報告した。教師のコミュニティに関する文献のレビューをていねいにおこない,その研究動向を明らかにした文献であった。
 5件の報告を通じて,教職の専門性に関して,深く議論した。また,専門的な学習共同体に関する研究動向に関して,理解を深めた。
 おまけであるが,会場係をおおせつかっているので,お弁当を手配した。我ながら,キュートなお弁当を手配できた。

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2017.04.01

(ほぼ)1日中家にいて,(ほぼ)1日中英語文献と格闘して--

 珍しく(新年になって3ヶ月で2度目だと思う),本日は,ほぼ(夜のテニス以外)1日中家にいた。しかし,のんびりとはできなかった。明日の教師の力量形成に関する外国文献購読会の準備に,ほぼ1日かかったからだ。私がチョイスした文献は,「Katrien Vangrieken, Chloe Meredith, Tlalit Packer, Eva Kyndt(2017) Teacher communities as a context for professional development: A systematic review. Teaching and Teacher Education, 61, 47-59」である。読解と報告レジュメづくりもあと少しで終わる。ふー。

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2017.01.17

『学びの専門家としての教師』(佐藤学編,岩波書店)

 本日午後,『学びの専門家としての教師』(佐藤学編,岩波書店)の輪読会を催した(大阪市立大学の島田先生と,本書の半分の章をそれぞれが担当して)。この書籍は9人の方が執筆なさっているが,様々な視点と方法で,今日の教員養成や教職をめぐる問題が論述されている。自身の問題意識や研究等の方法論と重なるところもあれば,自分があまり意識していない論点も少なからず確認でき,たいへん勉強になった。

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2017.01.07

『Lesson Study(レッスンスタディ)』(教育工学選書Ⅱ 11)

 本日,ミネルヴァ書房より,『Lesson Study(レッスンスタディ)』(教育工学選書Ⅱ 11)』が届いた。これは,小柳先生(奈良教育大学)と柴田先生(名古屋大学)が編者となって,世界の授業研究の動向についてまとめた書物である。私も,「中国におけるLesson Study」の章を分担執筆している。ここ5,6年の間に,北京と哈爾浜で10を越える学校を訪問してきた。そこで学んだたくさんのことを,この章の内容に組み入れた。そして,日中の授業研究や校内研修の異同について考察した。ぜひお読みいただきたい。

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2016.12.28

教師の力量形成に関する文献購読会

 本日は,「教師の力量形成に関する研究会」(第27回)を催した。これは,春・夏・冬と毎年3回開催している研究会であるが,全員が,教師の力量形成に関わる外国語文献を読んで,その内容をレポートする集いだ。今回,私は,Teachers and Teachingという学術雑誌から,Highly committed teachers: what makes them tick? A study of sustained commitmentというタイトルの文献をピックアップし,その内容を報告した。教師のコミットメント,その持続の要因に関する縦断的な研究であった。
 6件の報告の後,総合的な討論では,社会正義に関するカリキュラムの推進に取り組む教師の事例研究の背景,特徴と課題について密に意見を交換した。

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2016.11.02

授業づくり等に関する研究発表会開催の意義と工夫

 先日,『教育PRO』という雑誌に,「授業づくり等に関する研究発表会開催の意義と工夫」という拙稿が掲載された。次の3つのパートから成る。
1.我が国の教師たちの学びの多様性
2.研究発表会開催の意義
3.研究発表会のプログラムの工夫
 2については,「研究発表会の開催は,その企画・運営が工夫されるならば,それを催す学校の教師たちにとって,授業づくりやカリキュラム開発に関する省察の機会になると考える」「研究発表会という営為は,完成された授業をモデルとして他の学校の教師たちに提示する営為ではない。むしろ,ある研究テーマの下で営まれる授業改善の共同研究に関する形成的評価の機会であり,それを進展させる,加速させるためのアイデア共有の舞台である」等の私見を述べた。

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2016.10.23

Professional Capitalに関する輪読会

 日曜日だから,朝から,大学へ。武庫川女子大学の矢野先生のご発案で,Professional Capital: Transforming Teaching in Every School の各章を分担して,その内容について学び合う機会を有した。4人で協議しながら読みあうと,専門的資本が何を意味するのか,日本の学校や教育にそれは何をもたらすのか等々を議論した(4時間以上)。

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2016.07.31

教師の力量形成に関する文献購読会

 本日は,「教師の力量形成に関する研究会」(第26回)を催した。これは,春・夏・冬と毎年3回開催している研究会であるが,全員が,教師の力量形成に関わる外国語文献を読んで,その内容をレポートする集いだ。今回,出席者が少なく,たった4名であったが,それゆえに,密な意見交換ができた。
 私は,次の文献の内容を報告した。
Pamela Sammons Ariel Mariah Lindorff Lorena Ortega Alison Kington (2016)Inspiring teaching:learning from exemplary practitioners.Journal of Professional Capital and Community, 1: 2 , 124-144
 「魅力的な教師」と「効果のある教師」や「すぐれた教師」の比較検討がユニークであった。

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2016.06.25

『学校教育の戦後70年史』(小学館)

 本日,『学校教育の戦後70年史』(小学館)が届いた。この書物は,1945年から2015年までの年史と25の重要テーマの軌跡によって,戦後の学校教育の変遷を明らかにしようとするものだ。私も,後者の1つである「情報化と授業改革」を担当させていただいた。A5版サイズの4ページで,施策や実践の動向を描くのは至難の業であった。次のような見出しを設定し,戦後70年の「情報化と授業改革」の接点の代表的存在を呈した。
 1.映像メディアの利用と情意の喚起
 2.コンピュータの利用と学習の個別化・多様化
 3.ネットワークの利用と共同学習の展開
 4.タブレット端末の利用と協働学習の実現
 まあ,拙稿は別にして,この書籍は,他に類を見ない,戦後教育のエッセンスを把握できる良書であると思う。

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