2009.10.10
2009.09.27
『日本の授業研究 下巻 授業研究の方法と形態』(日本教育方法学会編,学文社,2009年9月)
先日,自宅に,『日本の授業研究 下巻 授業研究の方法と形態』(日本教育方法学会編,学文社,2009年9月)が届いた。これは,『日本の授業研究 上巻 授業研究の歴史と教師教育』とともに,日本教育方法学会のメンバーが,我が国の授業研究を体系的に論じた著作である。
私も,下巻の第6章「授業研究を基礎とした学校づくり」の執筆を担当し,学校研究と授業研究の関連性,後者の今日的な姿,それを実現するためのミドルリーダーの力量等を論じた。
2009.08.14
「授業研究で共に育つ」(社団法人・初等教育研究会編『教育研究』2009年9月号)
先日,社団法人・初等教育研究会編『教育研究』の2009年9月号が届いた。拙稿「授業研究で共に育つ」が掲載されている。この教育雑誌は,筑波大学附属小学校のスタッフが監修や編集等にたずさわり,教育実践研究の動向をレポートしたり,同校の実践研究の過程や成果を公開している。
毎号特集も組まれており,今回は,「教師が育つ・教師を育てる」であった。私は,「教師にとっての『学び』の重要性」「教師は,授業づくりについて,何をどのように学ぶべきか」「授業をめぐる,語りと探究のコミュニティを創る」という構成で,教師の学びとしての授業研究の意義や方法論を説いた。
2009.08.12
実践報告の文章に手を入れるのは難しい
ここ数日,監修を仰せつかっている,ある小冊子の原稿に目を通している。実践報告の文章を読み,読者が分かりやすくなるように,表現を整えている。他人の原稿を直すのは難しい。当該原稿の執筆者の意図をくみ取り,その本質を保ったまま,簡潔明瞭な表現に変えていかねばならないからだ。特に実践報告の場合,実践者自身が当然視している内容・表現であっても,読者一般にはそうではない場合がけっこうある。主張点が多すぎて,実践の特徴が分からなくなる場合も少なくない。それらを解きほぐし,シンプルに,けれども読者がはっとしたり,なるほどと思ったりするように,構成や表現を整えるのは,けっこう骨が折れる。
でもきっと,私が執筆した文章も,紙面を現れる前に,どこかで誰かが直してくれているのだろう。だから,お互い様である。
2009.07.04
『成長する教師』(金子書房)
先日,金子書房から,『成長する教師-教師学への誘い』(浅田匡・生田孝至・藤岡完治編)が届いた。この本は,1998年に刊行された,「学習する人」「成長・発達する人」としての教師に関する論究を集めた著書である。私も執筆陣に加わった。刊行から10年強,毎年のように増刷され,この度,とうとう10刷を数えることとなった。ものすごい勢いで売れているわけでもないが,それなりの売れ行きを示しているのである。それは,この著書のコンセプトや内容に,なんらかの提案性があるからだと考えてよろしかろう。
私の単著,『授業研究と教師の成長』(日本文教出版,2004年)や『教師が磨き合う学校研究』(ぎょうせい,2006年)も,そうあってほしいものだ。
2009.04.25
「授業の構築」(小学館『最新教育基本用語2009~2010』)
昨日,『最新教育基本用語2009~2010年版』(小学館『総合教育技術』の5月号増刊)が届いた。この書籍は,教育実践の基本用語を,29のカテゴリーで解説するものだ。今回は,「新学習指導要領完全対応」というサブタイトルがついているように,執筆陣に,新学習指導要領の特徴を踏まえることが強く要請された。私も,「9 授業の構築」分の執筆を担当したが,それを意識して用語を選んだ。授業の設計・実施・評価に関する用語を,さらには,それに資する校内研修・研究の企画・運営に関係するものも含めて,50ほど選び,18ページを費やして解説した。
この書籍は,全部で450ページから成るが,他の方が執筆なさった「教師論」「カリキュラムの開発と経営」「学力と学力観」「総合的な学習」「教育評価」「ICTと学校教育」などのカテゴリーの用語解説は,私にとっても興味深い。自分ならば,この用語を選ぶか否か,選んだとしてどのように解説するかとシミュレーションしてみると,異同があるからだ。
2009.04.15
「『学ぶ教師』を育てる学校長のアクション」
