2017.12.31

初めての学会発表の配付資料が見つかって--

 大晦日なので,自室の片付けをしていたら,なんと,初めての学会発表の配付資料が見つかった。昭和61年9月に立教大学で開催された日本教育方法学会第22回大会の自由研究発表Ⅸの分科会に登壇したらしい(その時,M1である)。発表タイトルは,「自己選択をとりいれた学習と学習意欲との関係について」である。香川大学教育学部附属堺で中学校の生徒に協力してもらって得られたデータによる研究の目的・方法・結果・考察等をまとめた,B4版8ページに及ぶ資料をがんばって作成している。

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2017.11.19

「教育工学的な視点に基づく教師教育プログラムの開発-ハンドブックを主教材として-」のミーティング

 平成28年度から,代表者として,科研費による研究プロジェクトを企画・運営している。そのタイトルは,「教育工学的な視点に基づく教師教育プログラムの開発-ハンドブックを主教材として-」である。今日は,私の研究室で,本年度第2回目のこの科研のミーティングを開催した。メンバーがそれぞれ,『教育工学的な視点に基づく教師教育ハンドブック』を講義や教員研修で活用するプログラムの構想や実施状況を報告した。また,私が夏休みに実施した集中講義の成果と課題について意見交換をした。
 私よりも一回りほど若い准教授たちのがんばりや貢献で,この科研,まずまずの進展を見せている。ありがたいことだ。

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2017.10.01

日本教師教育学会における研究発表を終えて

 本日,明日と,日本教師教育学会第27回研究大会が奈良教育大学で催される。本日午前,「教育委員会指導主事による校内研修のコンサルテーションの現状と課題」というタイトルで研究発表を行った(大阪市立大学の島田先生との共同研究の一環)。この学会の共同研究発表には,35分を費やせる。質疑応答も,15分かけられる。それゆえ,かなりていねいに研究の背景から知見までを報告できた。質疑応答においても複数の方にコメントを頂戴できたし,いくつかの視点で議論できた。実りある発表となった。

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2017.09.24

日本教師教育学会第27回研究大会における発表

 9月30日,10月1日と,日本教師教育学会第27回研究大会が奈良教育大学で催される。私は,30日午前,「教育委員会指導主事による校内研修のコンサルテーションの現状と課題」というタイトルで研究発表を行う(大阪市立大学の島田先生との共同研究の一環)。その準備のために,本日も時間を費やした。発表は,150人の教育委員会指導主事に協力してもらった調査の結果をまとめたものである。調査結果を集計したり分析したりして出てきた数字を多角度で検討し,それを文章にまとめる作業は,苦しくて,でも楽しい。

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2017.09.18

日本教育工学会第33回全国大会における発表を終えて

S_sdsc03301_003S_sdsc03302_003 本日は日本教育工学会第33回全国大会の第4日目。私の発表セッションもようやくやって来た。発表のタイトルは,「教育工学的な視点に基づく教師教育プログラムの試行的実践」である。深見先生(島根大学),坂本先生(名古屋大学),島田先生(大阪市立大学),古田先生(奈良教育大学)のご協力を得て進めている,科研費による研究プロジェクト「教育工学的な視点に基づく教師教育プログラムの開発-ハンドブックを主教材として-」の中間成果を報告するものだ。発表時間は14分しかない。その時間に,5人で取り組んでいることを盛り込むのは至難の業であったが,なんとか時間内にプロジェクトの概要報告を終えることができた。2つの質問を受けて,それにもまあまあ応じられたと思う。
 4人の先生方,ここまでのご協力ありがとうございました。

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2017.08.17

日本看護学教育学会27回学術集会にて研究発表等

 本日,明日と,沖縄コンベンションセンターにて,日本看護学教育学会の第27回学術集会が催されている。この学会で,私の共同研究者が,科研費による研究プロジェクトの中間的な成果を発表した(私も研究分担者として当該研究のデータ分析に協力してきた)。また,かつて,実践学校教育専攻で修論指導を担当した院生OBも,修論の内容を発表した。さらに,交流セッション「授業研究の企画・運営について学ぶためのプログラムの提案~模擬授業研究会を体験しよう~」も実施したし,他の交流セッション(教育実践研究の方法論に関するもの)にも参加した。

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2017.08.16

久しぶりに沖縄に

 久しぶりに沖縄を訪ねた。明日から催される,日本看護学教育学会第27回学術集会に参加するためだ。明日,明後日と共同研究者等の発表がある。それにしても,沖縄の日差しは強い。そして,昨日から体調が悪い--。

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2017.08.14

修論ゼミOBの勉強会

S_p1050343S_p1050348 本日は,大阪教育大学大学院実践学校教育専攻のスタッフだった時の修論ゼミのOBが集い,彼らの修論のその後,すなわち,彼らの教育実践研究の継続・発展を語ってくれた。大学スタッフになった人,教育委員会指導主事になった人等々であるが,互いの研究に忌憚なく意見を述べ合ってくれた。現在所属している教職大学院とはまた違った性格のコミュニティであるが,これもまた私の大阪教育大学のスタッフとしての軌跡であるから,もう少し勉強会を続けてみようと思う。
 ちなみに,本日の慰労会会場は,昨夜の教師の力量形成に関する英文購読会の打ち上げ会場の隣の店であった。不思議な縁である。

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2017.07.30

「授業研究を通じたプロフェッショナル・キャピタルの構築に関する実証的研究」のミーティング

 本年度から,国立教育政策研究所の千々布先生を代表者する科研費による研究プロジェクトがスタートした。そのタイトルは,「授業研究を通じたプロフェッショナル・キャピタルの構築に関する実証的研究」である。名古屋大学の東山キャンパスの会議室で,本年度第1回目のこの科研のミーティングが催された。メンバーで,専門的資本とは何を意味するか,この概念の意義はなにか,そのとらえ方は洋の東西でどう異なるか,我が国の実践とどのような関係にあるか等々,多面的に議論した。あっという間に時間が過ぎた。

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2017.06.25

「学び続ける校長像」を求めて

 本日も日本カリキュラム学会第28回大会に参加した。「学校を基盤としたカリキュラム開発に資する学校長の役割と学びについての理論的検討」というタイトルで口頭発表した(大阪市立大学の島田先生と共同発表)。それに対して,学校長は「学ぶ」ことよりも「(教諭等に)学ばせる」ことを重視すべきではないかという意見が示された。両者はそもそも矛盾するものでない。そして,学校を基盤としたカリキュラム開発の初年次等の段階では,学校長には自らが学ぶ姿勢が強く求められるという,我々の研究知見の独自性やその前提等を説明した。
 我々の研究は,カリキュラム開発,教師教育,スクールリーダーシップの交差点に接近するものだ。教師教育の見地からすれば,「学び続ける校長像」は当然視したいところである。

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