7月3日午後,大阪市立平野西小学校でICT活用授業が公開されます。
7月3日午後,大阪市立平野西小学校でICT活用授業が公開されます。詳しくは,こちらを。「Hirano_nishi.pdf」をダウンロード
7月3日午後,大阪市立平野西小学校でICT活用授業が公開されます。詳しくは,こちらを。「Hirano_nishi.pdf」をダウンロード
昨日,大阪府教育センターのフォーラムに協力した。「主体的・対話的で深い学び」に関する分科会で,講演を担当した。この分科会では,3つの実践報告がなされたが,その特長を解説したり,それを体現する他の実践を紹介したりした。
会場には,私の知り合いもたくさん足を運んでくれていた。そして,皆,私の話を自身・自校の実践に引きつけて,吸収してくれていた。その表情,そのコメント(講演後に会場で,メールにて)に,彼らがフォーラムで「主体的・対話的で深い学び」を繰り広げてくれたことが示されていた。
今年度も,我が教職大学院の教育実践コーディネートコースのコース必修科目「校内研修のコンサルテーション」において,ある小学校の研究主任を招聘し,当該学校の校内研修に対するコンサルテーションに院生たちが従事している。今日は,そのパートの3回目であり,当該学校の研究授業への助言等に,院生たちがチャレンジした。それには,やはり,私たちが開発した,教育委員会指導主事のコンサルテーションに関するルーブリックを用いてもらった。院生たちは,それを糧として,コンサルテーションの取り組みに上手に接近している。
今日は,午前中,大阪市役所を訪れ,「大阪市教員育成協議会」に出席した。そして,午後,ある府立高等学校の校内研修に参加した。「産業社会と人間」の授業を題材とする授業研究会,そして2学期の実践を語る実践報告会である。そこで,高等学校の若き教員が生徒のために授業改善を継続的に試みている姿に接した。さらに,夕刻から,昨年度,一昨年度と教職大学院の講義でティームティーチングを組んだ実務家教員(現,府立校等学校長)と食事をともにした。そこでも,高等学校における授業づくりや学校マネジメントに関する様々な取り組みを耳にした。今日も,高等学校の授業づくりについていろいろと考えた。
本日午後,5時間をかけて,教職大学院で私が指導教員となっている5名に,学校実習を進捗状況(M1)や過程と成果の整理(M2)について報告してもらった。また,それらに妥当性等について議論した。
M2は,あと数週間で,実践課題研究報告書を提出しなければならない。それにきちんと,問題の所在,研究の目的,方法,実践,その成果と課題等が記されているか,それらが整合的であるかについて確認していった。また,それが所属校等の同僚との協働によるものであることが分かる叙述であるかについても点検した。彼らの報告書の作成は,2年間の学校実習の総括である。その結びにふさわしい文書になるよう,最後まで努力してほしい。
昨日午後,大阪市内の小学校の校内研修に参加した。そこで,かつて本学の大学院実践学校教育専攻で教職ファシリテーターコースに在学していた教員が研究授業を実施する姿に接した。彼は,ベテラン教師であるが,外国語活動の授業を仲間に公開していた。しかも,学校の研究主題に即して研究授業のデザインを工夫して,取り組んでいた。彼は,少し前まで研究推進のリーダー役を果たしていたそうであるが,今は,それも後進に道を譲っているそうだ。その一方で,授業づくりのチャレンジを続けるモデルを示していた。その学び続ける姿勢に敬意を表したい。
本日,午後,大阪府立高等学校校長会の教育課程委員会にて,講演をおこなった。そのタイトルは,「高等学校における『主体的・対話的で深い学び』の成立と充実に向けて」である。この半年,大阪府立高等学校を訪れ,そこで,授業を見学させていただいた。高等学校の教師たちの授業改善の努力に接してきた。それに学んだことを踏まえて,いわゆる「主体的・対話的で深い学び」について,実現していること,していないことを整理して話した。学校長たちは,それを踏まえて,新学習指導要領に対する自校の備えを省察してくださった。
川崎市立川崎高等学校附属中学校は,パナソニック教育財団の第43回実践研究助成の特別研究指定校である。子どもたちは,One to one computingの環境を糧として,ICTを学習に自主的に用いている。授業中に,(教員の指示がなくても)必要に応じて,タブレット端末を活用している。同校は,問題解決能力,ICT活用能力,そしてダイバーシティ・コミュニケーション能力の育成を教科横断的な視点に据えて,カリキュラム・マネジメントを展開している。
本日は,その中間成果を公開する,研究発表会が催された。研究報告の後,4つの授業が公開された。また,それに関する協議会が実施された。協議の中で,教師の提示型から学習者の協働型へとICT活用のスタイルが移行したこと,それを子どものICT操作スキルの向上等が促したこと,総合的な学習を主柱とするカリキュラムが充実していることなどの同校の実践研究の充実が共通理解された。また,ICT活用のさらなるレパートリーの開拓や合科的な指導の追究等の方向性が提案された。
本日は,大阪府立大学で,第21回教育セミナー関西2017&堺教育フォーラムが催された。私は,午前中,基調講演「新学習指導要領が求める教育方法の工夫改善」を担当させていただいた。その内容構成は,以下のとおりである。
・幼稚園教育要領,学習指導要領改訂のポイント
・「主体的・対話的で深い学び」の基本的な考え方と実践
・それを成立させ,充実させるためのカリキュラム・マネジメント
・教員自身の「主体的・対話的で深い学び」
基調講演の後は,シンポジウム,分科会,そして総括講演である。分科会では,私が勤務している教職大学院における学びがテーマになったセッションに出席した。関係者(修了生,現院生)が,教職大学院における学び,その可能性を豊かに語ってくれていた。
鳥取市立中ノ郷中学校では,今年度,「学び合いを通して確かな学力を育み,生徒ともに創り上げる学習活動」という研究主題が設定され,教師たちが共同研究を推進している。7月の国語に続いて,今日は,道徳の研究授業が実施され,その可能性と課題について意見交換する協議会が催された。
この学校で注目すべきは,研究授業への生徒の関与である。今日も,当該研究授業に,他のクラスの生徒の代表(6名)が参加し,授業評価を実施していた。また,研究授業のクラスの生徒たちは,参観する教師たちにアンケートを実施していた。この学校の子どもたちは,同校の授業研究文化の担い手となっている。
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