全国中学校長会という組織が,毎月,『中学校』という雑誌を刊行している。その第667号(特集:学校経営の新たな視点)に,拙稿「『学ぶ教師』を育てる学校長のアクション」が掲載された。この小論では,教師にとっての「学び」の必要性を再確認した後,それを促すために学校長に期待されるアクションについて,2つの側面から論じている。1つは,学校長自らの示唆や助言であり,もう1つは研究主任等のミドルリーダーの支援である。
本ブログにアップするので,興味のある方はお読みいただき,感想などをお寄せいただきたい。「kihara090415.pdf」をダウンロード
2009.04.06
『小学校の社会科を読み解く』(日本文教出版,2009年)
本日,加藤幸次・明石要一編『小学校の社会科を読み解く』(日本文教出版,2009年)が自宅に届いた。この本は,平成20年告示の新学習指導要領・小学校社会科の特徴を解説し,それに応じた実践を提案するものだ。私も,「新しい社会科の授業における情報教育の展開」を寄稿している。
拙稿は別にして,識者の論説(第1部)は勉強になるし,実践者たちの「予想される授業」(第2部)は参考になる。さらに,第3部の学習指導要領の新旧比較は,そのポイントがとても分かりやすい。
このブログの読者にも,本書をぜひお読みいただきたいと思う。
2009.01.21
「小中連携に資する研究・研修活動」(『悠+』2009年2月号)
先日,『悠+』(ぎょうせい)の2009年2月号に,拙稿「小中連携に資する研究・研修活動」が載った。ここ数年,いくつかの学校現場で吸収した,教師たちの知恵を私なりに整理したものである。紙幅の都合上,詳しく描けない部分もあったが,小中連携教育の「ツボ」については,それなりに示唆できたと思う。原稿を載せておくので,興味のある方は読んでいただきたい。「haruka_kihara.pdf」をダウンロード
2009.01.16
「伝統的な授業」を表すためのキーワード
現在,ある原稿で,授業づくりについて執筆をしている。その一部で,「伝統的な授業」の要素について論じている。読者ならば,何をキーワードに据えて,伝統的な授業を論じるだろうか。私は,学習指導案,一斉指導,習得(習得型の授業),話し合い活動,発問,板書,教科書,ノート指導,観点別の評価,評価規準,自己評価,相互評価,繰り返し指導,家庭学習,評定と指導要録をリストアップしてみた。これで,おおよそ,我が国の伝統的な授業のイメージを表現できると思うのだが--。
より以前の記事一覧
- 経緯や枠組みを語れるということ 2009.01.13
- 情報教育マイスター入門』(ぎょうせい)刊行なる 2008.09.02
- 「思考力・表現力・判断力の育成-その原理と具体的事例」(ぎょうせい『悠プラス』2008年8月号) 2008.07.22
- 「思考力・表現力・判断力の育成-その原理と具体的事例-」 2008.07.02
- 「授業評価」のさらなる課題 2008.06.05
- 授業研究と教師の成長』増刷なる! 2008.05.16
- 『学校研究「継続・発展」の手引き』 2008.05.07
- 「授業づくりと学力形成に関する今日的課題」 2008.04.11
- 「授業時数10%増と魅力ある授業の展開」(月刊誌『教職研修』) 2007.08.21
- 「教師の仕事とは」(月刊誌『教員養成セミナー』) 2007.07.19
- 授業力のチェックリスト(「NHK学校放送利用促進パンフレット」) 2007.05.05
- 持つべきものは,研究仲間 2007.05.03
- 『最新教育基本用語2007年版』(総合教育技術5月号増刊) 2007.04.20
- 「授業評価から授業改善へ」(『兵庫教育』第59巻第1号) 2007.04.17
- 『NHK学校放送 先生のための教え方ガイド』 2007.03.16
- 今日は風邪との闘いに勝てた,いや引き分けか―― 2007.01.04
- まるでテレビCMのように 2007.01.03
- やっぱり原稿執筆と卒論・修論チェックで2007年が始まる―― 2007.01.02
- 「授業の構築」に関する基本用語50 2006.12.30
- 学力向上ハンドブックの改訂(Benesse教育研究開発センターとの共同研究) 2006.10.09
- 「授業の構築」に関する用語 2006.10.08
- 拙著『教師が磨き合う「学校研究」』の感想を 2006.09.25
- 今,なぜ,小中連携なのか(小学館『総合教育技術』10月号への寄稿) 2006.09.15
- 「我が国の学校研究への示唆」(ぎょうせいの月刊『悠』9月号) 2006.08.21
- 『教師が磨き合う学校研究』(ぎょうせい)へのコメント 2006.06.27
