鍛えられて,授業の技を増やす教師たち
本日,日本女子大学の吉崎静夫先生をリーダーとする調査研究プロジェクトの活動の一環として,福井県越前市立武生第三中学校を訪問し,3つの授業を見学するとともに,教師たちにヒアリングを試みた。いずれの授業も,50分の間に,ICT活用,ペアトーク,きめ細かな指導等,生徒に,学習参加や思考・表現を促すための複数の工夫が当然のように採り入れられていた。授業を充実させるための「引き出し」が多いのである。
全体を通しての印象であるが,同校を含む,福井県の中学校の教師たちは,力量形成のための機会を数多く持ち,それで鍛えられて,授業の技を増やしていることがよく分かった。例えば,小学校に異動して小中の接続について考える,数年に一度は巡ってくる研究発表大会の開催に向けて教育研究会の仲間と研鑽を積む,毎年全員が研究授業を実施する(指導主事訪問に合わせて,指導案を作成して)等々--。彼らは,それを普通だと思っているが,全国的な見地からすれば,それらが年度を重ねても継続的・日常的に推進されていることは,驚きに値する。そうした教師文化と子どもたちの学ぶ姿勢,そして学力向上は決して無縁ではあるまい。





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