- 『教師が磨き合う学校研究』(ぎょうせい)のチラシ 2006.05.30
- 『教師が磨き合う学校研究』(ぎょうせい)の刊行成る! 2006.05.28
- まもなく『教師が磨き合う学校研究』の刊行 2006.04.20
- 「学校研究の充実による学校力・教師力の強化」 2006.04.17
- 「小学校の教科担任制」に関する主張 2006.04.09
- 『教師が磨き合う学校研究』の刊行まであと少し 2006.04.06
- 学校研究の成立と充実の要件(拙著『教師が磨き合う学校研究』から) 2006.03.23
- 『教師が磨き合う学校研究』の刊行近し 2006.03.20
- 学校研究の歳時記 2006.01.10
- 学校と家庭・地域とのパートナーシップの充実(Benesse教育研究開発センターとの共同研究「学力向上ハンドブック」の制作から) 2006.01.07
- 記憶に残る「研究発表会」 2006.01.03
- 原稿執筆で2006年が始まった―― 2006.01.01
- 「授業リフレクションのためのデータ」(澤本和子・宗我部義則編『中原小学校の挑戦!』東洋館出版) 2005.12.30
- あの学校は今,どうなっているだろう 2005.12.11
- 研究授業後の協議会を充実させるために 2005.11.24
- 公開研究会のプログラム(『学力向上ハンドブック』の演習問題から) 2005.11.13
- 第56回放送教育研究会全国大会始まる(東京都練馬区立八坂中学校にて) 2005.10.28
- 学力向上ハンドブック編集会議(Benesse教育研究開発センターとの共同研究) 2005.10.10
- 授業改善アクションプランのケーススタディ(Benesse教育研究開発センターとの共同研究) 2005.10.09
- メディアミックスによる授業づくり-その概念と変遷,新展開- 2005.10.06
- 学校研究のテーマ――その要件 2005.09.16
- 児童・生徒への評価の場面で考える「学校協働体制」をつくるポイント(『総合教育技術』第60巻第2号) 2005.04.16
- 教師をやる気にさせる論文 2005.04.15
- 「総合的な学習の時間」の指導案のチェックポイント(『総合的学習を創る』No.179) 2005.04.14
- 学習指導要領の全面改訂は急がなければならないのか 2005.03.22
- 『教師が磨き合う学校研究』の単行本化が決まる! 2005.03.14
- 「学校研究」の発展に向けて(「ぎょうせい」『悠』における連載の最終回) 2005.03.10
- 平成10年の学習指導要領の意義と可能性 2005.02.28
- 「教師が磨き合う学校研究」最終回執筆中(「ぎょうせい」『悠』における連載) 2005.01.18
- 講演録「学力向上と教育メディアの活用」 2004.12.29
- 授業研究の深化-研究主任等のリーダーシップと協議会におけるコーディネーション-(ぎょうせい「悠」1月号) 2004.12.20
- 新しいタイプの役割に挑戦する教師たちへのエール(拙稿「小学校教科担任制の新展開」) 2004.11.14
- 「授業力量形成の要件」(明治図書『解放教育』11月号) 2004.10.26
- 他校の公開研究会に学ぶ(ぎょうせい「悠」11月号) 2004.10.20
- 授業力量形成の基本要件(『解放教育』2004年11月号の原稿) 2004.09.02
- 『「学習指導・評価」実践チェックリスト』刊行成る! 2004.08.27
- 『学習指導・評価』実践チェックリスト(教育開発研究所)使える! 2004.08.15
- 『悠』連載第5回「長期休業期間における学校研究の推進-夏休みに何をすべきか-」 2004.07.26
- 『悠』連載第3回「研究授業充実へのアプローチ−そのデザインの工夫と企画・運営や参加のルール−」 2004.05.19
- 『学習指導・評価』実践チェックリスト(教育開発研究所)の編集 2004.05.18
- 『悠』連載第2回「学校研究のテーマと推進体制」 2004.04.26
- 「相対評価から絶対評価へ」 2004.03.28
- 『悠』連載「教師が磨き合う学校研究」スタート! 2004.03.21
- 小学校の習熟度別指導 2004.01.20



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